E-E-A-Tとは?各要素の意味から必要なSEO対策まで徹底解説

E-E-A-TはSEOにも影響を与えるコンテンツの品質評価基準であり、検索エンジンからWebサイトへ集客するうえで理解すべき要素です。
『E-E-A-Tって具体的にどういうもの?』
『どうしてE-E-A-TがSEOで重要なの?』
『E-E-A-Tを高めるにはどういった対策が必要?』
今回の記事では、上記の悩みに応えて、E-E-A-Tの基本的な知識やSEOにおける重要性、E-E-A-Tを高めるための具体的な対策についてまとめました。
本記事を読めば、E-E-A-Tについて理解を深め、どういった対策を行うべきかがわかるようになります。
正しい対策でコンテンツのクオリティを高め、検索エンジンでの上位表示を目指しましょう。
※2026年2月20日:記事の情報を更新しました
E-E-A-Tとは
E-E-A-Tとは、Googleがコンテンツの品質を評価するために定めている基準のことで、次の4つの要素の頭文字を取った言葉です。
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
読み方は「イーイーエーティー」または「ダブルイーエーティー」です。
2014年3月に「検索品質評価ガイドライン」でE-E-A-Tの前身であるE-A-T(専門性・権威性・信頼性)が追記されました。
検索品質評価ガイドラインとは、Googleが外部の評価者に向けに作成した公式文書で、検索結果の品質を評価・改善するときに使用されます。
2022年12月にはExperience(経験)が追加されて、E-E-A-Tの4つが評価基準となりました。
4つの要素をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
Experience(経験)
Experience(経験)は、筆者自身が体験したことに基づいた知識やノウハウが書かれているかを評価する要素です。
筆者が実際に経験して得た感覚や知識は、公式サイトやインターネットの情報をまとめただけのWebサイトでは得られない情報であり、こうした一次情報は他サイトにはない独自の価値となります。
たとえば、高級な牛乳について紹介するコンテンツで「乳脂肪分◯%」といった商品仕様を紹介するだけよりも、「飲んでみると口あたりが非常になめらかでした」といった情報も掲載するほうがユーザーにとって有益です。
「牛乳プリンを作ってみると、いつもの牛乳よりとても軟らかく、舌のうえでとろけました」といった情報があれば、濃厚さをイメージしやすく、情報にも説得力が生まれます。
一般的な知識だけでは具体的なイメージが湧きにくいことも多いため、こういった体験に基づく情報を提供することで、情報の質向上にもつながります。
Expertise(専門性)
Expertise(専門性)は、キーワードやトピックに対して専門的な知識や技術に基づいて情報が書かれているかを評価する要素です。
対象となるジャンルに詳しい専門家であれば、内容を深く掘り下げることができ、多角的な視点からアイデアを提案したりアドバイスしたりできます。
たとえば、パソコンの紹介記事で単純に「最新モデルなのでおすすめ」と紹介されるよりも、「CPUに高性能なIntel Core i9を搭載しており、動画編集ソフトとイラストソフトを同時に動かしてもスムーズに作業できるためおすすめ」といわれるほうがユーザーにとって有益です。
このように、専門家はユーザーに対してより深く、幅広く、正確な情報を提供できるため、品質評価の基準として定められています。
Authoritativeness(権威性)
Authoritativeness(権威性)は、著者やWebサイトの運営会社の評価は高いか、社会的な知名度があるかを評価する要素です。
知名度や評価が高い運営会社や著者は、多くの経験や実績を積み重ね、高品質な情報を提供してきた結果として信頼を獲得しています。
たとえば、初回の商談で相手の心をつかむコツを紹介するブログ記事が2つあったとします。
どちらの筆者も営業職の経歴は10年ですが、片方は特筆すべき実績がなく、片方は年間1億円を売り上げた実績があり、雑誌やテレビの取材を受けた経験がある場合、後者のブログのほうが有益と考えるでしょう。
このように、知名度や評価の高さは、その情報源が信頼できるかを判断する指標となるため、権威性もコンテンツの品質基準として定められています。
Trustworthiness(信頼性)
Trustworthiness(信頼性)は、コンテンツの内容や運営会社が信頼できるか、Webサイトは安全に利用できるかなどを評価する要素です。
信頼性は、E-E-A-Tの中で重要な要素とされており、経験・専門性・権威性も信頼性を裏づける要素の一つとなります。
