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検索エンジンとは?仕組みやGoogleの理念をわかりやすく解説!

  
検索エンジンとは?仕組みやGoogleの理念をわかりやすく解説!

Webサイトを運営する方であれば、SEO対策で検索エンジンの上位表示を狙う方が多いはずです。

しかし、検索エンジンについて正しく理解している人は少ないです。

検索エンジンについて正しく理解していないと、検索エンジンから評価を受けることができずに検索順位で上位表示化することが難しいです。

『検索エンジンとは?』
『検索エンジンの種類により対策すべきか』
『上位表示させるために必要なことは何?』

今回は上記のような疑問を感じている方に向けて、検索エンジンについて詳しくまとめました。

これからWebサイトを運営したいという方や、検索エンジンで上位表示を狙う方におすすめのコラム記事ですので、ご自身のWebサイト作成にお役立てください。

検索エンジンとは?わかりやすく解説

検索エンジン(サーチエンジン)とは、ネット上に存在する様々な情報を調べるためのシステムです。

検索エンジンで情報を調べるには、検索窓に調べたいキーワードやフレーズを入力し検索します。

検索窓に入力したキーワードやフレーズに関するコンテンツを含む最も適切だと判断したWebページ(Webサイト)が順番に表示されます。

検索エンジン独自の検索アルゴリズム(※後述しています)により、どのWebページが上位表示されるか決定するので、検索エンジンの仕組みを理解することは非常に重要といえます。

検索エンジンのシステムがあることで、ユーザーはネット上に存在する膨大なWebページから最適な情報を探せるようになります。

主要な検索エンジン

日本における主要な検索エンジンをシェア率と共に紹介します。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

順位パソコンタブレットモバイル
1位Google:77.83%Google:73.75%Google:76.64%
2位Yahoo!:13.81%Yahoo!:22.97%Yahoo!:22.89%
3位Bing:7.78%Bing:2.84%Bing:0.17%
4位DuckDuckGo:0.24 %DuckDuckGo:0.29%DuckDuckGo:0.14%
5位Baidu:0.18%Baidu:0.05%Baidu:0.07%

※参考:StatCounter Global Stats
※2020年7月~2021年7月に集計されたデータ

日本では、圧倒的にGoogleのシェア率が高い状態です。

また、Yahoo!でも高いシェア率を獲得しており、全デバイスでもシェア率2位を獲得している状態です。

3位はMicrosoft社の「Bing(ビング)」で、4位はプライバシー保護などを運営方針にしているアメリカ生まれの検索エンジン「DuckDuckGo(ダックダックゴー)」となっています。

シェア率5位は中国で最もシェア率を獲得している「Baidu(バイドゥ)」です。

関連記事

日本や世界で使われている検索エンジンについては、以下のコラム記事をご覧ください。

検索エンジンのランキングとシェア率【日本・世界】|2021年版

検索エンジンの仕組み

検索エンジンの仕組みには、以下3つのステップがあります。

  • クロール
  • インデックス登録
  • 検索結果の表示

3つのステップをくわしく解説します。

クロール

クロールとは「クローラー」と呼ばれる検索エンジンのロボットがネット上にあるWebサイト内を巡回することです。

Webページが検索結果に表示されるためには、まずこのクローラーにWebページの存在を認識してもらう必要があります。

このクローラーがWebサイト内を巡回して情報収集する作業が「クローリング」です。

クローラーはWebページ同士をつなぐリンク(内部リンク)を辿り、リンク先のWebページやWebサイトをクローリングします。

Webページを構成するHTMLファイル内のリンクのほか、PDFなどのファイル内のリンクやJavaScriptで生成されるリンクも巡回の対象です。

内部リンクを最適化することでクローラビリティが向上し、Webサイト内の情報を検索エンジンに知らせることができます。

関連記事

内部リンクについては、以下のコラム記事で詳しく解説しています。

内部リンクとは?SEO効果を高める方法【最重要ポイントまとめ】

インデックス登録

インデックス登録とは、クローラーが集めたWebページの情報を検索エンジンのデータベースに分類・登録することです。

検索エンジンはインデックス登録された情報から、検索結果の表示を決定します。

つまり、WebサイトやWebページを新たに作成しても、インデックス登録されていなければ検索結果に表示されません。

インデックス登録されるためには、Webページの存在を検索エンジンに知らせる必要があります。

Webページの存在を検索エンジンに知らせるためには、内部リンクを最適化することが大切です。

内部リンクが最適化されている、また良質なコンテンツが多いWebサイトであると判断されると、クローラビリティが向上します。

このようなWebサイトは、クローラーから巡回されやすくなるのでインデックスが最適化されている状態です。

検索結果の表示

インデックス登録されたWebページが検索結果に表示されます。

この検索結果の表示は、ユーザーにとって最も有益なコンテンツを含むWebページを検索エンジンが選定し順位付けしている状態です。

検索結果の順位は、検索エンジンの「検索アルゴリズム」により決定されます。

検索アルゴリズムとは

検索アルゴリズムとは、検索エンジンによってインデックスされているWebページの中からランキング付けをして関連性の高いものから順番に表示させるプログラムのことです。

