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コーポレートサイトとは【目的・役割・構成について徹底解説】

  
コーポレートサイトとは

コーポレートサイトは、企業イメージを左右する重要なツールです。
自社商品・サービスの魅力を伝える、求職者向けに企業の情報を伝えるなど、役割はさまざまといえます。

そんなコーポレートサイトをこれから開設していくうえで、

『コーポレートサイトを作成する目的がわからない』
『コーポレートサイトを作成するメリットが知りたい』
『掲載すべきコンテンツがわからない』

上記のような課題が生じるかと思います。

今回のコラム記事では、企業のホームページ担当者様へ向けて、コーポレートサイトの「定義」「作成する目的」「メリット」「構成を考えるときのポイント」などを紹介しています。

コーポレートサイトとは

コーポレートサイトとは、企業が運営するWebサイトのことです。
別名「企業サイト」とも呼ばれ、顧客や求職者など、あらゆるユーザーに対して自社の情報を開示させます。

コーポレートサイトに掲載しているコンテンツには会社概要、サービス・商品の紹介などがあり、会社の総合カタログのような役割があります。

コーポレートサイトとホームページの違い

コーポレートサイトとホームページに関して、大きな違いはありません。

ホームページは、Webサイトの総称で使われます。
一方、コーポレートサイトは、企業が情報を開示するWebサイトのことです。

コーポレートサイトとホームページは、基本的に同じに意味で使用されています。

関連記事

ホームページは、主に3つの意味で使われています。
くわしく知りたい方は、以下のコラム記事をご覧ください。

ホームページとは【初心者でも5分で理解できます】

コーポレートサイトを作成する目的

続いて、コーポレートサイトを作成する目的について紹介します。

  • ユーザーに自社の商品やサービスを伝える
  • 求職者に自社の仕事内容や企業理念を伝える
  • 株主や投資家に対して正しい情報を提供する

ユーザーに自社の商品やサービスを伝える

ユーザーに自社の商品やサービスを伝えるのも、コーポレートサイトの目的の一つです。

「どんな商品・サービスを扱っているか」「どんな事業を展開しているか」などを伝えて、最終的に自社に興味をもってもらうのもコーポレートサイトの役割といえます。

また、コンテンツ内でターゲットに刺さる訴求ができれば、それだけで広報のような役割も果たすことが可能です。

求職者に自社の仕事内容や企業理念を伝える

求職者に自社の仕事内容や企業理念を伝えるのも、コーポレートサイトの目的の一つです。

就職活動をするほとんどの求職者は、コーポレートサイトをチェックするといわれています。

そのため、コンテンツ上で自社の魅力を伝えることは、求職者へのアピールにもつながるでしょう。

また、企業によっては、コーポレートサイトではなく、採用サイトを別途設けるケースもあります。

株主や投資家に対して正しい情報を提供する

株主や投資家に対して正しい情報を提供するのも、コーポレートサイトの目的の一つです。

株主や投資家は、企業のコーポレートサイトに掲載されている「IR情報」を閲覧して、出資対象を判断します。

くわえて、経営方針などのコンテンツを充実させることで、株主や投資家に対して正しい情報の提供が可能です。

また、上場企業の中にはコーポレートサイトとは別に、IRサイトを開設するケースもあります。

コーポレートサイトを作成するメリット

コーポレートサイトを作成するメリットを3つ紹介します。
下記メリットを参考にして、コーポレートサイトの開設を検討してみましょう。

  • 営業ツールとして活用できる
  • 企業のイメージ向上につながる
  • サポート体制の強化ができる

営業ツールとして活用できる

コーポレートサイトは、営業ツールとしての活用ができます。

コーポレートサイトでは、商品・サービスの紹介や実績などのコンテンツを掲載するのが一般的です。

各コンテンツを閲覧したユーザーを問い合わせフォームに誘導できれば、見込み客の獲得につながります。

コーポレートサイトは、ユーザーが企業に対して求めている情報を提供する場でもあるので、営業ツールとしての活躍にも期待ができます。

企業のイメージ向上につながる

コーポレートサイトは、企業のイメージ向上につながります。

近年、社会問題に対する企業の向き合い方や存在意義が問われるようになってきています。
そのため、環境保護などへの取り組みをコーポレートサイトで発信する企業が増えています。

