月額定額制(サブスク)ホームページ制作 | ビズサイ
お役立ちコラム

メルマガで動画を活用して効果アップ!【作り方・事例・成果を出すポイントを解説】

  
メルマガで動画を活用して効果アップ

メールマガジンというと、テキストや画像(HTMLメールの場合)を活用するのが一般的です。
ほかにも、メールマガジンに動画を活用する方法もあります。

メールマガジンの配信を始めたばかりであれば、以下のような疑問が生じると思います。

『メルマガで動画を使うメリットは何?』
『どうやって動画を作ればいいの?事例は??』

今回のコラム記事では、メールマガジンの配信を始めたばかり、これから始めようとしているメルマガ担当者様に向けています。
メルマガで動画を活用する方法に加えて、作り方・事例・成果を出すポイントに関しても解説をしていきます。

メルマガに動画を用いるメリット

メルマガのクリック率やコンバージョン率を向上させるために有効な施策の一つとして、動画の活用が挙げられます。

動画には映像などの視覚情報だけでなく、音楽・声などの聴覚情報も含まれています。
通常のメルマガ(テキスト・画像)と比較して、動画は圧倒的に情報量が多いです。

動画を用いることで、テキスト情報では反応しなかった顧客に対して訴求ができます。
その結果、開封率やクリック率といった数値の向上が期待できます。

メルマガで動画を活用した事例

メルマガで動画を活用した事例を紹介します。

日本でもパソコンで有名なアメリカの企業「デル・テクノロジーズ」では、GIFアニメの動画を活用したキャンペーンメールで売り上げを109%に伸ばした事例があります(※)。

GIFアニメにしたのは、デルの製品であるタブレットPCです。
パソコンからタブレットに変形する様子をアニメーション化にすることで、テキストや画像だけでは伝えきれない製品情報をユーザーにわかりやすく素早く提供できます。

また、デルによるGIFアニメを活用したキャンペーンメールは、売り上げの増加以外にも「開封率6%増加」「クリック率42%増加」「コンバージョン率103%増加」といった効果が出ました。

以上のように、メルマガに動画を活用することで、読者に早く情報を伝えられます。

※参照:Email Marketing: Dell lifts revenue 109% via GIF-centric campaign

メルマガ動画の作り方

メルマガ用に動画を作りたい場合、いくつかの作成方法があります。

  • videoタグ(メール内に埋め込む)
  • imgタグ+GIFアニメ(メール内に埋め込む)
  • imgタグ+GIFアニメ(メールに貼り付ける)
  • 外部リンク(メールにリンクを貼る)

メルマガ用の動画の作り方をくわしく解説していきます。

videoタグ(埋め込み)

HTMLのvideoタグを用いることで、メール内に動画を埋め込むことができます。
videoタグの記述例は以下になります。

<video height="300" width="600" controls poster="https://example.com/az.png" src="https://example.com/sample.mp4" >
</video>

※「https://example.com/sample.mp4」の部分は、埋め込みたい動画ファイルのURLに書き換えてください
※動画ファイルは、Webサーバーにアップロードする必要があります

poster属性にある画像URLの例「https://example.com/az.png」は、サムネイル画像のような役割があります。

videoタグでメール内に動画を埋め込む方法は、外部サイトへのリンクをクリックすることなくメール内で動画の再生が可能です。
そのため、メルマガの受信者がメールを開いたまま動画を閲覧しやすいメリットがあります。

ただし、videoタグはメールソフトのGmailとOutlookでサポートされていないため、用いられていないのが現状です。

imgタグ+GIFアニメ(埋め込み)

GIFは、パラパラ漫画のような動きのあるアニメーションを表示できる画像フォーマットの一種です。

imgタグを用いて、GIFアニメをメール内に埋め込むことができます。
記述例は以下になります。

<img src="https://example.com/sample.gif"/>

※「https://example.com/sample.gif」の部分は、埋め込みたいGIFファイルのURLに書き換えてください
※動画ファイルは、Webサーバーにアップロードする必要があります

GIFアニメにサポートしているメールソフトは、iOSのメールアプリ、Gmail、Outlookなどです。
videoタグとは異なり、GIFアニメは幅広いメールソフトに対応しているメリットがあります。

