XMLサイトマップとは?作成方法・自動生成ツール・書き方・確認や設定の手順を解説

検索エンジンに素早くインデックスをしてもらい検索結果に反映させるには、XMLサイトマップが必須です。
『XMLサイトマップを作成したいけど、何から手を付けたらよい?』
『XMLサイトマップを自動生成する方法を教えてほしい』
『XMLサイトマップを作って、手軽にSEO対策するには?』
今回の記事では、上記の疑問に答え、XMLサイトマップの作成方法からGoogleサーチコンソールへの登録の仕方までをまとめました。
本記事を読めば、効率的にXMLサイトマップを作成し、SEO対策としてアクセスアップに活用する方法がわかります。
XMLサイトマップでWebサイトをGoogleにインデックスさせ、SEOとアクセスアップを実現しましょう。
※2025年7月24日:記事の情報を更新しました
XMLサイトマップ(sitemap.xml)とは?
XMLサイトマップ(sitemap.xml)は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに向けて作成するファイルです。
XMLサイトマップを設置すれば、検索エンジンがWebサイトの構造を把握し、新規ページもスムーズにインデックスされます。
インデックスとは、Webページの情報が検索エンジンのデータベースに登録され、検索結果の表示対象となるのを指す言葉です。
新しいWebページを素早く認識させ、検索結果に反映させるにはXMLサイトマップの設置が必要不可欠です。
具体的には、下記のようなケースでXMLサイトマップの作成をおすすめします。
- Webサイトを公開したばかりで早くインデックス登録させたい
- トップページにリンクが張られていないWebページがある
- 500ページ以上の大規模なWebサイトを運営している
XMLサイトマップの必要性
XMLサイトマップは検索エンジンへWebサイトのクロールを促し、コンテンツをインデックス登録させるのに重要です。
検索エンジンは、Webページからの発リンクをたどって新しいコンテンツを発見するという流れが一般的です。
しかし、XMLサイトマップがあればリンクをたどる手間を省き、Webサイトの全容を直接的かつ網羅的に把握できます。
たとえば、Webサイトの奥深くにあって内部リンクが少ないページや、公開・更新したばかりのページ情報を迅速に通知できます。
コンテンツの価値が検索エンジンに認識され、適切な評価を得るためにも、XMLサイトマップを常に最新の状態に保ちましょう。
サイトマップの種類
サイトマップには、検索エンジンが対象のXMLサイトマップと、ユーザーを対象としたHTMLサイトマップがあります。
XMLサイトマップとHTMLサイトマップの違いを、以下の表にまとめました。
違い | XMLサイトマップ | HTMLサイトマップ |
---|---|---|
主な目的 | 検索エンジン用 | ユーザー用 |
対象 | クローラー | ユーザー |
形式 | XML形式 | HTML形式 |
設置場所 | ルートディレクトリが一般的 | 任意のページ |
内容構成 | URL・最終更新日・更新頻度など | ページ一覧・カテゴリ構造など |
SEO効果 | クロール効率の向上 | 内部リンク強化・UX向上 |
自動生成ツール | 多くのCMSやSEOツールが対応 | 手動または専用プラグインが必要 |
XMLサイトマップは、サイト構造・ページの重要度・更新情報などを伝えるため、Googleサーチコンソールを使って送信します。
一方、HTMLサイトマップは、ユーザーが目的の情報を簡単に見つけられるように設置された館内案内図のような役割があります。
「HTMLサイトマップはユーザビリティ向上」「XMLサイトマップはSEO対策」といった役割の違いを理解しておきましょう。
XMLサイトマップの構成要素と書き方
XMLサイトマップの構成要素と書き方について、主要なポイントを以下にまとめました。
- XML宣言
- urlsetタグ
- urlタグ
- locタグ
- lastmodタグ
- changefreqタグ
- priorityタグ
ツールやプラグインで作成できるので詳細に覚える必要はありませんが、大まかな仕組みについて把握しておきましょう。
XML宣言
XML宣言は標準的なXMLルールに従った文書であると、機械が読み取るための約束事としてファイルの先頭に必ず記述します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
上記の1行は、世界中の言語を文字化けなく扱えるUTF-8形式でエンコードされていると明示するための宣言です。
XML宣言を忘れるとファイルは単なるテキストデータと誤認され、サイトマップとしての機能が失われる可能性があります。
urlsetタグ
urlsetタグはXML宣言の直下に配置され、サイトマップ全体の定義を確立する最上位のコンテナ要素です。
xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
