サブスク型ホームページ制作の費用相場を徹底解説

サブスク型ホームページ制作サービスを検討する際に、必ず確認したい項目が費用相場です。
『サブスク型ホームページ制作の費用相場と予算を照らし合わせたい』
『どのくらいの費用で、何を、どのくらいまでやってくれるの?』
『ホームページ制作を外注して後悔したくない』
今回の記事では、上記の疑問に答え、サブスク型ホームページ制作の費用相場と正しく検討するポイントを紹介します。
サブスク型ホームページ制作サービスを検討している企業担当者や個人事業主の方は、必見です。
※本記事の情報は、2025年7月11日時点のものです
サブスク型ホームページ制作とは
サブスクとは、「サブスクリプション(Subscription)」の略語で、継続購入や定期購読を意味します。
月額または年額の定額料金を支払うことで、商品やサービスを利用する権利を取得するサービスです。
この仕組みをホームページの制作・運用に応用したサービスが、サブスク型ホームページ制作です。
サブスク型ホームページ制作では、ホームページの制作・メンテナンス・運用に関するサービスを月額制で利用できます。
月額費用に含まれる主なサービスは、次のとおりです。
- ホームページの構築
- SSL(データ暗号技術)
- スマホ対応
- 保守・管理(定期的なメンテナンス)
- 開設前後の相談やトラブル対応
- 内部SEO対策(タイトル・ディスクリプション・タグの設置など)
ホームページ制作会社によって、月額費用とサービス内容は異なります。
そのため、サブスク型ホームページ制作の費用相場を確認する際は、サービスの中身にも注目しなくてはいけません。
買い切り型ホームページ制作との違い
買い切り型ホームページ制作とは、制作費用を一括して支払う方式です。
サブスク型のように月額費用は発生しませんが、ホームページ納品後の保守管理や運用は基本的に自社で行います。
ホームページ制作のサブスク型と買い切り型の違いを、以下の表にまとめました。
項目 | サブスク型 | 買い切り型 |
---|---|---|
初期費用 | 低め | 高め |
支払い方式 | 月払いまたは年払い | 一括払い ※分割払いやリボ払いができる場合あり |
ホームページの所有権 | 制作会社 | 自社 |
契約期間 | 月単位または年単位 | ホームページが納品されるまで |
サポート体制 | 運用・更新・保守管理にサポートあり | 契約終了後のサポートはなし、または有料 |
サブスク型ホームページ制作が向いている人
サブスク型ホームページ制作サービスの利用が向いている人は、以下のとおりです。
- 初期費用を抑えたい中小企業・個人事業主
- Web関連が苦手なフリーランス
- すぐにホームページを開設したい事業主
初期費用を抑えたい中小企業・個人事業主
サブスク型ホームページ制作の大きなメリットは、初期費用を抑えられる点です。
買い切り型のホームページ制作では、初期費用に数十万円かかります。
機能やデザインを充実させると、100万円を超えるケースも珍しくありません。
一方、サブスク型の初期費用は無料から3万円ほどが相場です。
起業したばかりで資金力に不安のある個人事業主、予算の関係で初期費用を抑えたい中小企業にとって、サブスク型ホームページ制作は導入しやすい選択肢といえます。
Web関連が苦手なフリーランス
Web関連の知識や制作技術に自信のないフリーランスがホームページを持ちたいときは、サブスク型ホームページ制作がおすすめです。
たとえば、フリーランスのライターやデザイナーなら、自身の経歴や実績などを掲載した「名刺代わりのホームページ」がビジネスに役立つでしょう。
こうしたホームページは、自身のブランディングや新規取引先との関係づくりに効果的です。
サブスク型ホームページ制作では、ホームページの開設だけでなく、継続的なメンテナンスも任せられます。
業務多忙なフリーランスも安心して自身の業務に集中できるのです。
すぐにホームページを開設したい事業主
サブスク型ホームページ制作は、すぐにホームページが必要な事業主にも向いています。
具体的には、『新規開業を控えているのに、顧客に発信する媒体がない』『キャンペーン用のホームページをすぐに開設したい』といったケースです。
期限が決まっているプロジェクトでは、ホームページのデザインや機能よりも、情報を伝える媒体の準備が最優先事項でしょう。
サブスク型ホームページ制作では、ある程度ホームページの外観や機能が決まっているため、数日から1週間以内の短期間でホームページを制作できるのです。
