ホームページのドメインとは?基礎知識から取得料金・方法まで解説

ドメインはホームページの住所を示すものであり、メールアドレスの作成にも必要なものです。
『ホームページのドメインとは具体的に何か?』
『会社のホームページにはどのようなドメインが適しているか?』
『ドメインを取得する方法は?』
今回の記事では、上記の悩みに応えて、ドメインの基礎知識・費用・取得方法について詳しく解説します。
本記事を読めば、ドメインに対する理解を深められ、自社に合ったものを選ぶ判断材料が得られるでしょう。
※2026年3月24日:記事の情報を更新しました
ホームページ作成で重要なドメインとは
ドメインとは、ホームページの住所のようなものです。
たとえば、「https://www.webdeki.com」というURLであれば、「webdeki.com」の部分がドメインです。
パソコンの場合、ブラウザのアドレスバーに「webdeki.com」と入力してエンターキーを押すと、直接そのホームページへアクセスできます。
インターネットでホームページを公開するには、ドメインの取得が必要です。
ドメイン・ホームページ・サーバーの関係
ドメイン・ホームページ・サーバーの関係を家にたとえると、ホームページが家、ドメインが住所、サーバーが土地にあたります。
土地(サーバー)がなければ家(ホームページ)を構築することはできず、家があっても住所(ドメイン)がなければ、家にたどり着けません。
ホームページを公開・運用するための基盤として、サーバーとドメインを用意する必要があります。
ドメイン取得は早い者勝ち
ドメインの文字列(上記でいう「webdeki」の部分)は自由に決められますが、ドメインの取得は早い者勝ちのため注意が必要です。
ドメイン名は世界中で一つしか存在しないため、先に取得した人が優先されます。
そのため、人気の単語や短いドメイン名はすでに取得されており、利用できない場合が多くあります。
たとえば、業種や商品名をそのまま使ったシンプルなドメイン名は、すでに取得されているケースが多いです。
このため、ドメインを取得するさいは事前に希望の名前が使えるか確認し、利用できない場合は別の名前を考える必要があります。
また、第三者にドメインを取得されないよう、早めに入手しておくと安心です。
空いているドメインの確認や取得の方法は後述しています。
Eメールにも不可欠なドメイン
メールアドレスの@(アットマーク)以降の部分には、ドメインが使われています。
たとえば、「webdeki.com」というドメインを使って山田花子さんがメールアドレスを作成する場合は「hanako.yamada@webdeki.com」になります。
郵便物に住所と宛先の名前を書くように、ドメイン名とユーザー名を組み合わせることで、特定の相手へメールを届けられるイメージです。
GmailやYahoo!メールのようなフリーメールと異なり、独自ドメインのメールアドレスは社名やブランド名を含められるため、取引先への信頼性向上につながります。
ドメインの種類
ドメイン末尾の「.jp」「.com」といった部分は、以下のように分けられます。
- 分野別ドメイン
- 国・地域別ドメイン
各ドメインの意味を理解したうえで、自社に合ったものを選びましょう。
分野別ドメイン
| ドメインの種類 | 分野・用途 | 取得対象 |
|---|---|---|
| .com | 商業用 | 誰でも取得可 |
| .net | ネットワーク関連事業用 | 誰でも取得可 |
| .org | 非営利団体・組織用 | 誰でも取得可 |
| .info | 情報提供用 | 誰でも取得可 |
| .biz | ビジネス用 | 誰でも取得可 |
| .edu | 教育機関用 | アメリカ教育省公認の認定機関から認可された教育機関 |
| .gov | アメリカ政府機関用 | アメリカ政府機関および認定インディアン族 |
分野別ドメインには、世界中の誰でも取得できるもの、特定の業界向けのもの、一定の要件が必要なものなど、さまざまあります。
「.com」は、商業・ビジネス全般で広く普及しており、業種を問わず会社のホームページに適するドメインの一つです。
国・地域別ドメイン
国・地域ドメインとは、国や地域ごとに割り当てられたドメインです。
たとえば、以下のようなドメインが存在します。
| ドメインの種類 | 国・地域 |
|---|---|
| .jp | 日本 |
| .us | アメリカ |
| .uk | イギリス |
| .cn | 中国 |
国・地域ドメインの多くは、その国や地域に在住する人でなければ取得できないです。
たとえば、「.jp」は日本に住所を持つ個人・団体・組織でなければ取得できません。
例外として、「.io」「.co」など、居住地に関係なく誰でも取得できる国・地域別ドメインも存在します。
JPドメインの種類
JP(.jp)ドメインには、大きく分けて3つに分類できます。
| 説明 | 例 | |
|---|---|---|
| 汎用JPドメイン名 |
|
|
| 都道府県型JPドメイン名 |
|
|
| 属性型・地域型JPドメイン名 |
|
|
属性型・地域型JPドメイン名には取得条件があり、満たした組織だけが利用できます。
たとえば、「.co.jp」は法人登記を行っている企業、「.go.jp」は政府機関です。
独自ドメイン・サブドメイン・共有ドメイン