ただし、動画ファイルを用意している場合は、GIFファイルに変換する作業が発生します。
くわえて、以下の3点にも注意しなければなりません。

  • GIFアニメは、動画のように音声は入らない(無音)
  • 動画よりもデータ容量が少ないGIFアニメであっても、長時間であればデータ容量が多くなる
  • 色数に制限がある(最大256色に制限される)

GIFアニメには制限があるものの、メール内に動く素材を埋め込むことができるため、メルマガ読者の注意を引く効果が期待できます。

imgタグ+GIFアニメ(貼り付け)

GIFファイルをメールに貼り付ける方法は、メール内に埋め込んで表示させることができます。

GIFファイルをメールに貼り付けると、メルマガの受信者はメール内でGIFアニメの閲覧ができます。

ただし、GIFアニメのファイルサイズには注意が必要です。
メール受信側の容量制限を超えてしまうと、メルマガを受信できないトラブルが発生します。
メールの容量制限に引っかからないよう、GIFアニメのファイルサイズには注意しましょう。

ポイント!

HTMLメールに対応しているメールソフトであれば、GIFファイルをメールに貼り付けても、メール内にGIFアニメが埋め込まれて表示できます。

外部リンク

メルマガを動画で活用する場合は、外部リンク先で動画を閲覧してもらう方法が一般的です。

メルマガ内に動画を埋め込む方法や貼り付ける方法は「videoタグが一部のメールソフトに対応していない」「GIFアニメは音声が入らない」といったデメリットがあります。

そのため、メルマガ内で動画を再生するのではなく、リンク先のWebページで動画を閲覧してもらうことで上記のデメリットが解消されます。

YouTubeの埋め込みはできない

YouTubeでは、Webページに動画を埋め込むことができる埋め込みタグが提供されていますが、メルマガに使用しても再生されません。

メルマガでYouTubeにアップしている動画を活用したい場合は、以下2つの方法を実施しましょう。

  • メルマガ内にYouTube動画のリンクを貼る
  • YouTube動画が埋め込まれているWebページのリンクを貼る

メルマガ動画で成果を出すポイント

メルマガ動画で成果を出すためには、ユーザーにどのような行動を取ってほしいのか目的を定めたうえで、動画を作成することが重要です。

動画をメルマガで活用して成果を出すためのポイントを表にまとめました。

ポイント目的詳細
動画の長さは短くユーザーを詳細ページや購入ページへ誘導する動画で内容のすべてを伝えるのではなく、ポイントを伝えるに留める
そうすることで、詳細ページや購入ページへと誘導しやすくなる
動画内でクーポン配布商品購入を促す動画の最後でクーポンを紹介し、リンク先の購入ページで使用できる設計にする
そうすることで、購入意欲を高めることができる
動画にスタッフを登場させる自社商品のよさを伝えるカタログやチラシに載っている情報だけでなく、商品を販売しているスタッフによる商品紹介の動画を作成
そうすることで、顧客の興味を引くことができる

まとめ

今回は、メルマガで動画を活用する方法について説明しました。

メルマガで動画を活用する方法に関して、覚えておくべき点は以下のとおりです。

  • 動画を用いることで、テキスト情報では反応しなかった顧客に対して訴求できる・反応率の向上が期待される
  • メルマガで動画を活用する場合は、外部リンク先で動画を閲覧してもらう方法がおすすめ
  • ユーザーにどのような行動を取ってほしいのかという目的を定めた上で、動画を作成する

今回紹介したポイントに注意してメルマガ配信を実施することで、メール配信の効果を最大化できるように努めましょう。

なお、当サイト『ビスサイ』ではホームページ制作サービス(サブスクリプション)を提供しております。

ビズサイでは、ホームページの用途に応じて3種類のプランをご用意しており、お申込みから公開まで最短5営業日の期間でホームページ制作ができます。

ドメインからメールアドレスを作成できるので、メルマガ配信と同時にホームページを新規で立ち上げたい、ホームページのリニューアルをしたい方は当サイトがピッタリです(くわしいサービスはこちら)。

マーケティングに関する記事

メルマガに関する記事

まずは無料でご相談ください。

お問い合わせ・ご相談や、公開後の修正依頼などに関しては、いずれかの方法にてお問い合わせください。

※年末年始・土日祝は定休日となります
※受付時間 9:00~17:30

ビズサイで補助金使えます 最大450万円
×