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Amazonの商品名ルールを徹底解説!注意点・売れるキーワードの付け方を伝授

  
Amazon商品名ルールを徹底解説

『Amazonに商品の出品を考えているけど、商品名のルールが知りたい!』

Amazonでは、商品名のルールを守って出品することが非常に大事です。
もしAmazonのルールを守らずに出品すると、アカウントの停止になる恐れもあります。

今回はAmazonの商品名ルールについての基礎知識や注意点と共に、Amazonで売れるようなキーワードの付け方も伝授いたします。

※今回のコラム記事で掲載している情報は、記事公開時点(2022年9月16日)のものです
※日本のマーケットプレイス(amazon.co.jp)で商品販売するのを想定にしています

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Amazonの商品名に関する9つのルール

Amazonの商品名にはルールがいくつかありますが、以下の9つは覚えておきましょう。

  • 商品の正式名称を記載する
  • 文字数を遵守する
  • 半角ルールを遵守する
  • 分量・日数情報を記載する
  • 購入の申込み期間を記載する
  • 商品と関連のない情報を含めない
  • 商品と関係のない文字は含めない
  • 仕入れルート・状態のわかるワードを記載する
  • まとめ売りを区別するワードを記載する

商品の正式名称を記載する

Amazonでは、商品の正式名称を記載することが義務付けられています。

商品の正式名称とは、ブランド名やメーカー名はもちろんですが、略称ではなくフルネームで品番やバージョン名の情報を正確に盛り込まなければなりません。

たとえば「iPhone 13」など、バージョン名自体が商品名になっているアイテムの場合は「iPhone」ではなく「iPhone 13」と商品がはっきり識別できるように記載しましょう。

文字数を遵守する

商品名を設定するときには、Amazonが指定した文字数を遵守しましょう。

Amazonでは、商品名の文字数がスペースを含めて全角50文字以内にするよう述べています。
ファッション(小物)、靴・バッグ、時計、ジュエリーなどのカテゴリーに関しては、スペースを含めて文字数が全角65文字以内です。

一部のカテゴリーを除き、商品名の文字数がスペースを含めて全角50文字以内にするように調整する必要があります。

半角ルールを遵守する

Amazonで商品名を決めるときには、半角ルールもきちんと押さえておきましょう。

多くのECプラットフォームで認められている半角カタカナですが、Amazonでは使えません
他モールと同時で運営をしている方は、注意が必要です。

また、Amazonでは数字の入力についても「1」「2」などのアラビア文字のみに限定されています。
漢数字の使用は禁止されているので、数字を入力するときは規約違反をしないように気を付けましょう。

さらに、アルファベットとハイフンは半角で入力するように、Amazonがルールに定めています。

ほかにも、商品名にスペースを含めるときには半角で入力するようにしましょう。
たとえば「メーカー名 商品名 500ml×24本セット」など、項目ごとにキーワードを商品名に入力するときには半角のスペースを使用しましょう。

分量・日数情報を記載する

Amazonの商品名には、分量や日数情報もかならず記載しなければなりません。

分量とは「商品名 ○○ml」「商品名 ○○g」など、商品の内容量がわかる表示のことです。

日数情報は、通常の商品ではほぼ記載することはありません。
Amazonで商品名に日数情報を記載する商品を挙げると、特典で無料体験が付いた商品です。

たとえば、30日間の無料体験が付いた販売管理ソフトを出品するなら「30日間の無料体験付」と無料体験できる日数情報を商品名に記載しておきましょう。

購入の申込み期間を記載する

Amazonで期間限定の商品を販売する場合は、商品名に購入の申込み期間を記載する必要があります。

たとえば、電子書籍の無料販売を行いたい場合は「商品名 【期間限定無料】」など、期間限定の販売であること、無料であることの両方を商品名に明記します。

購入の申込み期間の日程が決まっている商品の場合は「期間限定価格 ○/○~○/○」など、期間限定である旨と共に、購入期間の具体的な日数や日付を商品名に明記しましょう。

いずれも「期間限定販売」を示すキーワードは、商品名の一番前に入力するとよいでしょう。

商品と関連のない情報を含めない

Amazonの商品名では、商品と関連のない情報を含めることもNGとされています。

EC販売において、商品名と関連のないキーワードのよくある事例としては「セール」「激安」「送料無料」「%オフ」「即納」など、価格の安さやお得感、納期についての情報です。

