工務店におすすめの集客方法11選!Webからオフラインまで紹介

人口減少や少子高齢化などが原因で、工務店は以前よりも集客が難しくなっており、どのように対策すればよいか悩んでいる経営者や集客担当者も多くいます。
『工務店におすすめの集客方法は何?』
『ホームページなどWebからできる集客方法を知りたい』
今回の記事では、上記の悩みに応えて、工務店に適した集客方法を詳しく解説します。
本記事を読めば、自社に適した集客方法や集客のコツについて理解できるようになります。
集客について理解を深めることで、実際の来店や問い合わせへとつなげましょう。
※2026年1月9日:記事の情報を更新しました
工務店におすすめのWeb集客方法
工務店におすすめのWeb集客方法は、次のとおりです。
- ホームページを作る
- ホームページ・ブログでSEO対策をする
- MEO対策をする
- SNSを運用する
- YouTubeに動画を出す
- リスティング広告を始める
- ポータルサイトに登録する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ホームページを作る
自社ホームページがない場合は、作りましょう。
ホームページは、SNSや広告などで自社の工務店を知り、興味をもった人に対し、さまざまな情報を提供する役割があります。
近年は、Web上で情報収集するのが一般的です。
工務店を認知してもらえても、ホームページがないとどのような会社か判断できず、他社に流れるケースは少なくありません。
ホームページで多くの情報を提供できれば会社への関心を高められるため、しっかりと作り込むのがおすすめです。
ホームページは提供できる情報に制限がないため、自社の強みやコンセプト、事例、料金などについて知ってもらい、問い合わせや来店につなげましょう。
工務店では、どういった家を作ってもらえるかが重要となるため、施工事例のページを設けて多くの事例を詳しく紹介するのがおすすめです。
また、関心の高まった閲覧者を問い合わせや来店につなげるため、常に画面端に問い合わせ・予約ボタンを表示させるといった、スムーズな導線設計を行いましょう。
ビズサイでは、月額5,478円(税込)からオリジナルデザインのホームページを制作しています。
サブスク型の制作サービスのため、初期費用を安く抑えることができ、保守管理や更新代行などの手厚いサポートをしています。
ホームページ・ブログでSEO対策をする
ホームページやブログでSEO対策をすることで、Googleといった検索エンジンから集客させることも可能です。
SEOは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」の略です。 特定のキーワードが検索されたさい、自社のWebページを検索結果の上位に表示するための施策を指します。
たとえば、キーワード「家 建築 注意点」を狙って建築ポイントについて書いた記事が検索で上位表示されてユーザーにクリックしてもらえれば、集客につなげられます。
住宅の建築を検討している見込み顧客がホームページやブログに訪れれば、問い合わせや来店にもつなげやすくなるでしょう。
また、潜在顧客が検索しそうなキーワードに対しても、ホームページやブログで集客させて接点ができれば、将来見込み顧客になったときに選ばれる可能性があります。
ただし、SEOは短期的な集客効果が出る施策ではなく、継続的な取り組みをしなければなりません。
専門的な知識や運用体制の構築が必要のため、自社だけで手が回らない場合は代行会社への依頼なども検討しましょう。
MEO対策をする
MEOとは、「Map Engine Optimization:マップエンジン最適化」の略です。
「工務店」「地域名+工務店」など特定のキーワードが検索されたさい、Googleマップに自社のGoogleビジネスプロフィールを上位表示させるための施策です。
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに店舗情報を表示させる無料ツールで、店舗名・住所・営業時間に加えて利用者の口コミなども見られます。
キーワードに関連した地域のGoogleマップが表示されるため、上位にランクインできれば、工務店を探している顧客に対して自社を認知してもらえます。
自社のGoogleビジネスプロフィールの登録をしていない場合は対応して、すでに登録している場合は、情報を充実させましょう。
特に充実させたいのは口コミで、数が多く評価が高ければ上位に表示されやすい傾向にあります。
また、工務店を探しているユーザーも、口コミの星の数や内容を重視する方は多い傾向にあるため、問い合わせや来店につなげるためにも力を入れるのがおすすめです。
施工主や来店した方には口コミ投稿をお願いし、投稿された口コミに対してはどのような内容でも丁寧に返信しましょう。