このような企業の取り組みをコーポレートサイトに掲載することで、一般ユーザーだけでなく、株主や投資家などに対してのPRにもなるメリットがあるといえるでしょう。

サポート体制の強化ができる

コーポレートサイトを作成するメリットの一つとして挙げられるのが、サポート体制の強化です。

たとえば、コーポレートサイトに問い合わせページを設置することで、ユーザーとコミュニケーションが取れるようになります。
ユーザーとコミュニケーションを取ることで、顧客満足度の向上につながります。

また、よくある質問などのコンテンツをコーポレートサイトに掲載すれば、Webサイト上でユーザーの疑問を解決することもできるでしょう。

コーポレートサイトに掲載すべきコンテンツ

続いて、コーポレートサイトに掲載すべきコンテンツを紹介します。
コーポレートサイトを作成するときには、下記コンテンツを含むようにしましょう。

  • 会社概要
  • 商品・サービスの紹介
  • 代表メッセージや社員紹介
  • 実績
  • IR情報
  • 採用情報
  • お知らせ
  • よくある質問
  • 問い合わせフォーム

会社概要

会社概要

会社概要は、企業の基本情報を記載するコンテンツになります。
主な項目は下記のとおりです。

  • 会社名
  • 代表者名
  • 設立
  • 資本金
  • 本社所在地
  • 従業員数
  • 事業内容

上記の項目に加えて、企業理念や沿革などを掲載するケースもあります。

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会社概要の書き方でお悩みの方は、以下のコラム記事が参考になります。

会社概要ページの書き方を法人・個人事業主別に徹底解説

商品・サービスの紹介

商品・サービスの紹介

自社が提供する商品・サービスの魅力を伝えるコンテンツです。
商品・サービスの特徴や、料金などの基本的な情報を掲載します。

考えなしに情報を掲載するだけでは、問い合わせにはつながりません。
ターゲットユーザーが抱える悩みに訴えるようなコンテンツにするのもポイントです。

また、ターゲットが個人向けや企業向けと分かれる場合は、それぞれのWebページを別に作成するとよいでしょう。

代表メッセージや社員紹介

代表メッセージや社員紹介

代表メッセージは、ユーザーや求職者に対して、どんな考えをもった企業なのかを伝えるコンテンツです。
代表へのインタビューを実施したうえで、ライターなどに執筆してもらう方法が一般的となります。

社員紹介は、求職者に対して、先輩社員がどのように働いているかを紹介するコンテンツです。

採用を目的としたコーポレートサイトであれば、両方の掲載することをおすすめします。

実績

実績

実績は、自社の商品・サービスの導入事例を紹介するコンテンツです。
他社と比較・検討しているユーザーに対して、非常に有効なコンテンツといえるでしょう。

導入事例が増えれば追加できるので、実績はコーポレートサイトの中でも更新頻度が高いコンテンツともいえます。

IR情報

ソフトバンクグループ株式会社

出典:ソフトバンクグループ株式会社

IR情報は、株主や投資家に向けたコンテンツです。
財務状況、業績、今後の見通しなど、企業の情報を掲載します。
上場企業は必須のコンテンツです。

採用情報

採用情報

採用情報は、求職者向けに関する情報を伝えるコンテンツになります。
記載する主な項目は、下記のとおりです。

  • 採用ポジション
  • 募集要項
  • 給与
  • 勤務時間

新卒採用や中途採用など、複数の募集がある場合は、それぞれのWebページを作成するとよいでしょう。

お知らせ

お知らせ

お知らせは、新しいサービスや企業として重要な情報をユーザーに伝えるコンテンツです。

できるだけコーポレートサイト内の目立つところに設置して、詳細はリンクに飛ばす形が一般的です。

お知らせのコンテンツの更新頻度が高いとマメな企業であることをアピールできるので、定期的に更新するようにしましょう。

よくある質問

よくある質問

よくある質問は、ユーザーからよく質問される内容を掲載したコンテンツです。

よくある質問でユーザーの疑問が解決できれば、企業としても対応をせずに済むので、両者にメリットがあるコンテンツといえるでしょう。

問い合わせフォーム

問い合わせフォーム

ユーザーが企業に対して、問い合わせができるフォームの設置も必要です。

電話だけでなく、メッセージが送れるフォームも設置したほうが利便性も向上するでしょう。

また、近年では満足度をさらに向上させるためにAIのチャットボットを活用しているコーポレートサイトも増えています。

コーポレートサイトにプラスアルファで掲載したいコンテンツ

ここまで、コーポレートサイトに掲載すべきコンテンツを紹介しました。
プラスアルファでコーポレートサイトに入れておきたいコンテンツを紹介します。

クオリティの高いコーポレートサイトを開設したい方は、下記コンテンツの導入も検討してみましょう。

  • HTMLサイトマップ
  • ストーリー
  • サステナビリティページ

HTMLサイトマップ

HTMLサイトマップ

HTMLサイトマップは、ホームページ内にある各リンクをリスト形式に表示したWebページです。

Webページの数が増えていくと、ユーザーは欲しい情報が見つかりにくくなります。
HTMLサイトマップは各Webページのリンクがわかりやすく表示されているので、ユーザーは欲しい情報がすぐ手に入ります。

