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読まれるメルマガの書き方【成果を上げるコツ・構成】

  
読まれるメルマガの書き方

メルマガを配信するなら、多くの人に読んでほしいはずです。
読まれるメルマガにすることは、メールマガジンを効果的に運用するために重要なポイントです。

メールマガジンの配信を始めたばかりであれば、以下のような疑問が生じると思います。

『読まれるメルマガの書き方は?』
『成果を上げるコツや構成が知りたい』

今回のコラム記事では、メールマガジンの配信を始めたばかり、これから始めようとしているメルマガ担当者様に向けています。
成果を上げるメルマガの書き方や例文、書くコツ、構成に関して解説をしていきます。

メルマガの目的

メルマガには月に1回、2週間に1回といったように定期的に配信する特徴があります。

メルマガで定期的に情報提供を行うことは、顧客との関係性を構築するのにつながるため、現在でもさまざまな企業でメルマガが活用されています。

メルマガで定期的に商品やサービスの情報を顧客に伝えることで、顧客が自社や商品のことを深く知ってもらうことができ、興味関心も高められます。

また、メルマガには顧客との関係性の構築以外にも、販売促進、イベント告知、新規顧客の獲得、リピート顧客の育成といった目的でも活用されています。

メルマガの目的を表にまとめると、以下のようになります。

目的詳細
情報伝達顧客に正しい情報を適切なタイミングで伝える新商品、イベントのお知らせ、
会員登録、資料請求、
セミナー申込などの手続き完了の通知メール
販売促進商品購入・サービス購入を目的として顧客にアプローチする購入履歴に応じたセグメント配信、クーポン、
キャンペーンのお知らせ、新商品の告知
関係性の構築自社や商品の理解度を高め、ファン化を狙う

以下のようなWebコンテンツの作成を行い、メルマガで告知する

・顧客インタビュー
・よくある質問の解説
・イベントレポート
・営業マン紹介

メルマガの例文

セミナー申し込みの促進を目的としたメルマガの例文を良い例と悪い例で紹介していきます。
どの点が悪いのか比べてみましょう。

良い例

件名:【5/15 無料セミナー】売上1億円を目指す 戦略的開業法

初年度から1億円を達成するノウハウをお伝えします。

====================
【5/15 無料セミナー】
売上1億円を目指す 戦略的開業法
申し込み
https://○○○.com/×××/
====================

○○様

こんにちは!

本日は5月開催のセミナーから
無料で受講いただけるセミナーを
ご紹介します。

■セミナー名
売上1億円を目指す 戦略的開業法

======================
こんな方におすすめ

・新規顧客を集める方法を知りたい
・リピート注文が入る仕組みを構築したい
・口コミで紹介してくれる優良顧客を作りたい
======================

■日時
5月15日(日)09:30~13:00

■申込期限
5月13日(金)まで

■講師
株式会社ABCコンサルティング
コンサルタント 田中 ○○様

■場所
東京都千代田区○○○1-1
○○○ビル 5階 A会議室

申し込み
https://○○○.com/×××/

——————————————-
株式会社AAA
郵便番号 111-2222
東京都渋谷区〇-〇-〇 ●

本メールは株式会社AAAメルマガに
登録いただいた方に限り送信しております。

■配信先メールアドレスの変更をご希望の方は、
配信設定の変更(リンク)から変更ください。

※メルマガの配信停止のリンク

——————————————-

上記のメールは、セミナーへの申し込みを目的としています。

そのため、メールのファーストビューに、メルマガで伝えたいポイントとセミナーへの申込みリンクを設置し、セミナーの申込み数を最大限獲得できるように工夫しています。

また、セミナーの内容や日時、場所、講師といった情報もわかりやすく記載されており、そのまま申し込みページへのリンクをクリックできるように設計しています。

メールのフッターには、配信者情報や配信停止へのリンクといった、法律上求められる項目がもれなく記載されている点もポイントです。

悪い例

件名:セミナーのご案内

○○様こんにちは!メルマガ担当の鈴木です。

春になり暖かくなってきました。いかがお過ごしでしょうか?先週は家族で花見にでかけて、きれいな桜を楽しんできました。天気が良かったため、多くの方が花見に来ていましたよ!