上記の記述はXMLの名前空間を指定し、「sitemaps.orgが定めた国際標準の文法に従う」といった宣誓です。
urlsetタグを利用する場合、1ファイルあたり5万URL、非圧縮で50MBまでが上限のため注意しましょう。
urlsetタグの上限以上の大規模サイトでは、複数のサイトマップを束ねる「サイトマップインデックスファイル」が必須です。
urlタグ
urlタグは、サイトマップに登録したい個別のURLそれぞれの詳細情報を格納し、検索エンジンに提出するのが役割です。
urlタグにはページのURLだけでなく、最終更新日などのメタデータを記述すれば、インデックス登録の精度を高められます。
検索エンジンに評価してほしいコンテンツのみurlタグを記述し、低品質なページは意図的に除外するといった戦略も取れます。
locタグ
locタグは、urlタグ内に記述するWebページの正式なアドレス情報で、正規URLを絶対パスで指定しなければなりません。
locタグとページファイルに記述する「rel=”canonical”」タグのURLが一致していないと、検索エンジンが混乱をきたします。
混乱した結果、URLが一致していないWebページのSEO評価が落ちる可能性も考えられるため注意しましょう。
また、URLにパラメータや特殊記号が含まれる場合、適切にエンコードしたうえで記述するのも大切なポイントです。
lastmodタグ
lastmodタグは、Webページが最後に変更された日時を示し、検索エンジンのクロール頻度を最適化するシグナルです。
タイムスタンプが正確だと検索エンジンはWebサイトの更新状況を信頼し、巡回に割くリソースを効率的に振り向けてくれます。
手動で管理するより、CMS本体の機能やプラグインなどを活用し、常に実態と一致した情報を維持しましょう。
changefreqタグ
changefreqタグは、ページの更新頻度を「毎日(daily)」や「毎週(weekly)」などの形式で検索エンジンに伝えるタグです。
しかし、changefreqタグは更新頻度をヒントとしてしか伝えられないため、現在はあまり重視されていません。
現在はchangefreqタグの申告値ではなく、lastmodタグの日付や実際のコンテンツ変化を監視してクロール頻度が決まります。
たとえば、lastmodタグが1年前でchangefreqタグが「daily」など矛盾があると、信頼性が損なわれるかもしれません。
そのため、現在ではXMLサイトマップにchangefreqタグを設定しないWebサイトも多く見られます。
priorityタグ
Webページの相対的な重要度を数値で示すのがpriorityタグですが、現在のGoogleは一切影響を受けません。
priorityタグはかつて検索エンジンの性能が低く、サイト構造を理解する能力が限られていた時代の名残です。
現代のSEOでは内部リンク構造を最適化したり、質の高いコンテンツを作成したりするほうが遥かに効果的です。
XMLサイトマップの作成方法
XMLサイトマップの作成方法には、大きく3種類があります。
- ツールを使用してXMLサイトマップを自動作成
- WordPressのプラグインでサイトマップを作成
- 手動で記述
各作成方法を詳しく解説するので、自分の状況にマッチした選択肢を選びましょう。
ツールを使用してXMLサイトマップを自動作成する場合
XMLサイトマップを自動的に作成できるツールには、無料で使用できるものから途中で有料版に切り替えられるものまであります。
自動作成ツールを利用すると手動でコードを記述する必要がなく、手間を大幅に削減できるのがメリットです。
ただし、無料だと500ページ以下といった制限を設けているケースが多いため、大規模サイトでは有料ツールを利用しましょう。
また、作成されたXMLサイトマップは、更新やページの追加があったときに再生成が必要となるため注意が必要です。
有料ツールを利用する場合は性能や価格だけでなく、サポートがあるかどうかについても確認しておきましょう。
WordPressのプラグインでサイトマップを作成する場合
CMSのWordPress(ワードプレス)でWebサイトを作成している場合は、プラグインを利用してXMLサイトマップの作成をしましょう。
WordPressの管理画面でプラグインを新規追加し、有効化するだけでXMLサイトマップが簡単に作れます。
プラグインを利用する方法は、新規ページの追加・更新のたびに自動的にサイトマップへ反映されるのがメリットです。
また、ツールをパソコンにインストールしたり、個人情報を登録したりするなどの面倒な手続きもありません。
XMLサイトマップの自動作成ができる、代表的なプラグインは「XML Sitemap Generator for Google」です。
手動で記述する場合
XMLサイトマップに記述するURLが少なく、プログラミングの知識がある場合は手動での作成も検討しましょう。
手動での作成は、各URLの最終更新日・更新頻度・重要度といった詳細情報を細かく設定できるのが大きなメリットです。
