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BASEのブログ機能(Blog App)とは?活用するメリット・集客効果を高める書き方も解説

  
Blog app徹底解説

『BASEのブログ機能ってどんなの?』
『Blog Mag.が使えなくなっているけど、BASEのブログ機能はなくなったの?』

BASEの「Blog App」は、BASEで開設したショップ内にブログ機能を搭載できる専用のアプリです。

「Blog App」を活用すれば、お店が独自に告知したいことを自由に発信できます。

今回はBASEのブログ機能「Blog App」について、基礎知識から活用するメリット、集客効果を高める書き方まで丸ごと解説いたします。

※今回のコラム記事で掲載している情報は、記事公開時点(2022年9月8日)のものです

BASEのブログ機能(Blog App)とは?

BASEの「Blog App」とは、ブログ機能を搭載したアプリのことです。
BASEのシステム内に搭載されているブログ機能であり、専用アプリを活用して運用することになります。

以前のBASEでは「BASE Mag.」という、専門メディアへブログを投稿する方法がありました。
しかし、BASE Mag.は2021年10月14日をもってサービスを終了しています。

サービスを終了して以降、BASE Mag.へ新規記事を投稿することは一切できません。

BASEでブログ機能を使うには「BASE Apps」内より「Blog」のアプリをインストールする必要があります 。
アプリをインストールするには、BASEの管理画面へ移動しましょう。

Apps

出典:BASE

BASEの管理画面にログインしたら、画面上部のメニューから「Apps」→「すべてのAppを見る」をクリックします。

「Blog」をクリック

出典:BASE

「お客様を集める」の欄より、鉛筆のアイコンが付いた「Blog」をクリックしてください。

インストール

出典:BASE

画面左にある「インストール」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。

インストールされているか確認

出典:BASE

最後にアプリがきちんとインストールされているか確認しましょう。
管理画面の上部にあるメニューから「Apps」→「利用中のApps」に「Blog」のアイコンが表示されていれば、きちんとインストールされています。

BASE Mag.がサービス終了になった理由

BASEの公式サイトでは、BASE Mag.をサービス終了にした理由を公表していません。

BASEの一出店者としての予想の域にはなりますが、おそらくBASE Mag.がBASEの多くの出店者が求める「ブログ機能」のニーズと、ややかけ離れていたからであると推察します。

BASE側と出店者側との間にあったニーズの相違とは、BASE Mag.の出店者が発信したいことを自由に投稿できなかった点です。

BASE Mag.はあくまでBASEが主体のメディアであり、記事もBASEの掲載基準に沿った内容で投稿することに限定されています。

一方、BASEの「Blog App」はショップブログの定番であるイベントの告知や、日々の出来事など、出店者の思いのままに情報発信が可能です。

サービス終了前にBASE Mag.へ投稿した記事は、「Blog App」の記事一覧画面から確認できます。
今後は「Blog App」に一本化し、ブログの運用を行う必要があります。

BASEのブログ機能を使うメリット

BASEのブログ機能を使うメリットは、次の5つです。

  • ショップのトップページに表示できる
  • お客様との距離を縮められる
  • 購買促進につながる
  • SNSと即連携できる
  • SEO対策になる

ショップのトップページに表示できる

BASEの「Blog App」を使う一番のメリットは、ブログがネットショップのトップページに表示される点です。

外部ツールを使ってブログを運用すると、コンテンツ自体を何らかの方法で人目につかせる対策を別途行う必要があります。

露出対策が甘ければ、見込み客にブログを閲覧してもらえない可能性もゼロではありません。

一方、BASEの「Blog App」を使ってネットショップのトップページにブログを埋め込めば、サイト訪問者のほとんどがブログの存在に気付いてくれます。

見込み客が購入前にトップページのブログを閲覧してくれるようになれば、より商品の情報を深く知ってもらうことができ、購入を後押しするきっかけとなるでしょう。

お客様との距離を縮められる

BASEの「Blog App」でブログを運用することで、お客様との距離を縮めることにもつながります。

BASEは楽天市場やYahoo!ショッピングのような大手モールと比べて、信頼度が薄く、出店者の特性がサイト訪問者に伝わりづらいことも事実です。

BASEを使って大手モールのハンディキャップを乗り越えるには、できる限りお客様との距離を縮める以外に道はありません。

サイト訪問者に出店者のこだわりや信頼性を伝えるには、商品説明欄では明らかに役不足であり、情報発信元としてブログの活用が一番の解決策といえます。

BASEの「Blog App」は店舗スタッフの日常の出来事など、店舗ならではの情報を自由に発信することが可能です。
「Blog App」は、お客様との距離を縮めるうえで最適なツールといえるでしょう。

