ホームページの改善5ステップを解説!改善点の見つけ方や改善案18選も紹介

  
ホームページの改善5ステップを解説!改善点の見つけ方や改善案18選も紹介

ホームページは公開して終わりではなく、目的・目標を達成できているかを定期的に見直し、改善し続けることが成果につながります。

『具体的にホームページのどこを改善すればよいかわからない』
『ホームページからのお問い合わせ数を増やしたい』

上記のお悩みに応え、今回の記事では、ホームページ改善のステップや具体的な方法などを詳しく解説します。

本記事を読めば、ステップに沿って迷わず改善を進められます。
実際に施策を実行し、成果の出るホームページの構築を目指しましょう。

※2026年9月4日:記事の情報を更新しました

ホームページ改善の5ステップとポイント

ホームページを改善するには、以下の手順で進めるのがおすすめです。

  1. ホームページ改善の目的・目標を確認
  2. ホームページの改善点を探す
  3. ホームページの改善案を洗い出す
  4. 改善案に優先順位をつける
  5. 改善案を実施し効果検証を行う

各ステップの詳しいやり方やポイントを紹介します。

1.ホームページ改善の目的・目標を確認

なぜホームページを改善したいのか、どのような方向で改善したいのかを確認しましょう。

ホームページを改善する目的の一例を挙げると、以下のとおりです。

  • ホームページへのアクセス数を増やしたい
  • ホームページ経由の資料請求数を増やしたい
  • ホームページ内をもっと回遊させたい

一口にホームページ改善といっても、目的はさまざまです。
目的が異なれば、分析するポイントや最適な施策も変わってくるため、方針を定める意味でも明確化が重要です。

また、目的をより具体的な数字にして目標を設定します。
たとえば、先ほど挙げたホームページ改善の目的であれば、以下のように目標を定めます。

  • 月間アクセス数を40%増加させる
  • 資料請求数を月300件まで増やす
  • ホームページの直帰率を30%まで下げる

具体的な数字を決めることで、目標を達成するにはどうすればよいか、具体的な施策が考えやすくなります。

さらに、進捗状況を同じように数値化することで、目標に対する達成度合いもわかりやすくなるでしょう。

ホームページの目的設定は、以下の記事で解説しています。

2.ホームページの改善点を探す

目的や目標を可視化したあとは、今のホームページの状況を可視化・分析します。

状況が可視化できれば、今のホームページで成果が出ない原因がどこにあるかも判断しやすくなります。

状況の分析・可視化を行う方法は、GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスを使うのがおすすめです。

Googleサーチコンソール

Googleの検索結果におけるホームページの順位変動や検索キーワードの情報などが分析できるツールです。
主に以下の指標をチェックできます。

  • キーワードごとの検索結果の平均順位の推移・表示回数
  • キーワードごとのクリック率・クリック数
  • 被リンク(外部のホームページへ貼られた自社ホームページのリンク)の量

分析を行う場合は、狙っているキーワードで自社ホームページが上位表示できているか、表示されている場合、クリックまでつなげられているかを確認します。

被リンクは、外部のホームページが自社ホームページを出典・参考としている場合や、自社を外部のホームページ内で紹介する場合が多く、良質なコンテンツを提供している指標になります。
ただし、被リンクが自作自演であったり、スパムであったりすると、検索順位に悪影響を与える危険性があるため注意が必要です。

Googleアナリティクス

ホームページ内のデータを細かく可視化・分析できるツールです。
主に以下の指標をチェックできます。

  • 各ページのアクセス数
  • ユーザーの滞在時間
  • 訪問したユーザーがどこから来たか(SNSやGoogleなど)
  • 訪問したユーザーがホームページ上でどのように動いたか
  • 訪問したユーザーの属性(年齢・性別・地域などの情報)
  • 直帰率(1ページだけ見て離脱したユーザーの割合)
  • コンバージョン数
  • コンバージョン率