期間限定のキャンペーンサイト、新商品・サービスの申し込みにつなげるためのLP(ランディングページ)をすぐに開設したいときは、サブスク型ホームページ制作が向いています。
サブスク型ホームページ制作の費用相場
サブスク型ホームページ制作の費用相場を、以下の項目に分けて紹介します。
- 制作ページ数
- 更新・修正対応
- デザイン
- ホームページの外枠のみ
今回は、当サイト「ビズサイ」を含む35以上のサブスク型ホームページ制作サービスから費用相場を出しました。
詳しく解説するので、費用の参考にしてください。
制作ページ数(トップページと下層ページの合計数)
トップページは、ホームページの入り口で最上位に位置するページです。
下層ページは、トップページの下の階層に設置されたページです。
ホームページは、基本的にトップページと下層ページで構成されています。
サブスク型ホームページ制作では、プランによって制作するページ数の上限が決まっています。
1~2ページ(商品・サービス紹介のLPなど)
ページ数が1~2ページのプランの費用相場は、月額5,000円~1万2,000円です。
月額3,000円台のサブスク型ホームページ制作サービスもありますが、その場合は数万円の初期費用が発生します。
月額費用が抑えられている場合、サーバーの管理費やドメインの年間費といった追加費用がかかることも多いです。
一般的に、月額費用が相場より大きく安いと初期費用や追加費用が発生する傾向にあります。
4~6ページ(小規模のコーポレートサイトなど)
ページ数が4~6ページのプランの費用相場は、月額9,000円~1万6,000円です。
4~6ページは、名刺代わりの小規模なコーポレートサイトに利用されることが多いです。
ホームページに搭載する機能は増える傾向にあり、その分の費用が相場に幅を生んでいます。
また、制作のページ数が増加する分、月額費用は1~2ページよりも高額です。
費用相場の価格帯が上位のプランを見ると、テンプレートではなくオリジナルデザインが標準装備されていたり、毎月利用できる「更新・修正回数」が増えたりしています。
4~6ページのプランを検討するときは、サービス内容やサポートの違いを確認することが、自社に合ったサブスク型ホームページ制作を見極める近道です。
7ページ以上(採用サイトやコーポレートサイトなど)
ページ数が7ページ以上のプランの費用相場は、月額1万2,000円~3万円です。
7ページ以上は、主に採用サイトやコーポレートサイトなどの情報量が多いホームページに活用されます。
月額費用には、回数を限定したコンサルティングやアクセス解析など含まれている場合があり、サポート内容に注力している制作サービスが多い印象です。
また、サブスク型ホームページ制作によっては、オプションでページの追加ができるところがあります。
ビズサイの一部プランでは、オプションでページの追加ができます。
7ページ以上のプランを検討するときは、サポートの中身にも目を向けてみましょう。
更新・修正対応あり
多くのサブスク型ホームページ制作では、ページの更新・修正対応の費用を月額費用に含めています。
更新・修正対応に別途料金が発生するケースは少ないでしょう。
ただし、一般的に更新・修正対応には「月3回まで」「1回の作業に30分以内」といった条件があります。
更新・修正対応を頻回に依頼すると、追加費用が発生する可能性があるので注意してください。
なお、更新対応はホームページ運営に必要なシステムを適時更新する作業です。
WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)では、定期的なバージョンアップがあるため、ホームページ運営でも更新作業が必要となります。
一方、修正対応はホームページに最新情報を掲載するための作業です。
具体的な作業例は以下のとおりです。
- テキストの差し替え(営業時間や商品説明の変更、スタッフの紹介文の追加など)
- 画像の差し替え(商品・スタッフ・店内の写真など)
- その他、軽微な修正
更新・修正対応をホームページ制作会社に任せることで、ホームページ運営における自社の負担は軽減されます。
費用相場と一緒に更新・修正対応の回数には注意しましょう。
デザイン(テンプレート・オリジナルデザイン)
サブスク型ホームページ制作では、テンプレートを使ったデザインと一から作成するオリジナルデザインのどちらかが提供されています。
オリジナルデザインで制作されたサブスク型ホームページの費用相場は、月額1万円前後です。