これにより、コメントを見たユーザーは工務店に対して誠実な印象を抱きやすく、ネガティブな内容の投稿を抑制するのにも役立ちます。
SNSを運用する
Webの集客方法として、SNSを運用するのもよいでしょう。
SNSには、ユーザーの関心・興味のあるジャンルを分析して、関連したアカウントや投稿をおすすめとして表示してくれる機能があります。
そのため、住宅の建築を検討している方に自社のアカウントの投稿がおすすめ表示され、アカウントを認知してもらえる可能性があります。
工務店と相性が良いSNSは、画像・動画がメインのInstagramです。
たとえば、施工事例の写真やルームツアーの動画などを投稿し、将来こんな家に住みたいと思ってもらうのがおすすめです。
また、Instagramは2025年8月にリポスト機能が実装され、拡散力が高まっているため、投稿が人気になれば一気に認知度を高めることもできます。
トレンドトピックなどをチェックして投稿に盛り込み、『他の人にも知ってほしい』と思ってもらえるような投稿を行うのもよいでしょう。
YouTubeに動画を出す
動画に関しては、YouTubeを利用するのもおすすめです。
YouTubeは手軽に動画が投稿でき、利用者も多いため工務店を探している方にもおすすめ表示され、見てもらえる可能性が高くなります。
また、YouTube動画はホームページに組み込むこともできるため、ホームページの内容を充実させるのにも役立つでしょう。
よく投稿されるのは、ルームツアー動画や会社案内などの動画です。
会社案内は社長が顔出しして自社の魅力を語るだけでも、信頼性の向上につながります。
ただし、ルームツアーに関しては、競合も多く存在します。
そのため、自社のコンセプトを強く打ち出したものや、ほかにはない尖ったデザインのものを紹介するなど、ユーザーの興味を引きやすく、他社との差別化が図れるものをアピールしましょう。
リスティング広告を始める
Web広告、特にリスティング広告は集客方法の一つとして有効です。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで特定のキーワードが検索されたさいに、検索結果に表示される広告枠です。
狙ったキーワードの検索結果の上位に自社ホームページのリンクを表示できるため、より多くのユーザーからのクリック、つまり集客が期待できます。
SEOと同じく、住宅建築を考えている方や工務店を探している方にアプローチができるため、問い合わせや来店にもつなげやすくなります。
また、SEO対策は結果が出るようになるまで時間がかかりやすいのに対し、リスティング広告は短期間で上位表示できるため、すぐに成果を出しやすいのがメリットです。
ただし、オフラインの広告よりは安いものの、広告を出すのに一定以上の費用が必要で、広告運用にはある程度の知識が必要な点には注意しましょう。
運用が難しいようであれば、広告運用代行会社に依頼するのもおすすめです。
ポータルサイトに登録する
住宅情報の掲載に特化した、ポータルサイトに自社の情報を登録するのも集客方法の一つです。
ポータルサイトを訪れる方は物件や工務店を探しているため、自社に興味をもってもらえば、ホームページへの誘導や問い合わせ・来店につなげやすくなります。
また、知名度が高いポータルサイトは集客力があり、自社のことを知らない人に認知してもらいやすいのもメリットです。
一方、ポータルサイトによって掲載に費用がかかる点には注意が必要です。
くわえて、競合他社も掲載をしていると、埋もれやすくなるのもデメリットです。
そのため、ポータルサイトの掲載に予算があり、効率的に集客したい方におすすめの方法といえるでしょう。
工務店向けの主要なポータルサイトを以下にまとめました。
| ポータルサイト | 掲載料 |
|---|---|
| SUUMO | 要問合せ |
| ホームズ | 要問合せ |
| ハピすむ | 無料 |
| ハウジングカウンター | 無料 |
| HUGKUMI | 無料 |
掲載料が無料のポータルサイトでも、登録や成約などで手数料がかかる場合があるので、詳細は公式ホームページをご覧ください。
工務店におすすめのオフライン集客方法
工務店におすすめのオフライン集客方法は、次のとおりです。
- 看板の設置
- 地域イベントの開催・出展
- チラシ・DMの配布
- 紹介制度の導入
それぞれ詳しく見ていきましょう。
看板の設置
自社の認知度を高めるには、看板を設置するのがおすすめです。
古くからある定番の方法ですが、周辺を通る人の目を引くことができれば、多くの人に対して認知度を高められます。
設置場所としては、住宅展示場の近くや人通りの多い場所のほか、施工中の家に「建築幕」を張るのもよいでしょう。
ただし、看板はサイズや設置場所などによっても効果や費用が大きく異なるため、注意が必要です。