ただし、「URLの数が多いほど手間がかかる」「記述ミスがあると正しく機能しない」などのデメリットもあります。
Webサイトの規模が小さく、XMLサイトマップ自動作成ツールを探すのが面倒な場合は、手動での作成も選択肢の一つです。
XMLサイトマップを手動で作成する場合には、下記のコード形式で記述するのが基本となります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://example.com/column/7006/</loc>
<lastmod>2025-05-29</lastmod>
</url>
<url>
<loc>https://example.com/column/8210/</loc>
<lastmod>2025-06-16</lastmod>
</url>
</urlset>
※上記コードは2つのURLの場所を指定するXMLサイトマップです
XMLサイトマップの配置場所
作成したXMLサイトマップのファイルは、Webサイトのルートディレクトリへの配置が強く推奨されています。
記載できるURLは、XMLサイトマップが設置された場所よりも下位の階層にあるページに限られるというルールがあるためです。
なお、ルートディレクトリはWebサイトのドメイン直下にある最上位の階層で、index.htmlなどが配置されています。
たとえば、XMLサイトマップの設置場所は「https://example.com/sitemap.xml」となります。
GoogleサーチコンソールからXMLサイトマップを送信する手順
検索エンジンのGoogleにXMLサイトマップを認識してほしい場合は、Googleサーチコンソールを活用しましょう。
GoogleサーチコンソールでXMLサイトマップを送信する手順は、下記のとおりです。
出典:Googleサーチコンソール
- Googleサーチコンソールにアクセス
- 画面左にあるメニューの「サイトマップ」レポートをクリック
- XMLサイトマップのURL(sitemap.xml)を入力して「送信」ボタンをクリック
XMLサイトマップを送信したら、同じ画面の「送信されたサイトマップ」でステータスを確認しましょう。
「送信されたサイトマップ」画面では、過去に送信したサイトマップが正常に認識されているかの確認が可能です。
「送信されたサイトマップ」にあるステータスが、「成功しました」と表示されていれば問題ありません。
「エラーがあります」「取得できませんでした」などが表示された場合は、サイトマップの名前や内容を確認して修正しましょう。
XMLサイトマップの確認方法
作成したXMLサイトマップは、ブラウザでの表示・検証ツール・Googleサーチコンソールで確認できます。
XMLサイトマップを確認する方法と特徴について、以下の表にまとめました。
方法 | 内容 | 特徴 |
---|---|---|
ブラウザで直接確認 | サイトマップのURLをブラウザに入力し、XMLが正しく表示されるか確認 | 簡単に確認できる 構文ミスや404エラーを即確認できる |
サイトマップ検証ツールを使用 | オンラインツールで構文エラーやタグ欠落をチェック | 規格準拠・構文の正確性を自動でチェックできる |
Googleサーチコンソールで確認 | サイトマップを送信し、インデックス状況やエラーの有無を確認 | 実際のGoogleの処理状況・認識URL数を把握できる |
XMLサイトマップのURLを直接ブラウザのアドレスバーに入力してアクセスする方法を、まずは試してみましょう。
404エラーや文字化けが起きる場合はアップロード場所が間違っているか、ファイルの破損の可能性があります。
オンラインで利用できる検証ツールは、ファイルがXMLサイトマップの規約に準拠しているかをチェックできます。
オンラインで利用できるXMLサイトマップ検証ツールを、以下の表にまとめました。
ツール名 | 特徴 |
---|---|
XML Sitemap Validator – SEOTesting | sitemaps.org 準拠の厳格・非厳格モード両対応で、スキーマ違反を検出 |
Sitemap Checker – SEOptimer | URL を入力するだけで動作 構文ミスや設定の不備を自動診断 |
Free Sitemap Validator – Inspyder | XML・画像・動画・モバイルマップを一括チェックできる無料ツール |
Aspose Sitemap Validator | さまざまな形式に対応し、登録不要ですぐに検証可能 |
XML Sitemap Checker – Website Planet | シンプルな操作で即座にエラーを表示 URL の検証に特化 |
Genelify XML Sitemap Validator | URL件数・最後更新日情報も取得し、詳細なエラー分析が可能 |
最後に、Googleサーチコンソールにサイトマップを送信し、Googleが実際にファイルをどう処理したかを確認しましょう。
XMLサイトマップの設定方法と作り方の注意点
XMLサイトマップの設定方法と作り方の注意点は、以下のとおりです。