テンプレートを活用したサブスク型ホームページ制作の費用相場は、オリジナルデザインよりも3,000円ほど下がる傾向にあります。
なお、ホームページデザインで利用されることの多い項目と費用相場は下表のとおりです。
項目 | 費用相場 |
---|---|
画像加工 | 1,000円/1点 |
ロゴ制作 | マークなし:1万5,000円 マークあり:3万円 |
バナー制作 | 3,000円/1枚 |
ホームページの外枠のみ
ホームページの外枠のみを制作するサブスク型ホームページ制作の費用相場は、3,000円前後です。
ホームページの外枠のみとは、ドメインやサーバーの設定、WordPressの初期設定といったホームページの開設に必要最低限な部分だけを指します。
ホームページの保守管理や運用は、依頼主側が対応してなくていけません。
たとえば、あるホームページ制作会社では月額費用3,000円以下でホームページの外枠を制作していますが、セキュリティ対策やサーバー管理代などは月額費用に含まれていません。
そのため、月額費用とは別に毎月3,000円ほどのランニングコストが発生するようです。
ホームページの外枠のみを依頼すると、月額費用のほかに定期的なランニングコストが発生する傾向があります。
また、以下のような項目も依頼主の対応業務です。
- ドメインの新規取得や更新費用の支払い
- 画像の準備
- 更新・修正
- スマホ対応
- メールアドレスの取得
- コンテンツの制作
サブスク型ホームページ制作を正しく検討するポイント
サブスク型ホームページ制作の費用やサービス内容は、制作会社・プランによって異なります。
したがって、サブスク型ホームページ制作を正しく検討するためには「どのくらいの費用で、何を、どこまでやってくれるのか」を把握することが重要です。
以下の4つのポイントを把握して、自社に合ったサブスク型ホームページ制作を検討しましょう。
- 初期費用・月額費用の内訳
- 費用と中身のバランス
- ホームページの目的から適切なページ数と機能を把握する
- サポート体制を比較する
初期費用・月額費用の内訳
初期費用と月額費用は、ホームページ制作会社やプランによって大きく異なります。
自社に合ったサービスを見極めるために、それぞれの内訳を確認しましょう。
初期費用では、契約手数料や事務手数料、ホームページの制作費が含まれていることが多いです。
手数料の相場は5,000円前後で、制作費は数万円かかるケースもあります。
月額費用では、どのようなサービスや機能が含まれているかを知ると、自社に合ったサービスを見つけやすくなります。
たとえば、月額費用にホームページの更新作業が含まれているなら、価格表の更新や写真・画像の追加などを無料で対応してもらえるでしょう。
ホームページの目的と照らし合わせることが、サービスの選定をするうえで大切です。
そして、契約期間の縛りにも注目してみてください。
最低契約期間に満たないときに解約すると、違約金が発生する場合があります。
サブスク型ホームページ制作では、初期費用や月額費用を抑えている分、契約期間に縛りを設けているケースは少なくありません。
一方、ビズサイのように契約期間を設けずに、いつでも解約できるサブスク型ホームページ制作も存在します。
サブスク型ホームページ制作を選定する前に、「最低契約期間の有無」を忘れずに確認しましょう。
費用と内容のバランスに注意する
ホームページの費用とサービス内容のバランスに注意することで、サブスク型ホームページ制作の費用対効果を高められます。
仮に、ホームページからの集客を見込んでいる会社が、格安のサブスク型ホームページ制作を利用したとしましょう。
『月額費用は他社より安いが、SEOの外部対策やセキュリティを自分たちでやらなくてはいけなくなった』『かえって人手や時間を取られてコストがかさんでしまった』といったケースに陥る恐れがあるのです。
一方で、ホームページ制作を丸投げした会社は、コストはかかるものの、ホームページ運営を外部に任せた分、自身のコア事業に専念する余裕をもてます。
サブスク型ホームページ制作を検討する際は、月額費用の「安さ」だけでなく、サービス内容にも目を向けることが大切です。
ホームページの目的から適切なページ数・機能を把握する
サブスク型ホームページ制作では、さまざまなプランが用意されています。
複数あるプランの中から、自社に合ったものを選ぶには、適切なページ数・機能を把握することが重要です。