コンバージョン(CV)とは、会員登録や資料請求、商品購入などホームページにおける成果の総称です。

コンバージョン数は成果の数、コンバージョン率は全訪問者の中で成果に至った人の割合を指します。

各数値を確認することで、そもそもアクセス自体が少ないのか、アクセスはされているがすぐに離脱されるのか、コンバージョンまでつながっていないのかなどがわかります。

詳細なデータによって、ホームページのどこに問題があるかを判断しやすく、改善策も考えやすいでしょう。

ヒートマップツール

各ページにおけるユーザーの行動を可視化できるツールです。
代表的なものとしては、Microsoft Clarityが挙げられます。
主に以下の指標をチェックできます。

  • ユーザーがよく見ている(熟読している)部分
  • ユーザーが離脱した箇所
  • ユーザーが離脱した割合
  • ユーザーがクリックした箇所

数値が高い部分は赤、低い部分は青で示され、どういった情報にニーズがあり、なぜ離脱されたかがわかりやすくなります。

これにより、ページに掲載されているテキスト・レイアウト・ボタンのどこに問題があるかが判断しやすくなり、コンテンツの修正に役立てられるでしょう。

今回紹介したツールはすべて、誰でも無料で利用できます。

ユーザーがホームページに訪問するまでの状況を分析するならサーチコンソール、訪問後の行動全体を分析するならアナリティクス、各ページでの動きを分析するならClarityと使い分けましょう。

改善策を実施したあとも、同様に分析を行うことで、どの程度の効果があったかを確認できます。

また、競合他社のホームページと比較してみるのもおすすめです。

競合はどういった部分が優れているか、どういった部分に違いがあるかをチェックすることで、自社ホームページに不足している部分に気づきやすくなります。

ページのレイアウトやCTAボタンの配置場所、デザイン、商品の価格設定、サービス内容などを中心にチェックしてみましょう。

競合他社のホームページを分析する方法は、以下の記事をご覧ください。

3.ホームページの改善案を洗い出す

ホームページの可視化や分析を通して、改善案の洗い出しを行います。

目標を達成するには何が不足しているかを考えることで、改善案が出やすくなるでしょう。

たとえば、資料請求の数を月50件から100件まで増やすという目標設定をしており、ホームページを分析した結果、CTAボタンを配置している場所があまり読まれていないことがわかりました。

CTAボタンの配置場所に問題があると考えられるため、ホームページの上部に配置する、といった改善案を出します。

このように、分析した情報を基に原因を推測して改善案を考えましょう。

記事の後半では、改善案のアイデアも紹介しているため、なかなかアイデアが出ない方は参考にしてください。

4.改善案に優先順位をつける

改善案を洗い出したあとは、優先順位をつけましょう。

同時に複数の施策を実施するのは、手間とコストがかかります。

また、同時に施策を行うと、効果が出たとしてもどの施策がどの程度効果に影響したかがわかりません。

そのため、改善効果の高そうなものから優先順位をつけ、上から一つずつ施策を行い、結果が出てから次の施策に取りかかるのがおすすめです。

改善効果の高いものとは、直接成果につながる部分や、多くのユーザーに影響のある部分などが挙げられます。

たとえば、お問い合わせフォーム、購入・申し込みなどの成果に直結するページ、アクセス数の多いページなどは優先順位を上げるとよいでしょう。

5.改善案を実施し効果検証を行う

改善案が決まったら実行に移し、効果検証を行います。

施策を実施したら、まずホームページへ実際にアクセスし、表示崩れやリンク切れなどのエラーが起きていないかを確認しましょう。

その後、2~3日ほど経ったタイミングで、実施した施策に応じた分析ツール(アクセス数であればGoogleアナリティクス、検索順位であればサーチコンソールなど)を使い、数値に急な変化が起きていないかを確認します。