購買促進につながる

BASEの「Blog App」は、購買促進につなげることも可能です。

近年、ネットショップの運営はブログの役割が非常に重要な位置を占めるようになっています。
商品説明欄に書ききれない情報を、ブログでは見込み客にさりげなく発信できるからです。

たとえば、貴店の取扱商品の価格帯が相場より高いとします。
画像と説明文だけで出品しても、サイト訪問者に『高い』と印象をもたれるだけで終わってしまいかねません。

しかし、ブログを使って「なぜ高いのか?」という理由を誰もが納得するようにアピールできれば、状況が一変することがあります。

価格が高くても、商品の調達方法や品質のこだわりなど「高いなりの理由」をブログで丁寧に説明することにより、商品の価値を理解して進んで購入してくれるお客様を増やせるのです。

SNSと即連携できる

BASEの「Blog App」は、SNS と即連携できることもメリットの一つです。

SNSアイコンが表示

出典:BASE

ブログに挿入された商品ページの画像にカーソルを合わせると、SNSのアイコンが画像の右下に表示されます。
ログインIDとパスワードを入力するだけで連携は完了です。

BASEのブログとSNSを直接連携させることにより、商品情報をSNS上で効率よく拡散できます。
SNS経由で店舗ページに流入したお客様を外部サイトに逃さず、より確実な囲い込みが可能です。

BASE以外の外部ツールを使って作成したブログであっても、SNS との連携は可能です。
しかし、ネットショップの見込み客はリンク先が増えるほど、店舗ページにたどり着く確率が下がります。

BASEのブログとSNSを直接連携させれば、見込み客がインターネット上で迷うことなく、スムーズに店舗ページに誘導ができるでしょう。

※「Blog App」と「Facebook」や「Twitter」などのSNSを連携させる方法は、後述の「商品ページのリンクを挿入する」で解説しています

SEO対策になる

BASEの「Blog App」を活用してブログを運用することは、SEO対策にもなります。

一般的にネットショップが SEO に弱いとされる理由は、ネットショップ自体がテキストよりも、画像の情報がメインであるからといわれています。

さらに、ネットショップは特性上、どのWebページも同じような情報が並びがちです。
対策をしないと重複コンテンツに判定されやすいことも、SEOに不利になる場合があります。

ブログは個々の記事同士で内容の差別化が図りやすく、執筆者が意識付ければ重複コンテンツになることを自ら避けることも可能です。

SEO対策したブログを運用できれば、ネットショップの集客力が上がるでしょう。

BASEで集客効果を高めるブログの書き方

記事作成

出典:BASE

BASEでブログを書くには「Blog App」→「記事作成」をクリックして執筆を開始します。

BASEで集客効果を高めるブログを書くには、以下6つのポイントを抑えることです。

  • 引きのあるタイトルを考える
  • プロならではの知識を発信する
  • 画像・動画を挿入する
  • SEOのキーワードを盛り込む
  • 商品ページのリンクを挿入する
  • 更新頻度を決めてリライトする

引きのあるタイトルを考える

BASEで集客効果を高めるブログを書くための一番のポイントは、引きのあるタイトルを考えることです。

タイトルに魅力がないと、ブログをクリックしてみようという気になりづらくなります。
せっかく良い文章を書いたとしても、見込み客に読んでもらえないからです。

だからといって、虚偽に近いようなオーバーすぎるタイトルをつけてしまえば、仮に見込み客がブログにやってきたとしても、すぐにサイトを離脱されかねません。

引きのあるタイトルを考えるコツとしては、見込み客が気になっているであろうことを先回りして、タイトルをなるべく短くまとめます。
見込み客が気になっていることは、普段からお客様によく質問を受ける内容、ご指摘を受けた内容などを参考にしましょう。