事前に設置場所や予算などを考えて、検討しましょう。
地域イベントの開催・出展
地域イベントに出店したり、イベントを開催したりするのもおすすめです。
モデルハウスが完成したタイミングで、イベントの出店や見学会の開催をすることで、対象となる地域に住む人を集客し、直接アプローチが行えます。
また、実際にモデルハウスを見てもらい、工法や木材など、アピールポイントや見込み顧客の気になる情報を提供できるのも魅力です。
ただし、モデルハウスを作るには、家を一棟建てるのと同等の費用がかかる点に注意が必要です。
モデルハウスの構築が難しいのであれば、ライフプラン相談や防災講座など、住宅に関連した無料相談などを行うのもよいでしょう。
イベントに参加してくれた方の連絡先を獲得できれば、個別の相談会や実際の見積もりなどにもつなげられます。
チラシ・DMの配布
周辺の地域に向けてアプローチしたい場合は、チラシやDMを作成し配布するのも有効です。
配布のエリアはもちろん、家族形態や家の築年数などを絞り込んで配布ができるため、高い効果が期待できるでしょう。
たとえば、世帯向けの賃貸住宅にポストすることで、戸建ての建設を考えている層にアプローチできます。
ただし、チラシやDMはデザインの作成も必要になるため、うまく自社の強みをアピールし、見た人の注意や興味を引きやすいものにする必要があります。
また、ホームページにつながるQRコードやLINE公式アカウントを記載するなど、チラシやDMから興味をもった人を、次のアクションに誘導する設計も重要です。
紹介制度の導入
施工した顧客から、知人や知り合いなどを紹介してもらう紹介制度の導入も効果的です。
家の購入は、一生に一度の大きな買い物です。
施工主は工務店を選ぶさいに信頼して任せられる会社か、こちらの希望通りの家を確かな技術で建ててくれるかといったことを気にします。
一方で、顧客の知人や知り合いから会社をおすすめされると、これらの不安感が事前に解消されるため信頼関係を構築しやすく、施工にもつなげやすくなります。
そのため、施行が完了したあとも定期的に連絡を取り、知人や知り合いが住宅建築を検討するタイミングになったさい、おすすめしてもらえるようコミュニケーションを取りましょう。
また、紹介する側・される側それぞれに商品券をプレゼントするなど、双方にメリットがあると、紹介を促すきっかけになります。
工務店が行うべき集客の手順
工務店の集客から成約・サポートまでの手順は、以下のとおりです。
- 工務店の認知度を高める
- 信頼関係を構築する
- 問い合わせから来店や成約につなげる
- アフターフォローを行う
それぞれ詳しく解説します。
1.工務店の認知度を高める
最初に、工務店自体の認知度を高める施策を行います。
ターゲットとなる顧客に自社を認知してもらえれば、業者選定における比較検討の候補に挙がりやすいためです。
認知度を高める手段としては、看板・リスティング広告・MEOなど、多くの人に見られる媒体を使って露出を増やすのがおすすめです。
オフライン広告の場合は、地域のフリペーパーなどに出稿するのもよいでしょう。
2.信頼関係を構築する
工務店の認知度を高めるための手段が決まったら、見込み顧客との信頼関係を構築します。
自社を認知している状態では、どのような会社なのか、本当に施工を任せて大丈夫なのか不信感をもっているため、これを払拭するための情報を提供しましょう。
具体的な方法としては、ブログ記事・SNS・YouTubeなどを使った住宅建築に関する有益な情報の提供や、ホームページでの施工事例紹介などが挙げられます。
有益な情報以外にも、社長・現場社員へのインタビューや社員紹介などを行い、どういった工務店か理解してもらうのもおすすめです。
これらの情報を通じて、安心できる企業であることや、施工主に選ばれている理由などをしっかりと伝えましょう。
3.問い合わせから来店や成約につなげる
信頼関係を構築したあとは、問い合わせなど具体的な行動へと誘導し、来店や成約までつなげていきます。
ホームページやSNSなど、各媒体に資料請求の問い合わせボタンやLINE公式アカウントの登録ボタンなどを設置して、見込み顧客とのつながりを作ります。
問い合わせフォームに関しては、なるべく項目を少なくすることで、途中離脱を防ぐのも重要です。
入手した連絡先に対しては定期的に連絡を行い、モデルハウスの見学会や無料相談会の案内を送ります。
見学会の参加特典など、来ることにメリットをつけるのも参加率を高めるのにおすすめです。
来場・来店したユーザーに対しては、営業担当者と連携して、これまで入手した情報をうまく活用してアプローチし、成約につなげましょう。
4.アフターフォローを行う
工務店は成約で終了ではなく、アフターフォローでリフォームや追加注文につなげて売上げの向上を狙いましょう。
たとえば、設計を行うさいコンセントを追加したり、床暖房を設置したりと、ライフスタイルや家族構成に合わせて提案をすることで売上げをアップさせます。