特に問題がなければ、1週間後に途中経過をチェックし、1か月後をめどに最終的な効果を判断するとよいでしょう。

改善の効果が出るまでには時間がかかることも多いため、1か月程度は様子を見るのがおすすめです。

もし、数値が悪化しているか変化がないようであれば、改善した部分は元に戻し、次の施策に取りかかりましょう。

改善と効果検証を繰り返すことで、成果を上げるホームページになるのです。

ホームページの改善方法【アクセス数を増やす6選】

ホームページの主な目的を「アクセス数を増やす」「直帰率・離脱率を下げる」「お問い合わせ数を増やす」の3つに分け、それぞれの改善方法を紹介します。

アクセス数を増やすための改善方法は、以下のとおりです。

  • SEOを見直す
  • MEOを見直す
  • タイトルのクリック率を改善する
  • SNSからの流入を増やす
  • 外部ブログを活用する
  • Web広告を始める

SEOを見直す

Googleなど検索エンジンからのアクセス数を増加させたいのであれば、SEOの見直しを行うのがおすすめです。

SEOは「検索エンジン最適化」を意味する言葉です。

Googleなどで特定のキーワードが検索された際、自社のホームページを検索結果の上位に表示させるための対策を指します。

ホームページのアクセス数は基本的に検索結果の順位表示と連動する傾向があるため、関連するキーワードに合わせて会社のホームページを上位に表示できれば、アクセス数も増加できるでしょう。

SEO対策には、内部対策と外部対策があります。

内部対策では、検索意図を満たすコンテンツやページの表示速度改善、モバイル対応などが挙げられます。

外部対策では、被リンク(外部リンク)の獲得やサイテーション(企業名・サービス名などがリンクなしで言及される)の獲得などが挙げられ、これらを改善することでアクセス数が期待できます。

利便性も含めて自社のSEOの状況を分析し、改善できる部分がないか考えてみましょう。

MEOを見直す

Googleマップなどからのアクセス数(来店数)を増加させたい場合は、MEOを見直すのも効果的です。

MEOは「マップ検索エンジン最適化」を意味する言葉です。
Google 検索やGoogleマップで特定のキーワードが検索された際、自社のGoogleビジネスプロフィールを上位に表示させるための対策を指します。

Googleビジネスプロフィールとは、会社の住所や営業時間、ホームページのリンク、メニュー、口コミなどの基本情報をまとめたものです。

たとえば「目黒区 居酒屋」などで検索された際、自社の店舗が上位表示されればユーザーの目に留まりやすく、自社のホームページをクリックしてもらえばアクセスの増加が期待できます。

なお、Googleマップは実際に来店を検討しているユーザーが利用するケースが多いため、直接来店につなげたい企業は力を入れるのがおすすめです。

MEOで上位表示を狙う場合は、Googleビジネスプロフィールの管理画面から、以下の対策を実施しましょう。

  • 表示されている項目はなるべく正確に、もれなく詳細を入力する
  • 会社名(店舗名)・住所・電話番号の表記はホームページと統一する
  • こまめに最新情報を更新する
  • 口コミには丁寧に返信する
  • 自社に関連するキーワードを、紹介文などに盛り込む

タイトルのクリック率を改善する

タイトルを改善して、クリック率の向上を狙いましょう。

ここで述べるタイトルはHTMLのタイトルタグ(titleタグ)を指し、Googleの検索結果でテキストリンクとして表示されます。

基本的に検索順位が高いほどクリック率は高い傾向にあり、流入数の増加が期待できます。
しかし、検索回数や競合が多いキーワードで1位になるのはハードルが高いです。
一方、それよりもタイトルの変更でクリック率を改善させるほうが、難易度は比較的低いといえます。

クリック率の向上を意識したタイトルのアイデアを、次にまとめました。

タイトルのアイデア
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検索ユーザーが何を知りたいのか考えたうえで、タイトルを作成しましょう。

SNSからの流入を増やす

SNSで企業アカウントを作成し、プロフィールにホームページのリンクを貼りつけたり、記事の更新時にお知らせを投稿したりして誘導することで、アクセス数の増加が期待できます。