ほかにも「春」「初夏」「サマー」といった季節・シーズンの名称も、商品と直接関連のないキーワードに含まれてしまいます。

Amazonで商品を登録するときには、商品名に関連する用語を意識して列挙するようにしましょう。

商品と関係のない文字は含めない

Amazonでは、商品名に商品と関係のない文字を含めることを禁止しています。

商品名と関係ない文字は、主に「!」「☆」などの記号や特殊文字、機種依存文字のことです。

ほかのECモールでは、商品名に記号や特殊文字、機種依存文字を使っても認められるケースがありますが、Amazonでは一切使用を認めていません。

ただし、商品名やブランド名自体に「!」「☆」などの記号や特殊文字、機種依存文字が含まれる場合は商品名に入力しても OK です。

Amazonで商品と関係のない文字を商品名に含めると、検索エンジンに正しく表示されない恐れがあります。
そのため、記号や特殊文字、機種依存文字の入力には注意しましょう。

仕入れルート・状態のわかるワードを記載する

Amazonで出品する商品の種別によっては、仕入れルートや商品の状態がわかるワードを記載することも必須です。

出品商品の調達先が正規販売店、あるいは正規メーカーであれば特別な記載は不要です。
ただし、上記以外の方法で調達した商品については、何らかのプラス情報を商品名に明記しなければなりません。

たとえば、商品名に「アウトレット品」「バルク品」「並行輸入品」などのキーワードを含めれば、商品の調達先や状態がわかるはずです。

Amazonでは、ブランド名のないノーブランドの商品を出品する場合であっても「ノーブランド品」と商品名の前に記載する必要があります。

Amazonで商品名を決めるときには、事前に仕入れルートや商品の状態を調達先に確認しておきましょう。

まとめ売りを区別するワードを記載する

Amazon でまとめ売りを行う場合は、商品名にまとめ売りを区別するワードを記載する必要があります。

たとえば「3枚セット」「20種類入り」など、販売する商品の中身や点数などを数字で明確に示さなければなりません。

EC販売では定番になっている福袋も、まとめ売りでもっとも使うキーワードの一つです。

Amazonでまとめ売りを行う場合、実際の商品と商品名の内容が異なっていると出品停止になる恐れもありますので、出品時にはくれぐれも注意しましょう。

Amazonで商品名を付ける際の注意点

Amazonで商品名を付ける際には、以下の6点に注意しましょう。

  • 商品登録後の商品名変更は原則不可能
  • 適切な文字数にする
  • 使用禁止のキーワードを使わない
  • 主観的・抽象的なキーワードを含めない
  • 類似商品名での複数出品は避ける
  • ブランド名・メーカー名は先頭に入れる

商品登録後の商品名変更は原則不可能

Amazonの商品名でもっとも気をつけるべきなのは、商品登録後に商品名の変更が原則不可能である点です。

従来のAmazonでは商品名の変更が簡単にできましたが、現在では商品名の変更が簡単にできません。

そのため、Amazonでは商品名の変更ができない前提で名称を選ぶ必要があります。

たとえば、商品名に「Mサイズ・Lサイズから選べる」というキーワードを盛り込んだとすると、将来的にLLサイズやSサイズを販売したくなったとき、商品名に悩む時期がやってくるはずです。

Amazonに出品登録した商品の名前をどうしても変更したい場合は、Amazonのテクニカルサポートに連絡して変更の依頼をしてもらう方法があります。
ただし、かならずしも出品者の要望をかなえてもらえる保証はありません。

仮にテクニカルサポートが商品名の変更に応じてくれたとしても『なぜ商品名を変更する必要があるのか?』といった理由を明確に説明できる資料をそろえる必要があります。

あとで面倒なことにならないためにも、Amazonで商品名を設定するときには慎重に行いましょう。

適切な文字数にする

Amazonで商品名を入力するときには、適切な文字数を設定しましょう。

前述しましたが、Amazonでは一部のカテゴリーを除き、商品名の文字数を「スペースも含めて全角50字以内」にすることを述べています。

ちなみに、文字数のカウントは全角が2文字分、半角は1文字分です。
全角50文字以内の範囲内で、商品名を考えましょう。

使用禁止のキーワードを使わない

Amazonでは、商品名に使用禁止のキーワードを使わないことも注意が必要です。

Amazonで使用禁止されているキーワードは、多岐に渡ります。
なかでも初心者が注意すべきキーワードは、薬事法に抵触するもの、誰が見ても不快に感じるものです。

たとえば、健康食品で「-30kg減」「即効性あり」など、効果を明確に断定するような表現を控える必要があります。
「がん」などの具体的な病名の使用も避けなければなりません。