たとえば、医療情報を紹介する記事で、参考文献や出典が一切記載されていないWebサイトよりも、医学論文や公的機関のデータを明示し、監修者の資格や所属を公開しているWebサイトのほうが、信頼性は高いと判断できるでしょう。
また、Webサイトのセキュリティ対策が不十分だと、個人情報が流出し、ユーザーに大きな被害を与える危険性があります。
そのため、SSL化(HTTPS化)などのセキュリティ対策がしっかり行われているかどうかも、信頼性の基準として考える必要があります。
なぜSEOでE-E-A-Tが重要なのか
SEOでE-E-A-Tが重要とされているのは、直接的なランキング要因ではないものの、間接的に検索順位へ影響を与えるからです。
E-E-A-Tはあくまでもコンテンツの品質を評価するための基準であり、検索結果の順位を決める要因ではないとされています。
しかし、Googleが重視しているのはユーザーファーストであり、ユーザーにとって有益な情報を提供しているコンテンツは上位に上がりやすい傾向があります。
また、E-E-A-Tの要因を満たすコンテンツは、正確で信頼できる情報を基に専門的な知見を提供するため、自然とユーザーにとっても有益なものになりやすく、結果的に上位表示を狙いやすくなるでしょう。
Googleも公式で次のように述べています。
E-E-A-T 自体はランキングに直接影響する要因ではありませんが、E-E-A-T が優れているコンテンツを特定できる要素の組み合わせを使用することは有効です。
引用:Google 検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
したがって、E-E-A-Tを意識したコンテンツ制作が求められます。
YMYLとE-E-A-Tの関係性
扱うコンテンツのジャンルがYMYLであれば、E-E-A-Tを特に重視しなければなりません。
YMYLは「Your Money or Your Life」の略で、生活やお金といった人生の重要な場面で関わってくるジャンルのことをいいます。 代表例は、医療や金融、法律などです。
これらのジャンルは、誤った情報が伝わると健康被害が出たり、資産を失ったりと、人生に大きな悪影響を与える危険性があります。
そのため、YMYLはほかのジャンルと比べてE-E-A-Tがより重視される傾向にあるため、GoogleもYMYLにおいてE-E-A-Tが満たされないものは、評価を下げる原因になると示唆されています。
YMYL領域のコンテンツを制作するさいは、「著者情報を明記する」「専門家の監修を受ける」など、E-E-A-Tの要因を満たせるように意識しましょう。
E-E-A-Tを高める9つのSEO対策
具体的にE-E-A-Tを高めるSEO対策としては、次のようなものが挙げられます。
- 著者や運営者の情報を記載する
- 自身の体験を基にコンテンツを作る
- 一次情報や専門的な情報を入れる
- 被リンクを獲得する
- サイテーションを獲得する
- SSL/TLSに対応する
- Googleビジネスプロフィールに登録する
- Webサイトを特定のテーマに特化させる
- コンテンツは定期的に更新する
それぞれ詳しく解説します。
著者や運営者の情報を記載する
E-E-A-Tにおける信頼性や権威性を高めるには、著者や運営者の情報を記載するのがおすすめです。
誰がコンテンツを書いているか、Webサイトはどこが運営しているか明記することで、ユーザーが情報の発信元を確認でき、信頼性の判断材料となります。
著者に関しては、プロフィールを作成し、担当したコンテンツに掲載しましょう。
プロフィールでは、次のような内容を記載します。
- 氏名
- 所属する企業・団体・肩書き
- 詳しいジャンル
- 簡単な経歴・実績
- 所有する資格
受賞歴や本を出版した経歴などの実績がある場合は、記載することで権威性を高められるでしょう。
著者が運営するWebサイトなどがあれば、リンクを張ることで本人が書いたことを証明でき、信頼性も高めやすくなります。
運営者情報に関しては、会社概要ページを作成して会社名や住所、代表者名などの情報を記載しましょう。
会社概要ページのリンクをフッターに設置すれば、どのページからでもアクセスしやすくなります。
自身の体験を基にコンテンツを作る
E-E-A-Tにおける経験を高めるには、著者自身の体験を基にした知識やノウハウをベースとしてコンテンツを作るのが重要です。
インターネット上にある情報をまとめるだけでなく、著者の経験をふまえた独自の視点やノウハウを提供できれば、説得力が生まれやすく、情報に対する信頼性も高まります。
たとえば、高級プリンを紹介するコンテンツであれば、公式サイトで紹介されている「脂肪分45%の生クリームを使用」と紹介するだけでなく、「口に入れるとすぐにとろけて、とても味を濃く感じる」などのコメントも記載します。