ドメインには前述した種類のほかに、「独自ドメイン」「サブドメイン」「共有ドメイン」という区分があります。
独自ドメインとは
独自ドメインとは、自分で自由に取得・所有できるドメイン名です。
「webdeki.com」でいう「webdeki」の文字列を自由に決めることができます。
独自ドメインは、社名・サービス名・ブランド名など、ホームページの内容に関連した文字列を使用するケースが多いです。
たとえば、アメリカのAmazonは「amazon.com」、ユニクロを運営するファーストリテイリングは「fastretailing.com」というドメイン名にしています。
独自ドメインは取得・維持に費用や手間がかかるものの、メールアドレスを作成でき、信頼性も高いのが特徴です。
サブドメインとは
サブドメインとは、一つの独自ドメインから派生されたドメインです。
独自ドメインを新たに取得しなくても、用途の異なるホームページをそれぞれ別のURLで運用できます。
たとえば、「example.com」というドメインでECサイトを運営する場合は「shop.example.com」、採用サイトを運営する場合は「recruit.example.com」など、メインドメインの前に文字列が配列されます。
独自ドメインを取得済みであれば、サブドメインは追加費用なしで利用でき、新たにドメインを取得する手間もかかりません。
一方、サブドメインが増えるほどホームページの設定やコンテンツを管理する手間がかかります。
共有ドメインとは
共有ドメインとは、サービス提供者が所有するドメインを、複数のユーザーが共同で使用する形式のドメインです。
主にブログサービスやホームページ作成サービスで提供されており、一部のレンタルサーバーでも利用できます。
たとえば、はてなブログの「〇〇.hatenablog.com」、Wixの「〇〇.wixsite.com」、さくらのレンタルサーバーの「〇〇.sakura.ne.jp」などが挙げられます。
無料プランでは、共有ドメインが提供されるケースが多いです。
共有ドメインの多くは、取得・更新の費用なしで利用できます。
一方、サービス提供者がドメインを管理しているため、サービスの終了や規約変更によってドメインが使えなくなる恐れがあります。
URLにサービス名が含まれるため、独自のブランドイメージが伝わりにくく、訪問者に対して信頼性や専門性をアピールしにくいです。
独自ドメインを使うメリット
独自ドメインを使うメリットを3つ紹介します。
- ブランディングや信頼性の向上
- カスタマイズ性の高さ
- サーバーの変更が手軽にできる
ブランディングや信頼性の向上
独自ドメインは社名やサービス名をそのままドメイン名に使えるため、URLやメールアドレスからブランドの存在を直接アピールできます。
特に「.co.jp」は取得に法人登記が必要なため、第三者に法人であることの信頼性を示す効果があります。
取引先や顧客からの信頼を得やすくなるため、メールのやり取りや商談といったビジネスをスムーズに進めやすくなるのが独自ドメインのメリットです。
カスタマイズ性の高さ
独自ドメインでは、ドメイン名の設定だけでなく、用途に応じたサブドメインの使い分けも自由に行えます。
たとえば、動画制作サービスは「video.webdeki.com」、ホームページ制作サービスは「homepage.webdeki.com」のようにサブドメインを設定します。
これにより、ユーザーがどのサービス・ジャンルのホームページなのかがわかりやすいです。
メールアドレスも同様に、受け取った相手がどのサービスからの連絡かをすぐに判断できるため、やり取りをスムーズに進めやすくなります。
サーバーの変更が手軽にできる
サーバーが古くなったり容量が不足したりすると、ホームページの表示速度の低下やセキュリティ上のリスクが生じるため、途中でサーバーを変更する必要が出てくることがあります。
しかし、サーバー提供の無料のサブドメインを使っていた場合、サーバーの変更に伴ってURLやメールアドレスも変わってしまい、取引先や顧客に混乱を招く恐れがあります。
また、URLが変わるとこれまで積み重ねてきたSEO評価が失われるリスクがあります。
一方で、独自ドメインの場合は、サーバーを変更してもドメインを変更する必要はありません。
URLやメールアドレスはそのまま維持されるため、サイト規模に合わせたスペック・プランのサーバーを選択して適切な設定をすればSEOへの悪影響はほとんどありません。
独自ドメイン取得・維持にかかる料金・費用
独自ドメインの取得・維持には、以下3つの費用が発生します。
- ドメイン新規取得の費用
- ドメイン更新の費用
- ドメイン移管の費用
それぞれ相場や特徴を詳しく見ていきましょう。
ドメイン新規取得の費用
新規取得の費用には契約期間分の利用料金が含まれており、選ぶドメインの種類によって金額が異なります。
各ドメインの費用相場は以下のとおりです。
| ドメインの種類 | 新規取得の費用相場(1年間) |
|---|---|
| .com | 数百円~1,800円程度 |
| .jp | 数百円~4,000円程度 |
| .co.jp | 4,000円~8,000円程度 |
| .net | 数百円~1,800円程度 |
※ドメイン取得サービスやドメインの種類によって費用に幅がある
「.jp」がつく日本のドメインは費用が高めで、なかでも法人登記が必要な「.co.jp」はさらに高額です。