SNSは拡散性も高いため、うまく活用すればアクセス数や認知度を高めることも可能です。

SNSを活用する際は、自社のターゲット層に合ったSNSを選ぶことが重要です。

たとえば、Instagramは写真・ビジュアル訴求と相性が良く、Xは速報性の高い情報発信に向いています。
TikTokは短尺動画で若年層へのリーチが期待でき、Facebookはビジネス層や年齢層の高いユーザーへのアプローチに向いています。

自社の商品・サービスやターゲットに合わせてSNSを使い分けることで、コンバージョン率などの向上にもつながりやすいです。

ホームページとSNSの違い、連携するメリットなどは、以下の記事で解説しています。

外部ブログを活用する

ホームページだけでは新たなユーザー層との接点を広げにくいと感じる場合は、外部ブログを活用するのもおすすめです。

自社のホームページ内でブログを運用すれば、記事の評価がそのまま自社のSEO評価として蓄積されるうえ、お問い合わせや購入につながる導線も自由に設計できます。
そのため、売上やお問い合わせなど成果に直結するコンテンツは、外部プラットフォームに委ねず、自社のホームページ内で発信するのが基本です。
ただし、ブログの構築には制作コストがかかるうえ、SEO効果が蓄積されるまでには時間がかかります。

一方、外部ブログはアカウント登録だけで手軽に始められるうえ、プラットフォーム自体に集客力があるため、ファン作りや初期段階での認知獲得の場として活用するのがおすすめです。

外部ブログを活用する際は、プラットフォームのユーザーに興味をもってもらえるよう、共感やブランディングにつながる内容を意識するのがポイントです。

たとえば、勤怠管理システムの開発・販売を行う企業であれば、開発の裏側や、導入企業の課題解決エピソードなどを紹介する記事を作成すれば、プラットフォーム内のユーザーに親しみをもってもらいやすくなります。
記事内に自社ホームページのURLを設置しておけば、興味をもったユーザーをホームページへ誘導し、認知拡大やファン作りにつなげられるでしょう。

noteやAmebaブログなど、無料のブログサービスは多数存在するため、うまく活用しましょう。

Web広告を始める

ある程度予算をかけられるのであれば、Web広告を行うのもおすすめです。

Web広告にはいくつかの種類があり、たとえば、検索した人に表示するリスティング広告、サイトやアプリ上に表示するディスプレイ広告、SNS上に表示するSNS広告などが挙げられます。

それぞれ得意とする役割が異なり、リスティング広告は今まさに情報を探している顕在層への訴求に強く、ディスプレイ広告やSNS広告はまだニーズが顕在化していない潜在層への認知拡大に向いています。

ホームページのアクセス数増加、特にすでにニーズのあるユーザーからのアクセスを増やしたい場合は、リスティング広告が候補の一つです。

一方、単純にアクセス数(訪問数)自体を増やしたい場合は、より幅広いユーザーにアプローチできるディスプレイ広告やSNS広告が候補となります。

ただし、Web広告の運用には専門的な知識やノウハウが必要であり、一定の運用費用が継続的にかかるため、実施する場合は慎重に検討するのが重要です。

ホームページの改善方法【直帰率・離脱率を下げる6選】

ホームページの直帰率・離脱率を下げる改善方法は次のとおりです。

  • ニーズに応えられているか確認する
  • 表示速度の見直す
  • 情報が見やすくわかりやすいレイアウトにする
  • グローバルナビゲーションの配置や項目を見直す
  • ファーストビューを見直す
  • イラスト・図・表でわかりやすく説明する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ニーズに応えられているか確認する

ホームページから提供している情報が、訪問者のニーズとマッチしているかを確認しましょう。

たとえば、運営側はターゲット層を30代女性と設定してコンテンツを作っていたものの、実際には10代後半~20代の女性が多くアクセスしている、というケースがあります。
この場合、コンテンツの内容が実際のユーザー層のニーズと合わなくなり、訪問者は自分に向けた情報がないと感じて離脱しやすくなります。