タイトル欄

出典:BASE

「Blog App」のタイトル欄は、 全部で50字以内との規定があります。
あまりに長すぎるとタイトルを読むことすら面倒になるため、できるだけ30文字以内にコンパクトで引きのあるタイトルを考案しましょう。

プロならではの知識を発信する

BASEのブログを使って集客力をアップさせるには、プロならではの知識を発信することも押さえるべきポイントとなります。

BASEの集客力が弱いといわれる理由の一つは「BASE=素人集団」のイメージによる信頼性の薄さです。

そのため、BASEで売上を上げるには、プロならではの知識を発信して、他社との差別化を図ることです。

ブログで商品のお手入れ方法やコーディネート例など、プロでなければ知らない知識をどんどん発信して、サイトの信頼性を高めていきましょう。

画像・動画を挿入する

ブログに画像や動画を適度に挿入することも、集客力をアップする秘訣になります。

テキストばかりが詰まっているブログは、SEOの観点としては悪くありません。
読み手としては、テキストばかりだと読むのが面倒になってしまい、途中でサイトを離脱する可能性があります。

画像のアップロード

出典:BASE

「Blog App」で画像を挿入するには、左から5番目のアイコン「画像」をクリックしてください。
画像のアップロード後は「貼り付ける」をクリックすればスムーズに画像を登録できます。

また、近頃ではブログに動画を埋め込むのも増えてきています。

ブログに挿入すべき動画のよくある例としては、商品のお手入れ方法の実演、レシピの紹介などの「お役立ち情報」です。
短めの動画にすると、最後まで視聴される可能性があります。

動画貼り付け

出典:BASE

「Blog App」で動画を挿入するには、左から4番目のアイコン「動画」をクリックします。
空欄に動画のURLを挿入して、最後に「貼り付ける」をクリックすれば完了です。

文章や画像で伝わりにくいことも、動画であれば視聴者にわかりやすく伝えられます。
動画は、見込み客が購入を決定してくれる強い後押しになるでしょう。

SEOのキーワードを盛り込む

BASEのブログ及び商品ページを人目につかせるには、 SEO のキーワードを盛り込むことも肝心となります。

SEOでは、ページのタイトルに検索で上位表示を狙いたいキーワードを含めることが大切です。

現在のGoogleは検索精度が高く、キーワードを含めていなくても検索で上位化しているページが存在します。
しかし、キーワードを含んだページが検索で上位化しているのも事実です。

BASEで開設したネットショップをSEO対策するには、検索で上位表示を狙いたいキーワードをページのタイトル盛り込むとよいでしょう。

商品ページのリンクを挿入する

BASEのブログには、商品ページのリンクを挿入しておくとベストです。

ブログに商品ページのリンクを貼り付けておくことで、見込み客が商品ページに戻ることなく、商品ページの移動がスムーズにできます。

リンクを挿入

出典:BASE

「Blog App」で商品ページのリンクを挿入するには、一番右側のアイコンをクリックしてください。

「これを貼り付け」をクリック

出典:BASE

BASE に出品中の商品リストが表示されます。
ブログに挿入したい商品情報の「これを貼り付け」をクリックしましょう。

リンク挿入が完了

出典:BASE

すると、商品ページのリンク挿入が完了します。

商品ページのリンクを挿入するときには、ブログの文章と商品リンクにズレのないよう、事前に挿入すべき商品ページを選んでおきましょう。

更新頻度を決めてリライトする

BASEに限りませんが、ブログを使って集客するには、更新頻度を決めてリライトをこまめに行う必要があります。

見込み客がブログをクリックして情報がまったく更新されていないと『ひょっとしてお店は開店休業状態?』など、集客どころか店舗の評判を落としてしまう可能性があります。

ブログを活用して SEO 対策を行うのであれば、コンテンツをこまめにリライトすることが必要です。
リライトとは、すでに公開されている記事の文章を書き足す、または書き換えることをいいます。

Google(検索エンジン)は最新の情報を優先する傾向にあります。
たとえ特定のキーワードで運よく上位表示がされたとしても、コンテンツがまったく更新されていなければ順位が下がってしまう可能性があります。