適切なページ数・機能は、ホームページの目的から導き出せます。
たとえば、名刺代わりでコーポレートサイトを開設する場合、一般的に以下の情報を掲載します。
- 会社概要
- 商品・サービスの紹介
- 代表あいさつ
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
上記の情報であれば、ページ数は4~5ページになります。
機能は、スマホ対応(レスポンシブデザイン)・セキュリティ対策・問い合わせフォームなどがあればよいでしょう。
このように、ホームページの目的から適切なページ数・機能の目星をつけられます。
ページ数・機能の目星がついたら、希望に沿ったプランを見つけやすくなります。
「高額な費用を支払ったのに、使わない機能が多い」という事態を防げるはずです。
適切なページ数や機能がわからない場合は、競合他社のホームページを参考するのも有効です。
サブスク型ホームページ制作の選定で成功させるために、適切なページ数・機能を見極めましょう。
サポート体制を比較する
サブスク型ホームページ制作を検討する際は、サポート体制を比較することも大切です。
たとえば、A社は電話とメールで不具合に即対応できるサポート体制を敷いており、営業時間中の電話応答率ほぼ100%と公式にアナウンスしています。
ホームページ運営に不安のある方なら、こうした手厚いサポート体制の制作会社を選ぶと安心です。
ほかにも、LINEによるサポートやオンラインチャットを効果的に使う制作会社も存在します。
サポート体制を検討するときのポイントは次のとおりです。
- 連絡の方法(メール・オンラインチャット・電話など)
- 対応範囲(月〇回まで、月に〇時間まで)
- トラブル発生時の対応の早さ(連絡してからどのくらいで対応してくれるか)
上記の項目を確認して、自社の希望に叶うサブスク型ホームページ制作を見つけましょう。
ビズサイのサブスク型ホームページ制作が選ばれる理由
株式会社アクセスジャパンがサービスを提供する「ビズサイ」は、予算やホームページの用途に合わせてお選びいただける4つのプランを提供しています。
プラン | 初期費用 | 月額費用 | ページ数 |
---|---|---|---|
シンプルプラン | 0円 | 4,980円 | 1ページ |
スタンダードプラン | 0円 | 7,980円 | 6ページ |
プレミアムプラン | 0円 | 9980円 | 7ページ |
ECプラン | 0円 | 1万2,980円 | 5ページ |
オプションを追加しない限り、初期費用は一切かかりません。
また、オプションのほとんどは1回払いなので、基本的に月額費用の金額は変わりません。
月額費用には、ドメイン代(JPドメインは除く)やサーバー代、SEOの内部対策とセキュリティ対策が含まれており、レスポンシブデザインにも対応しています。
さらに、テンプレートを使用しない一つひとつ手作りしたデザインで、お客様にオリジナリティあふれるホームページデザインを提供している点もビズサイの強みです。
『ホームページ制作が初めてで、何を載せたらよいのかわからない』『まずは相談したい』と思う方も多いでしょう。
安心してご利用いただけるように、ビズサイでは「電話・メール・LINE」の窓口からご相談を受けつけています。
少しでも興味のある方は、ビズサイで手掛けた制作実績をぜひご覧ください。
なお、ホームページの制作実績には、お客さまのご都合により掲載できていないものが多数あります。
お問い合わせフォームよりお申し出くださった方には、未掲載実績が掲載されたURLをお送りいたしますので、ぜひ興味のある方はご一報ください。
まとめ
サブスク型ホームページの費用相場と正しく検討するポイントを紹介しました。
サブスク型ホームページ制作は、「初期費用を抑えやすい」「運営中の保守や更新を代行してもらえる」「短期間でホームページを開設できる」といったメリットのあるサービスです。
初期費用を抑えたい中小企業や個人事業主、Web関連が苦手なフリーランス、すぐにホームページを開設したい事業主などは、サブスク型ホームページ制作のメリットを感じられるでしょう。
本記事を参考にして、自社に合ったサブスク型ホームページ制作の導入をご検討ください。
まずは無料でご相談ください。
お問い合わせ・ご相談や、公開後の修正依頼などに関しては、いずれかの方法にてお問い合わせください。
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※受付時間 9:00~17:30