また、希望する文字列によっても料金が異なります。
需要が高く覚えやすい単語や短い文字列のドメインは「プレミアムドメイン」と呼ばれ、相場より高額になる場合があります。
ドメイン更新の費用
ドメインの契約を維持・延長するためには、契約期間ごとに更新料金を支払う必要があります。
更新料金を期日までに支払わなければ、猶予期間を経てドメインが失効します。
ドメインを利用できなくなるのはもちろん、第三者にドメインを取得される可能性もあるため、払い忘れないよう注意しましょう。
基本的には各サービスにある自動更新機能を利用し、払い忘れを防ぐことをおすすめします。
ドメイン更新の費用相場は以下のとおりです。
| ドメインの種類 | 更新の費用相場(年間) |
|---|---|
| .com | 1,500円~3,000円程度 |
| .jp | 2,500円~7,000円程度 |
| .co.jp | 4,000円~1万円程度 |
| .net | 1,500円~3,000円程度 |
※ドメイン取得サービスやドメインの種類によって費用に幅がある
ドメイン移管の費用
ドメイン移管とは、所有するドメインの管理業者を別のところに変更することです。
移管先の管理業者に対して、移管費用を支払います。
バラバラにしていた複数のドメインを一元管理したい、より費用の安い管理業者に乗り換えたい、などのケースでドメイン移管が行われます。
移管時には契約期間が1年延長されるため、移管費用には原則として1年分の利用料金が含まれています。
ドメイン移管の費用相場は以下のとおりです。
| ドメインの種類 | 移管の費用相場 |
|---|---|
| .com | 1,000円~3,500円程度 |
| .jp | 2,000円~7,000円程度 |
| .co.jp | 4,000円~1万円程度 |
| .net | 1,000円~3,500円程度 |
※ドメイン取得サービスやドメインの種類によって費用に幅がある
独自ドメインの取得方法
独自ドメインを取得するさいは、以下の手順で進めましょう。
なお、手続きの詳細は利用するドメイン取得サービスによって異なるため、以下はあくまでも一般的な流れとしてご参照ください。
- ドメイン名を決める
- 空きドメインを検索する
- ドメインの料金を確認する
- ドメイン取得の手続きをする
- ドメインの設定を行う
ドメイン名を決める
ドメイン名は一度公開すると変更が難しいため、慎重に決めることが大切です。
顧客や取引先が覚えやすく入力しやすいよう、長すぎずシンプルでわかりやすい名前にするのがおすすめです。
ドメイン名に数字を多用すると覚えにくくなるため、使う場合は最小限に抑えましょう。
既存の企業名やブランド名と類似したドメイン名は、商標権の侵害として法的問題に発展する恐れがあるため避けましょう。
空きドメインを検索する
ドメイン名を決めたあとは、お名前.comやムームードメインといったドメイン取得サービスで空きを検索します。
すでに取得されている場合は、社名の略称や関連する単語を組み合わせて文字列を変えるか、「.com」「.jp」などドメインの種類を変えて取得ができるか確認してみましょう。
ドメインの料金を確認する
料金はドメイン取得サービスやドメインの種類によって異なるため、申し込み前に必ず確認しましょう。
ドメインの取得・維持には、取得費用と更新費用が必要です。
更新費用は継続してかかるため、長期的な予算を決めておくことをおすすめします。
ドメイン取得の手続きをする
ドメイン取得サービスの公式サイトからアカウントを作成し、必要事項を入力のうえ支払いをしてドメイン取得を行います。
具体的な手順はサービスによって異なるため、各サービスの公式マニュアルから確認してください。
ドメインの設定を行う
ドメインを取得しただけではホームページに紐づいていないため、ドメインとサーバーを連携する設定を行います。
ただし、ドメインとサーバーをセットで申し込んだ場合は設定が自動で行われるため、以下で説明するネームサーバーの設定作業は不要です。
ネームサーバーは、ドメインとサーバーを紐づける役割があり、インターネットでホームページへアクセスするのに不可欠です。
ドメイン取得サービスのアカウントにログインし、メニューからネームサーバーの設定へ移動して、利用するサーバーのネームサーバー情報を登録します。
また、レンタルサーバーにもログインし、ドメインの設定メニューから取得したドメイン名を追加します。
詳細な手順はサービスによって異なるため、各サービスの公式マニュアルを確認してください。
ホームページの作成を制作会社に依頼している場合は、設定も合わせて依頼するとスムーズです。
まとめ
ドメインはホームページの公開に欠かせない要素であり、種類や取得方法を正しく理解したうえで選ぶことが大切です。
ドメインとは、ホームページの住所にあたるもので、メールアドレスにも使われます。
ホームページを家とすると、ドメインは住所にあたり、なければ訪問者がたどり着けません。
サーバーとともにホームページの公開に不可欠なものです。
ドメイン名は自由に決められますが早い者勝ちのため、希望の名前が決まったら早めに取得しましょう。
取得・維持には費用がかかるため、ドメイン取得サービスごとの料金を事前に比較したうえで、自社に合ったドメインを選んでください。
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