実体験に基づく情報は、E-E-A-Tにおける経験の要素を満たし、コンテンツの独自性と信頼性向上に貢献するのです。
一次情報や専門的な情報を入れる
E-E-A-Tにおける信頼性や専門性を高めるには、一次情報を根拠として活用し、専門的な内容を盛り込むことが有効です。
一次情報とは、情報源となる独自の情報または公的機関・専門機関が発表する情報です。
これらを出典として明記することで、掲載情報の裏づけができ、信頼性が向上します。
さらに、単に一次情報を引用するだけでなく、その分野の専門的な知見を交えて解説することで、専門性も同時に示すことが可能です。
たとえば、コンテンツの中で訪日外国人旅行者の数について紹介したい場合、「2025年に日本へやってきた外国人旅行者は◯万人(※)で…」と記載し、文末に「※出典:日本政府観光局『訪日外客統計』(リンク)」などと掲載します。
このように、公的機関・専門機関や著名な専門家が発表している一次情報を根拠として紹介することで、E-E-A-Tにおける信頼性の評価向上につながるのです。
また、コンテンツの情報には、そのジャンルの専門的な視点や詳細な解説を加えることで、情報の厚みが増し、深い理解を求めるユーザーのニーズに応えられます。
ただし、専門的な内容を盛り込むときには一般ユーザーにも理解できるよう、補足説明を加えましょう。
著者自身が専門家でない場合は、その分野の専門家に監修を依頼することで、専門性を補完できます。
監修者のプロフィールを作成してWebページに掲載することで、権威性を高めるのにも役立ちます。
被リンクを獲得する
E-E-A-Tにおける信頼性を高めるには、被リンクを獲得するのもおすすめです。
被リンクとは、他サイトから自サイトに向けて設置されるリンクのことです。
一次情報を提供するコンテンツは、他サイトからの引用元として被リンクを獲得しやすくなります。
リンク先のWebページの情報は信頼性が高いと判断されやすく、質の高いWebサイトからの被リンクが多くなれば、SEOの評価も上がりやすくなります。
ただし、スパムサイトや自動生成コンテンツを大量に掲載しているコンテンツファームなど、Googleから低評価を受けているWebサイトからの被リンクは、SEOに悪影響を与える可能性が高いです。
そのため、良質なコンテンツを提供するWebサイトから被リンクを集めるのが重要になります。
被リンクは、自然に獲得されるものです。
E-E-A-Tの要素を満たす高品質なコンテンツを継続的に発信することで、他サイトから信頼できる情報源として認識され、引用や参照の機会が増えます。
その結果として、質の高い被リンクの獲得につながります。
サイテーションを獲得する
E-E-A-Tにおける権威性を高めるには、サイテーションを獲得するのも重要です。
サイテーション(citation)とは、英語で「言及・引用」といった意味を持つ言葉です。
SEOの用語としては、第三者が自社の名前やサービス名、住所、電話番号などの情報をSNSやブログ、口コミサイトなどで言及することを指します。
たとえば、SNSで「ChatGPTを初めて使ってみたけど、とっても便利だったのでおすすめ!」といった投稿がサイテーションに該当します。
被リンクとは異なりリンクはつかないものの、ポジティブな言及が多いことは、ユーザーからの信頼や評価の証となり、E-E-A-Tにおける権威性や信頼性の評価につながるのです。
サイテーションを獲得するには、ユーザーが能動的に言及したくなる環境を整えることが重要です。
具体的には、商品購入後やサービス利用後にレビュー投稿を依頼するフォローメールの送信、SNS投稿時に使える専用ハッシュタグの用意、投稿のインセンティブとしてキャンペーンやポイント還元を実施などの方法があります。
また、WebサイトにSNSのシェアボタンを設置し、ユーザーが簡単に情報を共有できる導線を作ることも効果的です。
以上のような施策を組み合わせることで、自然なサイテーションの獲得につながります。
ユーザーがおすすめしたくなるような高品質のコンテンツを提供し、商品・サービスの利用者にSNS投稿をお願いするなどして、サイテーションの獲得を目指しましょう。
SSL/TLSに対応する
E-E-A-Tにおける信頼性を高めるにはセキュリティの強化も効果的であるため、SSL/TLSに対応するのもおすすめです。
SSL/TLSとは、インターネットの通信を暗号化する仕組みのことです。
SSL/TLSに対応していればURLが「https://~」で始まり鍵マークが表示されますが、未対応であれば「http://~」で始まり「保護されていない通信」などと表示されます。
SSL/TLSの未対応は、通信から個人情報や決済情報などを抜き取られる恐れがあり、ユーザーに大きな損害を出す危険性があります。