さて、今回は5月15日に開催するセミナーをお知らせします。飲食店の開業を10年以上サポートした専門家のセミナーがなんと無料!ぜひお申し込みください。

—-セミナー紹介(省略)—-

——————————————-
株式会社AAA
郵便番号 111-2222
東京都渋谷区〇-〇-〇

●本メールは株式会社AAAメルマガに
登録いただいた方に限り送信しております。

■配信先メールアドレスの変更をご希望の方は、
配信設定の変更(リンク)から変更ください。

※メルマガの配信停止のリンク

——————————————-

上記のメールもセミナーの申込みを目的としたメールです。

悪い点の1つめが件名です。
良い例と悪い例で比較してみましょう。

件名解説
良い例【5/15 無料セミナー】売上1億円を目指す 戦略的開業法

日時が記載されているため、参加できるかどうか開封しなくてもわかる

開封を促す表現をセミナータイトルから流用している

悪い例セミナーのご案内セミナーが開催される以外に、具体的な情報がない

悪い点の2つめがメールのファーストビューです。

ファーストビュー解説
良い例メルマガのタイトル、申込みリンクタイトルだけで興味をもった顧客は、スクロールせずに申し込みページへのリンクをクリックし、セミナーに申し込める
悪い例担当者の挨拶セミナーへの申し込みという目的を考えると、担当者の挨拶はファーストビューに必要ない

悪い点の3つめとして、改行が適切に行われていない点が挙げられます。
スマートフォンでの閲覧を考えると、1行につき20文字ほどで改行しなければ読みにくいデザインになってしまいます。

メルマガは1メッセージ1テーマに絞り、一文の長さを60文字程度に調整することを心がけるとよいでしょう。

成果を上げるメルマガの書き方

顧客に読まれるだけでなく、成果を上げるメルマガを書くためには、以下のポイントに注意するのが重要です。

  • ターゲットと目的を定める
  • 件名を工夫し開封率を上げる
  • メルマガのクリック率を上げる方法を知る
  • HTMLメールを活用する
  • 文字数に注意して書く

これらのポイントに関して、解説を行います。

目的とターゲットを定める

メルマガといっても目的やターゲットが違えば、メルマガの内容や書き方が異なってきます。
メルマガの目的とターゲット別に、どんなコンテンツにすべきかをまとめました。


目的ターゲット
購入前の見込み客との長期的な関係性の構築購入前の見込み客

BtoBなどでは、購入までの期間が年単位でかかる場合があります。

そのため、購入を検討する段階になるまで関係性を維持するためにメルマガを送ります。
購入検討段階に入った時点で、自社に声がかかるような状態を作ることが重要です。


目的ターゲット
購入後の顧客のフォローアップ商品を購入した顧客

リピート注文が入る商品(サプリ、食品、化粧品など)や、買い替えがある商品(家電、車、スマートフォンなど)を購入した顧客が対象です。

商品の使い方やよくある質問などを紹介しながら顧客満足度を高めるだけでなく、買い替えやクロスセルにもつながるようなコンテンツを作成します。


目的ターゲット
リード獲得購入検討の段階に入った顧客

資料請求、セミナー申し込み、面談依頼につながるコンテンツを作成します。
資料やセミナーで顧客の悩みを解決するノウハウを提供することで、リードの獲得へとつながります。


目的ターゲット
販売促進今すぐ客

キャンペーン、新商品の案内などに特化したコンテンツ内容にします。
Web広告のバナーやランディングページなどを参考にして、キャンペーンの内容が一目で伝わるように工夫します。

件名を工夫し開封率を上げる

メルマガの目的とターゲットが決まれば、そのターゲットに対して適切な件名を設定することで開封率の向上が期待できます。

ターゲットとなる顧客が、いつ、どこで、どの端末(スマートフォン、タブレット、パソコン)を用いてメルマガを閲覧しているのかを想像し、件名を検討することが重要です。

メルマガの件名で開封率を上げるために効果的な訴求方法として、1テーマに絞る、件名の文字数を30文字以下にする、件名の最初の20文字に要点を入れるなど、さまざまな方法があります。