そのため、Googleアナリティクスなどを使って訪問ユーザーの年齢や性別などを調べ、事前に想定していたターゲット層とずれがないか確認しましょう。
ずれがあった場合は、訪問者の属性に合わせてコンテンツの方向性を修正します。

また、各ページへのアクセス数・ヒートマップ・直帰率を確認し、ユーザーがどういった情報を求めているか、逆にどういった情報が不要かを分析するのも重要です。

結果に合わせてニーズの高いものは情報量を増やし、ニーズの低いものは情報量を減らす、または掲載位置を下げるなどの対応をします。

これにより、ユーザーは自分の求める情報を得やすくなり、滞在時間の増加や別ページへの回遊などに期待できるでしょう。

表示速度の見直す

トップページの直帰率が高いのであれば、表示速度を確認し、必要に応じて見直すのもおすすめです。

表示速度とは、ページが表示にかかる時間のことで、アクセスしてから表示されるまでの時間が長いと、ユーザーの直帰率は大幅に増加します。

Googleの調査によれば、表示時間が3秒を超えると訪問者の53%が離脱するといわれており、表示時間を短くすることで直帰率の改善が期待できるでしょう。

自社ホームページの表示速度の確認は、Googleが無料で提供しているツール「PageSpeed Insights」でできます。
表示速度の指標「LCP」で2.5秒以上になる場合は、以下の対策を講じましょう。

  • 画像のファイル容量を減らす
  • CSS・HTMLなどのソースコードを軽量化する
  • サーバーをハイスペックなものへ変更する

情報が見やすくわかりやすいレイアウトにする

直帰率や離脱率を下げるには、レイアウトを改善するのが有効です。

基本的にユーザーは、自分の求めている情報を早く見たいと思っています。

そのため、ユーザーのニーズが高い情報はなるべくページの上部に配置し、必要な情報へアクセスできるよう導線設計をするのが重要です。

たとえば、カフェのホームページであれば、一般的にコンセプトや売り、メニューなどのニーズが高いため、ページの上部に表示します。
営業時間やアクセスの方法などは最後に確認する情報のため、ページの下部に表示します。

コラム・ブログであれば、記事の全体像をページの上部で説明することで、ユーザーは自分の知りたい情報が疎の記事にあるかどうかを判断しやすくなります。

記事にページ内リンクつきの目次を設置するのも、ユーザーが求めている情報がすぐに見つけられるため有効です。

ホームページのレイアウトの考え方は、以下の記事で解説しています。

グローバルナビゲーションの配置や項目を見直す

ホームページのグローバルナビゲーション自体に改善の余地があるケースがあります。

グローバルナビゲーションとは、すべてのページに共通して設置する、主要なリンクをまとめたメニューのことです。
クリックすると各ページへ移動できます。

グローバルナビゲーションは、ページのスクロールに合わせて追従するように設計するのがおすすめです。
ユーザーがページを閲覧している途中でも、すぐに別のページへ移動できるからです。

たとえば、カフェのホームページであれば、メニュー(提供している料理)を見てカフェに行きたくなり、営業時間やアクセス方法が見たくなった場合、わざわざページのトップへ戻らずとも、すぐにナビゲーションをクリックして該当ページへ移動できます。

このように、ユーザーの手間を少なくする導線を設計することで、回遊性を高めやすくなります。

また、グローバルナビゲーションの項目は、ニーズを反映させましょう。

各ページの中でアクセス数の多いものがあれば、ナビゲーションの項目に加える検討をします。

さらに、ニーズが低く会社側としても重要性が低いページをナビゲーションの項目に入れている場合は、思い切って削除するのもおすすめです。

項目数が多すぎると見づらくなり、閲覧が分散することで本当に見てほしいページへたどり着かなくなる可能性があります。
全体のバランスを考えつつ、ニーズに即した内容に整理しましょう。