言い換えれば、SEO 対策も含めてブログを集客に活かすには、一にも二にもリライトがもっとも重要となります。

いざブログの運用を開始したら「週に○回」「月に○回」など、貴店の運営に無理のない更新頻度を決めて、事前に決めた頻度を守ってブログを運用していきましょう。

BASEの外部ブログ機能の連携方法

BASEの集客対策として外部ブログを運用するなら、WordPress(ワードプレス)の活用が第一選択となります。

WordPressとは、Webサイトやブログの作成ができるCMS(コンテンツ管理システム)の一種です。
無料で使えて、日本を含む世界中で利用者の多いソフトウェアです。

WordPressとBASEを連携させる方法は3つあります。

  • iframe(インラインフレーム)を使う
  • BASEのAPIを使う
  • WordPressのプラグインを使う

それぞれの方法を解説していきます。

iframe(インラインフレーム)を使う

WordPressでiframe(インラインフレーム)を使い、BASEの商品ページに飛ばす方法を紹介します。

商品ページのURLをコピー

出典:BASE

まずは、BASEから商品ページのURLをコピーしましょう。

次にコピーしたURLを以下の【 】内のテンプレートにあてはめます。

小サイズ(160×220)の場合

<iframe frameborder="0" height="220" width="160" src="【BASE商品ページのURLを挿入】/widget/small" ></iframe>

中サイズ(220×380)の場合

<iframe frameborder="0" height="380" width="220" src="【BASE商品ページのURLを挿入】/widget" ></iframe>

大サイズ(320×480)の場合

<iframe frameborder="0" height="480" width="320" src="【BASE商品ページのURLを挿入】/widget/large" ></iframe>

上記のコードを選択して、コピーしましょう。

コードをコピー

WordPressの管理画面に移動して、記事の編集画面を表示します。
先ほどコピーしたコードを貼り付けてください。

ブロックエディタ(Gutenberg)をお使いの方は、コードエディターにしてからコードを貼り付けましょう。
クラシックエディタをお使いの方は、テキストモードでコードを貼り付けましょう。

商品の確認

最後にWordPressのプレビュー機能を利用して、商品の確認ができたら完了です。

BASEのAPIを使う

BASEが開発者向に提供している無料のAPIを利用すれば、WordPressにBASEの商品を掲載できます。

BASE Developers

出典:BASE Developers

APIを使ってWordPressとBASEを連携させるには、BASE Developersで申請が必要です。

BASEのAPIを使った方法は、上級者向けの選択肢です。
初心者の方は、外部の専門業者に作業の委託を検討する必要があるでしょう。

WordPressのプラグインを使う

WordPressのプラグイン「BASE商品リスト」を使って、BASEと連携をする方法があります。
BASE商品リストは、BASEで開設したショップ内に販売している商品をWordPressに表示できます。

兵庫県神戸市を拠点にするフリーランスの方が作ったプラグインですが、利用するにはBASEが提供しているAPIの申請が必要です。

BASEのAPI の同様に、WordPressのプラグインを使った方法も上級者向けです。
操作が難しい場合は、専門業者に委託の検討をするとよいでしょう。

まとめ

今回はBASEのアプリ「Blog App」について、基礎知識から活用するメリット・集客効果などをお話させていただきました。

まとめますと「Blog App」はBASEで開設したショップ内にブログ機能を搭載できるアプリです。

「Blog App」を使うメリットは、次の5つです。

  • ショップのトップページに表示できる
  • お客様との距離を縮められる
  • 購買促進につながる
  • SNSと即連携できる
  • SEO対策になる

BASEで集客効果を高めるブログを書くには、次の6つのポイントを抑えましょう。

  • 引きのあるタイトルを考える
  • プロならではの知識を発信する
  • 画像・動画を挿入する
  • SEOのキーワードを盛り込む
  • 商品ページのリンクを挿入する
  • 更新頻度を決めてリライトする

BASEの集客対策として外部ブログのWordPressと連携させる方法は、次の3つです。

  • iframe(インラインフレーム)を使う
  • BASEのAPIを使う
  • WordPressのプラグインを使う

「Blog App」はサービスを提供していた「BASE Mag.」と異なり、店舗独自の情報が自由に発信でき、顧客との距離を縮められる最適なツールです。

ぜひBASEの有力な集客対策として、頻度を決めてこまめに更新し、顧客とのコミュニケーションを図るためにご活用ください。

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