ただし、Webページの数が少ないコーポレートサイトの場合、HTMLサイトマップはかならずしも必要ではありません。

たとえば、6ページのシンプルなコーポレートサイトがあるとします。
内部リンクでWebページ同士をつなげていれば、ユーザーは欲しい情報を見つけられるので、HTMLサイトマップがなくても問題はないでしょう。

ユーザーの利便性を考えて、HTMLサイトマップの設置を検討しましょう。

ストーリー

ネスレ日本株式会社

出典:ネスレ日本株式会社

ストーリーは、企業が実際に行っている社会貢献活動や企業の方針をユーザーに伝えるコンテンツです。

企業としてのストーリーをユーザーに伝えると、他社との差別化につながり、ファンを獲得しやすくなるメリットがあります。

たとえば、商品開発の背景などをストーリーで伝えれば、広告などでは伝えきれないリアルな情報を提供できます。

自社の差別化ポイントを十分にアピールできるストーリーは、コーポレートサイトに掲載しておきたいコンテンツです。

サステナビリティページ

UNIQLO

出典:UNIQLO

サステナビリティページとは、企業が環境問題や社会問題をどう捉えて、どんな取り組みをしているかを掲載するコンテンツのことです。

サステナビリティページがコーポレートサイトに掲載される背景となったのが、国連により提唱されたSDGs(Sustainable Development Goals)です。

SDGsでは地球規模の持続可能性を考えた目標が17個設定されており、企業・生活者全員の協力なくしては達成することはできません。

そのため、企業としても「ただ利益を上げていればよい」という考えだけではなく、サスティナビリティを示すことが必須になってきています。

コンテンツの具体例としては「SDGsに対して、どんな目標設定をしているか」「目標達成のための取り組み内容」などを記載するのが一般的です。

コーポレートサイトの構成を考えるときのポイント

コーポレートサイトの構成を考えるときには、階層を深くしすぎないようにしましょう。

コーポレートサイトでは、第1~第3階層で構成を考えます。
第3階層より階層が深くなると、ユーザーが目的のコンテンツにたどり着きにくくなります。

コーポレートサイトに訪問するユーザーがどんな情報を求めているのかを再度明確にして、コンテンツに優先順位をつけましょう。

たとえば、商品・サービスページのコンテンツをもっと充実させるために階層を深くするケースであれば、別途サービスサイトを開設する方法なども有効です。

コーポレートサイトでは、見やすさを第一優先として考えましょう。

関連記事

コーポレートサイト作成の手順を知りたい方は、以下のコラム記事をご覧ください。

コーポレートサイトの作り方【自作と外注別に徹底解説】

まとめ

コーポレートサイトについて紹介しました。

まとめますと、コーポレートサイトとは企業が運営するWebサイトのことです。
コーポレートサイトを作成する目的は、下記になります。

  • ユーザーに自社の商品やサービスを伝える
  • 求職者に自社の仕事内容や企業理念を伝える
  • 株主や投資家に対して正しい情報を提供する

コーポレートサイトを作成するメリットは、下記のとおりです。

  • 営業ツールとして活用できる
  • 企業のイメージ向上につながる
  • サポート体制の強化ができる

コーポレートサイトに掲載しておきたいコンテンツ、プラスアルファで掲載しておきたいコンテンツなどは下記にまとめています。

掲載しておきたいコンテンツ・会社概要
・商品
・サービスの紹介
・代表メッセージや社員紹介
・実績
・IR情報
・採用情報
・お知らせ
・よくある質問
・問い合わせフォーム
プラスアルファで掲載しておきたいコンテンツ・HTMLサイトマップ
・ストーリー
・サステナビリティページ

自社のコーポレートサイトがない方は、開設をおすすめします。
また、情報やデザインが古くなっているコーポレートサイトは、リニューアルの検討をするとよいでしょう。

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