- ファイルサイズとURL数の制限を守る
- 絶対URLで記述する
- noindex設定済みページを含めない
- ドメインごとに分ける
- XMLサイトマップを速やかに更新する
- robots.txtにXMLサイトマップの位置を記述する
- URL記述ミスを入念にチェックする
あらかじめ注意点を押さえておき、スムーズかつ効率的にXMLサイトマップを作成してアクセスアップを目指しましょう。
ファイルサイズとURL数の制限を守る
XMLサイトマップの作成時は、「ファイルサイズ50MB以下」「記載URL数5万件以下」という制限を守りましょう。
検索エンジンが効率的に処理するために上限が定められており、超えると正しく読み込まれない可能性があります。
上限を超える場合は、内容を分割したXMLサイトマップをまとめるサイトマップインデックスファイルで対応します。
自分のWebサイトの規模を把握し、制限に抵触しないよう注意しながらXMLサイトマップを作成しましょう。
絶対URLで記述する
XMLサイトマップでは「/page.html」のような相対URLではなく、プロトコルから記述する絶対URLでなければなりません。
検索エンジンのクローラーが、Webページの場所について曖昧さなく正確に理解するため、完全なURL情報が必要だからです。
たとえば、「https://example.com/page.html」のように、https://から始まる一意の形式での記述方法が正解です。
検索エンジンのクローラーの混乱を避け、意図したWebページへ確実に誘導するために、必ず絶対URLでの記述を徹底しましょう。
noindex設定済みページを含めない
検索結果に表示させないためにnoindexタグを設定したページは、XMLサイトマップに含めないように注意しましょう。
XMLサイトマップとnoindexタグそれぞれの使い方について、以下の表にまとめました。
用語 | 意味 |
---|---|
XMLサイトマップ | インデックスしてほしいWebページを示すファイル |
noindexタグ | インデックスしないでほしいWebページにつける指示 |
表のように、XMLサイトマップとnoindexタグを同じページに指定すると、矛盾した指示になってしまうからです。
矛盾した設定はGoogleサーチコンソールでエラーとして検出され、正しい評価を妨げる一因となる可能性があります。
ドメインごとに分ける
複数ドメインやサブドメインにまたがってWebサイトを運営している場合、XMLサイトマップはそれぞれ分けて作成しましょう。
ルートディレクトリに設置されたXMLサイトマップには、ドメイン内のURLしか含められないルールがあるからです。
たとえば、「example.com」と「sub.example.com」の場合、それぞれに個別のXMLサイトマップを用意しなければなりません。
運営しているWebサイトの構成を正しく把握し、ドメイン単位で適切にXMLサイトマップを管理しましょう。
XMLサイトマップを速やかに更新する
コンテンツの追加や更新したときはXMLサイトマップを速やかに更新し、変更を検索エンジンに通知するのが重要です。
XMLサイトマップを最新状態に保てば、新しいコンテンツをより早く検索エンジンに発見してもらい、インデックスを促せます。
かつてはコンテンツの追加・更新時にはPing送信という通知方法が有効でしたが、2023年6月にGoogleではサポートを終了したと発表しました。
そのため、Googleサーチコンソールに設定したXMLサイトマップを更新する方法が、現在では正式な手順となります。
なお、XMLサイトマップの更新はWordPressなどのCMSの機能を利用するか、プラグインの導入で自動化できます。
robots.txtにXMLサイトマップの位置を記述する
検索エンジンに効率的に発見してもらうため、XMLサイトマップのURLをrobots.txtファイルへ記載するのが推奨されています。
クローラーは巡回時にrobots.txtを確認するため、XMLサイトマップの場所が明記されていれば見落とされません。
具体的な記述方法は、robots.txtファイル内に以下のように1行を追加するだけです。
Sitemap: https://example.com/sitemap.xml
URL記述ミスを入念にチェックする
XMLサイトマップを作成したあとは、記載したURLに存在しないページやタイピングミスがないかを入念に確認しましょう。
記載ミスがあるとクローラーは無駄な動作をさせられるため、Webサイト全体の評価に悪影響を及ぼす恐れがあるからです。
特に「変更になったURL」「wwwの有無」「表記は正規のURLと完全に一致」などを確認してください。
手動でXMLサイトマップを作成した場合は上記の確認が不可欠ですが、CMSの機能・プラグイン・自動作成ツールなら正確で手間がかかりません。
おすすめのXMLサイトマップの自動作成・生成ツール5選
使いやすさ・機能性・口コミの評価などを選考基準にして、5つのXMLサイトマップ作成ツールを厳選しました。