検索アルゴリズムの内容は検索エンジンによって異なり、Googleの検索アルゴリズムは約200以上もの要素があるといわれています。

Googleの検索アルゴリズムの詳細はすべて公表されていませんが、Googleでは一部公表しているものもあります。

Googleでは、検索結果を決める主な要因として以下を挙げています。

  • 検索意図の把握
  • Webページの関連性
  • コンテンツの品質
  • ユーザビリティ
  • 文脈の考慮

Googleの検索結果を決める主な要因は、アクセスユーザーが有益な情報を得られる、または有益な体験できることを重視した内容です。

検索順位を決定づけるのは検索エンジンですが、アクセスユーザーのために有益なコンテンツを作成することが上位表示するためには最も必要といえます。

検索エンジンによって検索アルゴリズムの違いはあるのか

日本で有名な検索エンジンの「Google」「Yahoo!」「Bing(ビング)」の検索結果から、検索アルゴリズムの違いがあることがわかります。

Yahoo!はGoogleの検索エンジンを使用しているため、2つの検索エンジンの検索結果にはほとんど違いはありません(デバイスごとの検索結果でも同様です)。

一方で、Bingの検索結果はGoogleとYahoo!とは大きくことなります。

つまり、GoogleやBingなど検索エンジンの違いにより、検索順位の決定要素がことなるということです。

ですので、ご自身が上位表示をさせたい検索エンジンのアルゴリズムを理解して、コンテンツ作成をおこなう必要があるといえます。

SEO対策においてGoogleの理念を理解することは最重要

先述の通り、日本における検索エンジンのシェアはGoogleとYahoo!を合わせると約9割もあり「SEO対策=Google対策」といってもいいほどです。

検索エンジン(Google)で上位表示を目指すには、Googleの理念を理解することが最重要です。

Googleでは「Google が掲げる 10 の事実」というものを策定・公開しています。

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3. 遅いより速いほうがいい。
  4. Web上の民主主義は機能する。
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない。

「Google が掲げる10の事実」の内容からSEO対策を読み解くと、以下になります。

ユーザーのことを一番に考えたWebサイトになっているか

ユーザーにとって有益な情報は何か、どのような配置が見やすいか、常にユーザー目線で考えることが重要です。

Webページの表示速度は遅くないか

ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要と思われる情報を瞬時に提供したいとGoogleでは考えているようです。

Webページが重すぎて読み込めない場合はユーザーにとってフラストレーションでもあります。

SEO施策として、Webページの表示速度は一つの指標としてカウントされています。

被リンクは獲得できているか

Googleでは「外部からのリンク(被リンク)が多いWebサイト=多くの方に支持してもらっているWebサイト」と判断します。

被リンクは、検索結果の順位を決める要因として重要な指標の1つです。

モバイルからでもWebサイトは見やすいか

Googleでは、2018年からモバイルファーストインデックスの導入を開始し、パソコンサイトだけではなくモバイルサイトの中身をみてモバイル版の検索順位を決めるという方針にしました。

Googleは、パソコンやスマートフォンなど画面のサイズが違うデバイスに応じて最適に表示させるレスポンシブデザインの推奨をしています。

ブラックSEOは行っていないか

以前までは「ブラックSEO」と呼ばれるお金を支払ってリンクを購入をする「ペイドリンク」や、キーワードの乱用などが多発し、上位検索を狙うサイトがありました。

そのような悪質なコンテンツはGoogleからペナルティを受ける可能性が高く、検索順位が大幅に下がったりWebページがインデックス削除されることもあります。

SEO対策を行う上では「Google が掲げる10の事実」の原文を読んで、Googleの理念を理解しておきましょう。

まとめ

検索エンジンとは何か、具体的な仕組みについてご紹介しました。

改めて、検索エンジンについておさらいをしていきます。

  • 検索エンジンの仕組みは「クロール」「インデックス登録」「検索結果の表示」
  • 日本の検索エンジンのシェアNo.1はGoogle
  • 検索エンジンごとに検索アルゴリズムがことなる
  • SEO対策においてGoogleの理念を理解しておくことは最重要

検索エンジンの仕組みを正しく理解することで、ご自身のコンテンツが検索エンジンから評価されやすくなるはずです。

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