関連記事

メルマガの件名(タイトル)で開封率を上げる方法は、以下のコラム記事でくわしく解説しています。

メルマガのタイトルで開封率を上げるコツ・付け方【サンプルあり】

メルマガのクリック率を上げる

メルマガのクリック率とは、メルマガの配信数に対してメール内にあるリンクがクリックされた割合のことです。
クリック率を上げるには、以下の3点が重要です。

デザインの工夫をする

1カラムのレイアウトにすることで、ほかのWebページに遷移する可能性が低くなるため、クリック率の向上が期待できます。

また、CTAボタンの工夫やHTMLメールの導入、モバイルファーストのデザインを施すことで視覚的な効果を高めることも可能です。

クリックを促す表現を用いる

デザイン面だけでなく、テキストの表現にも注意することでクリック率の向上を図れます。

希少性・限定性を強調するだけでなく、クリックを促す件名を検討します。
ランキング要素も活用して、メルマガ読者への訴求率を高めていきます。

ユーザーに合わせた配信を行う

セグメント配信やターゲットユーザーに合わせた配信時間を設定することで、メルマガの反応率を高められます。

関連記事

メルマガのクリック率を上げる方法は、以下のコラム記事でくわしく解説しています。

メルマガのクリック率を上げる方法【クリック率の平均は?】

HTMLメールを活用する

テキストメールではなく、HTMLメールを活用することで商品・サービスの魅力を視覚的に伝えることが可能です。

さらに、画像入りのHTMLメールを繰り返し送ることで、読者の記憶に残りやすくなる効果が期待できます。

HTMLメールには制作に専門的な知識やスキルが必要で、メールのデザインが崩れやすいデメリットがあります。
ただし、メール配信システムを利用すれば簡単にHTMLメールの作成ができます。

テキストメールとHTMLメールの違いを理解し、事例に応じて使い分けることをおすすめします。

関連記事

HTMLメールに関しては、以下のコラム記事でくわしく解説しています。

HTMLメールとは?【テキストメールとの違い・メリット・デメリット】
HTMLメールの作り方【手順と作成ポイント】

文字数に注意して書く

メルマガは、パソコンだけでなくスマートフォンでも閲覧されます。
そのため、読者がメルマガを閲覧する端末を想定したうえで、メルマガを作成することが重要です。

また、メルマガの文字数が多いと、読者が離脱しやすくなる、メルマガの訴求効果が弱くなるといったデメリットがあります。

メルマガを作成する場合は、以下の点に注意して書きましょう。

  • スマートフォンでの閲覧を前提とする
  • 件名は20文字程度で作成する
  • 1文は60文字程度に収める

メルマガの文字数を減らすためには、1メッセージ1テーマに絞る、1文の長さを調整する、HTMLメールの利用などが有効です。

関連記事

メルマガの文字数に関しては、以下のコラム記事でくわしく解説しています。

メルマガの文字数の目安「スマホ・パソコン・件名・1行」と減らす方法について

メルマガの構成

メルマガの構成

一般的なメールマガジンの構成に基づいて、それぞれのパートで重要な点を解説します。

  • 件名
  • ヘッダー
  • リード文
  • 本文
  • 編集後記
  • フッター

それぞれのパートの例文も記載しているので、参考にしてください。

件名

件名

件名の目的はメルマガを開封してもらうことです。

メルマガの読者の興味を引くためには「メルマガ限定」「期間限定」といった限定感を出しましょう。
「○○がもらえる」「○○がわかる」といったメリットを件名に入れるのも大事です。

ヘッダー

ヘッダー

ヘッダーは、メルマガを開いた際のファーストビューにあたるエリアです。
メルマガでもっとも訴求したい内容をシンプルに記載し、コンバージョンへと誘導します。

リード文

リード文

リード文では、すぐに本題に入らず、挨拶を入れたあとにクリックを促したい情報を紹介します。

メール配信システムを活用すれば、メルマガ読者の氏名を挿入できるため、読者の注意を引くことができます。

本文

本文

リード文のあとは、メルマガでもっとも伝えたいコンテンツを紹介する本文のパートになります。
新商品のお知らせ、セミナーの案内、新規コンテンツの紹介などを掲載しましょう。

編集後記

編集後記

編集後記では、メルマガの発行者の身の回りで起こったこと、メルマガのメインコンテンツとは少し異なる豆知識といった情報を掲載します。

編集後記で書き手のイメージを伝えることで、最後までメールに目を通してもらう読者を増やすことを目的としています。

フッター

フッター

フッターには、メルマガの発行者の住所や電話番号といった連絡先情報を記載します。

ほかにも、フッターにはメルマガの配信停止リンクといった特定電子メール法で求められる内容を記載する必要があります。

まとめ

今回は、成果を上げるメルマガの書き方を解説しました。

読まれるメルマガの書き方に関して、覚えておくべき点は以下のとおりです。

  • メルマガを書く前に目的を定めておく
  • 目的とターゲットに合ったコンテンツを作成する
  • クリック率や開封率が上がるテクニックを活用する
  • 例文を参考にメルマガを作成する

今回紹介したポイントに注意してメルマガ配信を実施し、メール配信の効果を最大化できるように努めましょう。

なお、当サイト『ビスサイ』ではホームページ制作サービス(サブスクリプション)を提供しております。

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