- MySitemapGenerator|大規模サイトにも対応
- Xml-Sitemap.com|インストールなしでWebページから使える
- Inspyder Sitemap Creator|買い切り型で自動的にサイトマップを更新
- Yoast SEO|世界中の数百万のWebサイトで利用
- XML Sitemap Generator for Google |WordPressサイトマッププラグインの定番
「インストールなし」「Webサイトにアクセスするだけ」「更新通知が自動」などの機能を搭載した便利なツールを紹介します。
MySitemapGenerator|大規模サイトにも対応
MySitemapGeneratorは、WebサイトのURLを入力するだけでXMLサイトマップを生成できるツールです。
クロール範囲を自動で読み込み、大規模なWebサイトでも1,000URL以上を分割ファイルとして作成する機能が大きな特徴です。
さらに、画像や多言語ファイル用のXMLサイトマップも自動生成できるため、多様なコンテンツのWebサイトに向いています。
更新時にはGoogleサーチコンソールへ自動で通知できるので、常に最新の情報を検索エンジンに伝えられます。
Xml-Sitemap.com|インストールなしでWebページから使える
Xml-Sitemap.comは無料で最大500ページのXMLサイトマップを、URL・更新頻度・最終更新日を入力するだけで作成できます。
そのため、小規模サイトのユーザーにとって、XMLサイトマップを自動作成するときに有力な選択肢の一つです。
月額4.19ドルからの有料版では最大150万ページを作成できるので、大規模なWebサイト運営者におすすめです。
なお、XMLサイトマップの作成後は、Googleサーチコンソールでサイトマップの登録を忘れないようにしましょう。
Inspyder XML Sitemap Creator|買い切り型で自動的にサイトマップを更新
Inspyder Sitemap Creatorは、カナダのインスパイダーソフトウェアが提供する有料のXMLサイトマップ生成ツールです。
ダウンロード・インストールしてURLを入力し、「Go!」をクリックするだけでXMLサイトマップができます。
また、Webサイトが定期的に変更される場合、自動的にXMLサイトマップを更新するスケジュール設定が可能です。
さらに、更新されたWebページを自動で追跡し、最終更新日の情報を含むXMLサイトマップを提供します。
ただし、Inspyder XML Sitemap Creatorは買い切りで39.95ドルかかるため、費用対効果を十分に検討しましょう。
Yoast SEO|世界中の数百万のWebサイトで利用
出典:Yoast SEO
Yoast SEOはWordPressのSEOプラグインで、2008年から世界中の数百万のWebサイトで利用されてきました。
無料版にはSEO管理に必要なすべてが含まれており、自動のXMLサイトマップ作成機能も搭載しています。
有料版ではタイトルや説明文の提案をクリック1つで得られるため、高いSEO効果が期待できるでしょう。
作成方法は簡単で、Yoast SEOの設定画面からXMLサイトマップにチェックをして機能を有効化するだけです。
XML Sitemap Generator for Google|WordPressサイトマッププラグインの定番
XML Sitemap Generator for Google(旧:XML Sitemaps)は、XMLサイトマップの作成に特化したWordPressのプラグインです。
プラグインをインストールして有効化すれば、XMLサイトマップが自動生成されます。
登録または除外したいコンテンツ・優先順位・更新頻度の設定など、Webサイトに応じて設定してください。
WordPressを利用しているなら、XML Sitemap Generator for Googleを導入して運営の負担を軽減させましょう。
まとめ
XMLサイトマップはサイト構造を検索エンジンに伝え、迅速なインデックスを促すSEOに不可欠なファイルです。
作成方法は複数あり、WordPressならプラグインによる自動生成と更新が最も効率的でおすすめです。
完成したXMLサイトマップはルートディレクトリに設置し、Googleサーチコンソールへ登録しましょう。
URLは絶対パスで記述し、noindexページは含めないなど、XMLサイトマップ作成時のルールを正しく守るのが重要です。
自分のWebサイトに最適なXMLサイトマップの作成方法を選び、検索エンジンからの評価を最大限に高めましょう。
また、当サイト「ビズサイ」ではホームページ制作サービス(サブスクリプション)を提供しています。
低コストでオリジナルデザインのホームページを制作し、公開後も保守管理やセキュリティ対策などのサポートをしています。
新規開設やリニューアルでお困りの方はビズサイにお任せください(ホームページ制作サービスの詳細を見る)。
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