誰もが見て不快に感じるキーワードとは「レイプ」「強姦」「輪姦」「虐待」「残虐」「獣姦」「ドラッグ」など、犯罪行為に抵触する関連のキーワードと考えれば理解が早くなります。

Amazonでガイドライン違反にならないためにも、商品名に上記のようなキーワードの使用は絶対に避けましょう。

主観的・抽象的なキーワードを含めない

Amazonで商品名を決めるときには、主観的・抽象的なキーワードを含めないことも肝心です。

Amazonでは、商品と関連のないキーワードを商品名に含めることを禁止にしています。
くわえて、EC業界では当たり前になっている一般的なキーワードも、AmazonではNGになる場合が多くあります。

たとえば「人気」「効果的」「かわいい」「おしゃれ」などのキーワードは、他モールでは当然のように用いられますが、Amazonではほぼ使うことができません。

また「安い」「ふわふわ」など、価格のお得さをアピールするような表現や擬音表現なども、AmazonではNG とされています。

Amazonで商品の登録前には、考案したキーワードが主観的、または抽象的な表現になっていないかを今一度よく確認しましょう。

類似商品名での複数出品は避ける

類似した商品名を、Amazonに複数出品するのは極力避けましょう。

Amazonで同じ出品者が同じ商品を複数出品すると、二重出品と扱われる可能性があります。
二重出品はAmazonで厳格に取り締まっており、場合によっては類似商品も同じ商品にみなされることがあります。

もちろん、元の商品とキーワードが一つでも違えば別商品にはなりますが、類似商品の出品はAmazonの検索エンジンに、混乱を与える可能性もゼロではありません。

トラブルを回避するためにも、Amazonで類似の商品名を複数出品するのはできるだけ避けるようにしましょう。

ブランド名・メーカー名は先頭に入れる

Amazonでは、ブランド名やメーカー名をかならず商品名の先頭に入れておく必要があります。

Amazonの出品初心者の中には、他モールの感覚でブランド名やメーカー名を商品名の真ん中や最後にもってくる方も少なくありません。

しかし、Amazonの検索エンジンでは、ブランド名やメーカー名は先頭に入れなければ検索に引っかかりにくい仕組みになっています。

Amazonの検索エンジンで自社の商品を正常に表示させるには、ブランド名やメーカー名を先頭に列挙するようにしましょう。

Amazonで売れる商品名を付けるコツ

Amazonのルールを守った範囲内で、売れる商品名の付け方を6つ紹介していきます。

  • 商品名の特徴を具体化する
  • キーワード選定をする
  • ニッチキーワードを入れる
  • キーワードは最大5~6個までに絞る
  • スマートフォン表示を重視する
  • 季節・用途需要のキーワードを織り交ぜる

商品の特徴を具体化する

売れる商品名の付け方でもっとも重要なのは、商品の特徴をなるべく具体化することです。

たとえば、本革バッグを出品するなら「本革バッグ」という商品名になります。
同じ本皮でも「本革100%」など、素材に使用される革の割合も記載すると、より高価な商品である印象につながります。

バッグの形状を表すキーワードも「ハンドバッグ」「ショルダーバッグ」というキーワードと共に、ハンドとショルダーの両方で使える商品なら「2 wayバッグ」とすれば、商品のイメージが具体的に伝わりやすくなるはずです。

Amazonで商品名を付けるときには、商品の特徴をなるべく細かく細分化して価値が一層上がるようなキーワードを考案しましょう。

キーワード選定をする

商品名を決めるときには、キーワードの選定をしておきましょう。

ここでいうキーワード選定とは、Amazon内の検索結果で上位表示を目指す検索キーワードのことを指します。

自社で出品した商品がAmazon内の検索結果で上位表示できれば、売上アップにつながります。

商品名はAmazonの検索エンジンが順位を決定する要素の一つに含まれているので、キーワード選定は行っておきたい施策です。

キーワード選定は、出品する商品とキーワードの関連性が高いものから厳選しましょう。

ニッチキーワードを入れる

Amazonで売れる商品名を付けるには、ニッチキーワードを盛り込むことも忘れてはなりません。

ニッチキーワードとは、検索エンジンで競合の少ないキーワードのことです。

国内のECモールで上位の売り上げを誇るAmazon では、膨大な数の商品が出品されており、競合の多いキーワードで上位表示だけを狙うのは至難の技と言わざるを得ません。