特に問い合わせフォームを設置していたり、金銭のやり取りを行ったりするWebサイトでは、個人情報や決済情報の漏洩リスクが高いため、SSL/TLSの対応は必須です。
現在、SSL/TLSの対応はWebサイト運営における必須の対策なので、未対応の場合は早急に対応しましょう。
Googleビジネスプロフィールに登録する
E-E-A-Tにおける信頼性を高めるには、Googleビジネスプロフィールに登録するのもよいでしょう。
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに表示される店舗・企業情報を登録・管理できる無料ツールです。
会社名・店名や住所、電話番号、営業時間などの基本情報に加え、メニューや口コミなどさまざまな情報が登録でき、Google検索やGoogleマップの検索結果に表示されます。
Googleビジネスプロフィールに登録すれば、Googleで会社名を検索したさいに、実在する企業であることを伝えられるため、ユーザーからの信頼を得ることも可能です。
良い内容の口コミが増えることで、特にローカル検索(地域名を含む検索)での順位が向上しやすくなります。
また、ポジティブな評判は間接的にWebサイト全体の信頼性向上にもつながります。
口コミを増やすには、商品・サービス利用後のフォローメールで口コミ投稿を依頼する、店舗に口コミ投稿用のQRコードを設置するなどの方法が有効です。
ただし、報酬と引き換えに口コミを依頼する行為はGoogleのポリシー違反となるため止めましょう。
Webサイトを特定のテーマに特化させる
E-E-A-Tにおける専門性を高めるには、Webサイトのコンテンツを特定のテーマに特化させるのも有効です。
特定のテーマに絞り込むことで、そのジャンルに関する幅広く深いコンテンツを提供でき、専門性の高いWebサイトとしてユーザーやGoogleに評価されやすくなります。
たとえば、賃貸物件の仲介業をする企業であれば、物件選びのチェックポイント、初期費用の内訳、契約時の注意点など、自社の知識やノウハウをいかせるコンテンツに絞り込みます。
これにより、自社で積み重ねてきた経験や専門性をコンテンツに反映させやすくなり、自然とE-E-A-Tの要素を満たす高品質なコンテンツが提供できるようになるのです。
その分野での実績や専門知識を持つ自社の従業員が担当することで、権威性や信頼性を示しやすくなります。
こうした取り組みを継続することで、結果的に検索順位の向上が期待できます。
コンテンツは定期的に更新する
E-E-A-Tにおける信頼性を高めるには、コンテンツを定期的に更新するのも重要です。
コンテンツを制作した時点では正確な情報を提供できていたとしても、時間が経てば誤った情報になることもあります。
たとえば、住宅ローンの金利を0.3%と紹介したコンテンツがあったとします。
その後、金利が0.5%に変動したにもかかわらず、古い情報のまま放置すると、ユーザーに誤った判断をさせてしまい、Webサイトへの信頼を失うことにつながるのです。
Googleは、情報の鮮度や正確性を評価しています。
特にニュース性の高いトピックや、時間経過で情報が変わる内容については、適切に更新されているコンテンツが評価されやすい傾向にあります。
そのため、コンテンツの制作後も定期的にチェックを行い、情報の変更や追加があれば速やかに反映させましょう。
数値データ、法規制、サービス内容など、変動しやすい情報は優先的に確認してください。
コンテンツを更新したさいは、記事の更新日を明記することで、ユーザーとGoogleの両方に情報の鮮度を伝えられます。
まとめ
E-E-A-Tの基本的な知識や重要性、YMYLとの関係性、効果的なSEO対策などを解説しました。
E-E-A-Tは直接的なランキング要因ではありませんが、Googleが目指す「ユーザーファースト」の実現において不可欠な指針です。
経験・専門性・権威性・信頼性という4つの要素を満たすことで、ユーザーにとって価値あるコンテンツが生まれ、結果的に検索エンジンからの評価向上につながります。
特にYMYL領域では、誤った情報がユーザーに深刻な損害を与える可能性があるため、E-E-A-Tがより重要です。
具体的なSEO対策としては、著者情報の明記、一次情報の活用、被リンク獲得など、前述の9つの施策を実践することが重要です。
E-E-A-Tの各要素を意識したコンテンツ制作で、ユーザーにとって価値ある情報を提供し、検索エンジンからの評価向上を実現しましょう。
SEOでWebサイトを集客させたい方は、当サイト「ビズサイ」が提供するサブスク型ホームページ制作サービスをご検討ください。
低コストでオリジナルデザインのホームページを作成しており、公開後も保守管理や更新代行などのサポートをしています。
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