また、施工の完了後は定期的な連絡や訪問を行うのもおすすめです。
暮らしてみて気になる部分や、経年劣化している箇所などのヒアリングができれば、追加の注文やリフォームの依頼にもつなげられます。
継続して信頼関係を継続できれば、新たな顧客の紹介も期待できるでしょう。
工務店が集客を成功させるためのコツ
工務店が集客を成功させるためのコツは、次のとおりです。
- 自社のターゲット層を明確化する
- 自社の強みを洗い出しアピールする
- PDCAサイクルを回して改善を続ける
- Webとオフラインを融合させる
それぞれ詳しく解説します。
自社のターゲット層を明確化する
自社のターゲット層を明確化するのは、集客を成功させるうえで重要です。
ターゲット層が曖昧なままで、ばく然とアピールをしても効果は期待できません。
そのため、ターゲットを絞り込み、その層に向けてどういった文言や画像、動画が刺さりやすいか考えて広告やコンテンツを制作するのがおすすめです。
ターゲットを絞り込むさいには、自社の一般的な顧客をイメージして、次のような情報を細かく設定しましょう。
- 年齢
- 性別
- 居住地域
- 職業
- 年収
- 子どもの有無
- 趣味
- 休日の過ごし方
- etc…
たとえば、年収は低めで都内に家を買いたい夫婦をターゲット層と設定する場合、「スペースを最大限いかした狭小住宅」などがニーズとして考えられます。
このように、具体的に顧客像をイメージすることで、何を求めているかがわかり、効果的なマーケティングの施策や内容も考えやすくなるでしょう。
自社の強みを洗い出しアピールする
自社にどのような強みがあるかを洗い出すことも重要です。
工務店にも競合が多く存在しており、見込み顧客は比較したうえで依頼先の検討をします。
さまざまな工務店の情報を見ている方にとっては、価格の安さや造りの頑丈さなどの情報は印象に残りにくいため、強く印象に残る強みをアピールする必要があります。
競合他社の情報をしっかりと調査したうえで、自社は何が優れているか、どういったコンセプトや魅力があるかを洗い出しましょう。
たとえば、次のように強みを打ち出すことで、好みやニーズの合致するユーザーに刺さりやすくなります。
- 木を多用した自然と一体になれる家づくり
- 狭小住宅が専門の工務店
- 田舎のリノベーション物件の実績が豊富
PDCAサイクルを回して改善を続ける
集客を実践して終了ではなく、そこからPDCAサイクルを回して改善を続けましょう。
PDCAは、次の単語の頭文字を取った言葉です。
| 概要 | |
|---|---|
| Plan(計画) | 集客施策の計画を立てる |
| Do(実行) | 計画どおりに実行する |
| Check(評価) | 集客施策の成果を数字で測定し、費用対効果を出す |
| Action(改善) | 改善すべき部分を確認し、改良した計画を立てる |
PDCAサイクルを回し、継続的に施策の悪い部分を改良することで、マーケティングはより高い効果を発揮できるでしょう。
Webとオフラインを融合させる
集客施策はWebとオフラインをそれぞれ行うのではなく、各方法を組み合わせるのがおすすめです。
集客方法によってメリット・デメリットがあるため、集客方法を組み合わせて弱みを補い合うことで、問い合わせや来店につなげやすくなります。
たとえば、ホームページ単体では自社を知る人以外に見てもらうのが難しい一方、工務店の詳細な情報が掲載できます。
看板は工務店を知らない方にも見てもらい、認知度を高めることは可能ですが、スペースが限られているため、詳細な情報はほぼ掲載できません。
そのため、看板にホームページのリンクが書かれたQRコードを掲載し、工務店を認知した人をホームページへと誘導することで、より詳細な情報を提供して信頼関係を構築できます。
それぞれの強みをいかして次のアクションへと誘導できる設計にすることで、高い集客効果が期待できるのです。
まとめ
工務店におすすめの集客方法を解説しました。
今回紹介した集客方法は、次のとおりです。
| Web集客 |
|
|---|---|
| オフライン集客 |
|
工務店の集客から成約・サポートまでの手順は、次のとおりです。
- 工務店の認知度を高める
- 信頼関係を構築する
- 問い合わせから来店や成約につなげる
- アフターフォローを行う
工務店の集客を成功させるコツは、次のとおりです。
- 自社のターゲット層を明確化する
- 自社の強みを洗い出しアピールする
- PDCAサイクルを回して改善を続ける
- Webとオフラインを融合させる
本記事を参考にして、自社に最適な集客方法を見つけ、問い合わせや来店数を増やしましょう。
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