そのため、商品名にニッチキーワードなどの競合が少ないキーワードを含めれば、検索から商品ページへの流入が期待できます。

特に競合が少ないニッチキーワードで商品ページに流入してくるユーザーは、見込み客の可能性が高いです。
商品名にニッチキーワードを積極的に盛り込むことで、購買率アップの期待ができます。

競合の少ないニッチキーワードを探すには、ツールを活用するとよいでしょう。

ラッコキーワード」や「アマゾンサジェスト キーワード一括DLツール」などのツールでは、Amazonのサジェストキーワードを調べられます。

一般的に単語数が多いキーワードほど、競合の少ないニッチキーワードです。

キーワードは最大5~6個までに絞る

商品名で使用するキーワードの数は、最大5~6個までに絞ることがベストです。

インターネット上で目にするAmazonのことを解説した記事では、キーワード数を3~4個に絞るべきという説も散見されています。
しかし、キーワード数の少なさは、検索に引っかかる確率を下げてしまう可能性もあります。

前述ように、Amazonが推奨している商品名の文字数は全角50文字以内です。
50文字以内で検索エンジン(Amazon)やユーザーを考慮して、かつ長すぎない程度で5~6個程度のキーワードに絞りましょう。

スマートフォン表示を重視する

Amazonで売れる商品名にするには、スマートフォン表示を重視することも肝心です。

スマートフォンやパソコンでも、Amazon内の検索結果で商品名のすべてが表示されるとは限りません。
商品名が長すぎると、後半の文字は省略される恐れがあります。
特にパソコンよりスマートフォンのほうが、商品名の表示できる文字数が限られます。

そのため、重要なキーワードほど商品名の前半に配置することが大事です。

現在はスマートフォンでAmazonを利用するユーザーも多いので、スマートフォン表示を想定にした商品名にしましょう。

季節・用途などのキーワードを織り交ぜる

Amazonで売れる商品名を考案するには、季節や用途に関するキーワードを適度に織り交ぜることも肝心です。

季節に関するキーワードとは「バレンタインデー」「ハロウィン」など、季節のイベントに関連する用語を意味します。

用途に関するキーワードとは「葬儀」「結婚式」など、商品が具体的にどういったシーンで使われるのかが一目でわかるキーワードのことです。

商品名に季節・用途に関するキーワードを含めるときには、Amazonで禁止されている商品と関係のないキーワードになっていないか注意しましょう。

まとめ

今回はAmazonの商品名について、基礎知識や注意点などをお話させていただきました。

まとめますと、Amazonの商品名に関する主なルールは以下の9つです。

  • 商品の正式名称を記載する
  • 文字数を遵守する
  • 半角ルールを遵守する
  • 分量・日数情報を記載する
  • 購入の申込み期間を記載する
  • 商品と関連のない情報を含めない
  • 商品と関係のない文字は含めない
  • 仕入れルート・状態のわかるワードを記載する
  • まとめ売りを区別するワードを記載する

Amazonの商品名を付ける際の注意点は、以下の6つです。

  • 商品登録後の商品名変更は原則不可能
  • 適切な文字数にする
  • 使用禁止のキーワードを使わない
  • 主観的・抽象的なキーワードを含めない
  • 類似商品名での複数出品は避ける
  • ブランド名・メーカー名は先頭に入れる

上記を踏まえ、Amazonで売れる商品名を付けるコツは、以下の6つです。

  • 商品名の特徴を具体化する
  • キーワード選定をする
  • ニッチキーワードを入れる
  • キーワードは最大5~6個までに絞る
  • スマートフォン表示を重視する
  • 季節・用途需要のキーワードを織り交ぜる

Amazonの商品名に関するルールは、ほかのECモールと事情が異なる点が多いです。
最初は混乱することも多いですが、慣れてしまえば特に難しいわけではありません。

一方、Amazonではルールを守らない商品名があると、出品停止やアカウント停止など厳格な措置を取られてしまう恐れがあります。
商品名を設定するときには、くれぐれも慎重に行いましょう。

ポイント!

Amazonで商品名を設定するときには、事前に以下Amazonの公式サイトをご覧ください。

Merchants@amazon.co.jp 商品登録ルール

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