グローバルナビゲーションの基礎知識や作成ポイントなどは、以下の記事で解説中です。

ファーストビューを見直す

ファーストビューとは、ユーザーがホームページにアクセスした際、最初に目にする画面部分です。

トップページのファーストビューは、ホームページや会社に対する印象が決まる重要な要素であり、しっかりと訴求できなければ離脱につながります。

ファーストビューは、ホームページや企業全体を象徴するような画像を使うケースが多く、画面いっぱいに画像が映るように配置します。
画像に重ねて、商品や企業のアピール文を入れるのが一般的です。

抽象的な文よりも、具体的な数字などを使って強みとなる部分をアピールすることで、閲覧者の興味を引きやすくなるでしょう。

そのほか、トップページと下層の各ページとで、ファーストビューのデザインに統一性をもたせることで、情報がスムーズに頭へ入りやすくなります。

ファーストビューの作成手順や参考例などは、以下の記事で解説中です。

イラスト・図・表でわかりやすく説明する

ページ全体をより見やすくしたいのであれば、イラスト・図・表を適宜使うのがおすすめです。

文章だけでは内容をイメージしにくく、商品やサービスの魅力も伝わりにくいうえ、ユーザーも途中で疲れて離脱しやすくなります。

そのため、ページをぱっと見ただけでも内容が理解できるよう、必要に応じてイラスト・図・表を差し込みます。

また、リソースに余裕があれば、より多くの情報を伝えられる動画を使うのも一つの方法です。
動画は画像以上に多くの情報量を伝えられ、閲覧者の注意を引きやすいため、滞在時間の増加が期待できます。

おすすめのフリー素材サイトは、以下の記事で紹介しています。

ホームページの改善方法【お問い合わせ数を増やす6選】

ホームページからのお問い合わせ数を増やす改善方法は、以下のとおりです。

  • お問い合わせまでの誘導を自然かつわかりやすくする
  • お問い合わせボタン・バナーを追従させる
  • お問い合わせボタン・バナーを視覚的に目立たせる
  • フォームの入力項目を見直す
  • ABテストを実施する
  • 導入事例・お客様の声を掲載する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

お問い合わせまでの誘導を自然かつわかりやすくする

お問い合わせ数を増やすには、ユーザーがお問い合わせにたどり着くまでの流れに、迷いやストレスがないかを確認することが重要です。
具体的には、以下の2点をチェックしましょう。

  • CTAボタン・ナビゲーション・お問い合わせフォームなどが、ユーザーの気づきやすい場所に配置されているか
  • どのページからでもお問い合わせができるか

また、ストーリー性を意識してお問い合わせまで誘導するのも効果的です。

たとえば、建設会社のコラム記事でオフィスの内装工事の料金相場について解説したあと、「企業の規模やニーズによっても料金は大幅に変わるため、事前に見積もりを依頼して正確な金額を知るのが重要」と書いたとします。

文章のあとに、「無料で見積もりをチェック!」といったCTAボタンが配置されていれば、ユーザーは『見積もりをお願いしてみようかな』と思い、ボタンをクリックしてもらいやすくなります。

このように、ページの文脈とCTAボタンやリンクの文言をうまく連動させ、自然な形で誘導できれば、お問い合わせ数の増加が期待できるでしょう。

導線設計の基本は、以下の記事をご覧ください。

お問い合わせボタン・バナーを追従させる

お問い合わせ用のCTAボタンやバナーを追従できる設計にするのもおすすめです。

各ページにCTAボタンやバナーを設置したとしても、場所が固定されていると、ページをスクロールする手間がかかります。

そのため、スクロールしている間に気持ちが変わるなど、取りこぼしが生まれる可能性があります。

しかし、スクロールしてもボタン・バナーが追従し、常に画面へ表示されていれば、興味をもったタイミングですぐにお問い合わせへつなげられるのです。

ただし、あまりボタンやバナーのサイズを大きくしすぎると、ページの閲覧自体の邪魔になる可能性もあるため、全体のバランスを考えて設置しましょう。

CTAボタンの作り方や作成のコツなどは、以下の記事で解説中です。

お問い合わせボタン・バナーを視覚的に目立たせる

お問い合わせまでの導線をよりわかりやすくするには、ボタン・バナーを目立たせるのも有効な手段の一つです。
目立たせるには、以下のポイントを押さえましょう。

  • ホームページのメインカラーと反対の色を使う
  • 立体感や影を入れる
  • 行動を促すフレーズを入れる
  • クリックしやすいサイズにする(大きすぎず・小さすぎず)
  • 余白を適度に取り、視覚的なストレスを与えない配置にする

行動を促すフレーズでは、「無料・限定・今だけ・◯月末まで」など、今行動することでお得になるような印象を与えるのがおすすめです。

また、ボタン・バナーのサイズが大きすぎるとユーザーの閲覧を妨げ、小さすぎるとクリックしづらくなるため、パソコンやスマホなど複数の端末で事前に確認するのもおすすめです。

フォームの入力項目を見直す

お問い合わせフォームの入力項目を見直しましょう。

項目数が多すぎると入力が手間になり、途中で離脱される原因になります。
そのため、入力項目の数はなるべく減らし、必要最低限の情報のみに絞りましょう。

また、記述式の項目も入力の手間がかかりやすく、文章を考える必要もあるため、なるべく選択形式を増やすのがおすすめです。

可能であれば、記入した項目ごとにエラー検証を実施し、すぐに修正できる設計にすると利便性が上がります。

ABテストを実施する

お問い合わせボタンやバナーなどのデザインを改善したい場合は、ABテストを実施するのも有効です。

ABテストとは、特定の要素を変更したAパターン、Bパターンなどを作成し、これをユーザーに表示させ、それぞれの成果を比較することで最適なパターンを見つけるテストのことです。
ABテストという名前ですが、3パターン以上でテストを行うこともあります。

どのように改善するか悩む際には、ABテストを実施して、どのデザインが最も高い成果につながるかを検証しましょう。

ABテストを行う際は、パターンごとに同じ期間ユーザーへ表示することで、成果を比較しやすくなります。

導入事例・お客様の声を掲載する

導入事例・お客様の声を掲載し、お問い合わせや購入への意欲を高めるのもおすすめです。

見込み顧客が商品の購入や依頼を検討する際に重視するのは、本当に自分の求める成果を得られるか、課題を解決できるかどうかです。

しかし、事業やサービス、会社概要などの情報だけでは、こうした不安を解消しきれません。

そこで、導入事例・お客様の声を掲載することで、不安の解消をカバーします。

導入企業や購入者に抱えていた課題や、自社を選んだ決め手、導入後の成果などをコメントしてもらい、掲載することで導入・購入後の姿をイメージしやすくなります。

導入事例で紹介した課題が、閲覧しているユーザー自身の課題と一致すれば、より導入・購入後の成果が期待できるため、お問い合わせにもつながりやすくなるでしょう。

BtoBであれば、実際の会社名や担当者の名前、インタビュー時の写真などを掲載することで信頼性を高められます。

BtoCで商品販売をしている場合は、簡単な星評価と口コミを掲載することで信頼性を高められます。

まとめ

ホームページ改善のステップや、具体的な改善方法について紹介しました。

改善を進める際は、まず目的・目標を明確にし、Googleサーチコンソールやアナリティクスなどのツールで現状を分析して、成果が出ていない原因を特定しましょう。
原因が見えたら改善案を洗い出して優先順位をつけ、一つずつ実行しながら効果を検証することが重要です。

具体的な改善方法は、目的に応じて大きく3つに分けられます。
検索結果からの流入を増やしたいなら、SEOやMEO、タイトルの見直しなどが有効です。
直帰率・離脱率を下げたいなら、ページの表示速度やレイアウト、ファーストビューの見直しに取り組みましょう。
お問い合わせ数を増やしたいなら、導線設計やフォームの見直し、導入事例の掲載などがおすすめです。

本記事を参考に、まずは自社ホームページの現状分析から始めてみましょう。

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