ECサイト運営に求められる5つのスキル【必読!】

      
ECスキル5選

『ECサイト運営担当者になるには、どの程度のスキルが必要?』
『今からスキルを磨いても将来性はあるの?』

ECサイト運営に求められるスキルはWebや集客、マーケティングなど多岐にわたります。

国内ECサイト市場は新型コロナ以降急拡大しており、EC担当者の需要は今後ますます増えることが予想されます。

今回は、ECサイト運営に求められるスキルについての詳細と、将来性・未経験者が取得すると有利な資格もご紹介いたします。

ECサイト運営の業務とは?

ECサイトの運営において必要な業務は、主に次の6つのカテゴリーに分けることができます。

  • 商品企画・マーケティング
  • サイト制作
  • 集客・プロモーション
  • 顧客対応
  • サポーター業務
  • バックヤード業務

ECサイト運営業務は多岐にわたります。

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ECサイトの運営業務について詳しくは、以下のコラム記事をご覧ください。

ECサイト運営の6つの仕事内容を徹底解説【明日から即実践できる完全マニュアルを公開】

ECサイト運営に求められるスキル

ECサイト運営に求められるスキルは、ざっくり以下5つの要素が挙げられます。

  1. 基礎的なWeb・ITスキル
  2. リサーチ・マーケティングスキル
  3. 接客・コミュニケーションスキル
  4. 集客・広告運用スキル
  5. 最後は意欲と根性

基礎的なWeb・ITスキル

前述のサイト制作業務を行うには高度でなくても構いませんが、HTMLやCSSなど基礎的なWeb知識があると望ましいです。

出品画像やバナーを作成するにはPhotoshop(フォトショップ)やIllustoretor(イラストレーター)などの画像加工ソフトに慣れておくことは必須です。

ECサイト制作に直接かかわらない担当者もExcelやインターネット検索、SNSを使ったメッセージ送信など基礎的なITスキルは身に付けておきたいものです。

リサーチ・マーケティングスキル

ECサイトで売上を上げるには、1にも2にも「リサーチ」と「マーケティング」がついて回ります。

インターネットを使って競合他社の動向、価格相場を調べることはもちろん、時には足を使って都心部のトレンドスポットをチェックしにいくのも立派なリサーチです。

Web上で売れている商品群、これからブームが来る商品など、あらゆる側面からのリサーチ、マーケティングを行うスキルが求められます。

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ECサイト運営に必要なスキルであるマーケティングについて詳しくは、以下のコラム記事をご覧ください。

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接客・コミュニケーションスキル

ECサイトは非対面式のビジネスモデルですが、結局は「客商売」であることに代わりが無いため、接客スキルの高さが売上に直結します。

接客スキルを身に付けるには必ずしもECサイトでの運営経験にこだわらず、実店舗やサービス業のアルバイトなどで「接客」自体に慣れておくのも良いでしょう。

また、業務範囲が多岐にわたるECサイト運営は、社内の他部署や外注業者など様々な方々と連携を取りながら進めていくことになるため、日頃から「コミュニケーションスキル」を鍛えておくことが望ましいです。

集客・広告運用スキル

ECサイトはいかに効率の良い集客を行えるかが明暗を分けるため、検索エンジンやSNS、広告運用のリテラシーに長けている人材は大変重宝されます。

利益を狙わずともプライベートでブログを運用してみたり、Twitter、Facebook、InstagramなどでのSNSで投稿を地道に行い、フォロワーを増やしておくと、ECサイト運営担当者になる上で非常に有益となることは間違いありません。

最後は意欲と根性

ECサイト運営で求められるスキル要素で最も外せないのは、結局のところ実務スキルよりもスタッフの「意欲と根性」に軍配が上がります。

ECサイトの運営業務はサイト制作、プロモーション、接客、バックヤードなど地道さと営業面の両方の側面を求められる複雑さがあり、そもそも1人の人間が全てのスキルを完璧に身に付ける事は困難です。

しかし、ECサイトはお客様の顔こそ見えないものの、あくまで「お店」であることに代わりがないため、担当者1人1人が「良いサイトにしていこう」という意欲、根性がなければお店は活性化しません。

日々の業務をただの作業として捉えるのでなく「お客様に喜んでもらおう」というモチベーションをもって業務に取り組める人材が望ましいことになります。

 

ECサイト運営担当者の将来性

『ECサイトの運営担当者は将来性のある仕事なの?』

ECサイトの運営担当者を今から目指す方にとっては将来性が見込める仕事なのかどうかは非常に気になるところです。

結論からいうと、ECサイト運営担当者は非常に将来性のある職種です。
なぜなら、国内企業のEC化率は10年前と比較すると約3倍の伸び率となっており、年々市場が拡大しているからです。

EC市場推移

EC市場構成

出典:日本のBtoC-EC市場規模の推移

Amazonや楽天市場などの大手ECショッピングモールの流通総額は、年間3兆円もの巨大マーケットに成長するほど、ネットショッピングは日本人の日常生活にすっかり定着しました。

それでも国内企業のEC化率は6.7%と先進国の中では遅れているといわれており、先人である米国15%、中国36%の例に習えば、日本のEC化率も今後一層加速することは間違いないでしょう。

さらに2019年の新型コロナの巣ごもり需要以降EC市場は急速な伸びを見せており、今後ますますの市場拡大が確実視されています。

未経験者がECサイト運営担当者を目指す上で有利な資格一覧

未経験からECサイトの運営を目指す場合には、以下の資格を取得するのが望ましいです。

  • ネットショップ実務士
  • ネットマーケティング検定
  • 通販エキスパート検定
  • Googleアナリティクス個人認定資格

ネットショップ実務士

「ネットショップ実務士」とは、一般財団法人ネットショップ能力認定機構が2010年~開始した民間資格です。

ネットショップに関する総合的な知識を問われる指標となるため、ECサイト担当者を目指す方に非常に役立つ資格となります。

レベルは全部で3段階あり、レベル3はレベル2に合格した方のみ受験可能となっています。

出題形式は80分のマークシートによる選択方式で、合格基準は正答率50%以上。

レベル1は常識範囲の基礎知識が中心で誰でもほぼ合格できるレベルですが、レベル2はWeb制作~バックヤード業務に至るまでネットショップ運営に関する実務知識を問われるため、決して「簡単に合格できるレベル」の試験とはいえません。

レベル3はかなり難度が高く、試験に向けて一定期間集中して勉強しなければ合格するのは難しいといわれています。

通販エキスパート検定

「通販エキスパート検定」とは一般社団法人 通販エキスパート協会が主催する民間資格です。

試験範囲はネットショップに限定している訳ではなく、通販業界に携わる方全てに役立つ知識を総合的に問うための内容です。

レベルは基本コースについては3段階ですが、最近になってスペシャリストコースが2つ新設されたため、全部で5つの種類に分かれています。

出題形式はパソコンによる60分4択からの選択方式で、合格基準は70点以上。

狙うべき取得レベルは最低でもレベル2からです。

通販のマーケティング、実務戦略~法務知識まで通販企業従事者にとって役立つ実践的な内容が問われます。

近年では通販業界の管理職を目指す方向けのスペシャリストコースの受験者も増えており、通販企業の強みを生かしたビジネス戦略、顧客ポートフォリオなど高度で専門的な内容となっています。

ウェブデザイン技能検定

「ウェブデザイン技能検定」とはNPO法人インターネットスキル認定普及協会が主催するWebデザイナーを目指す上で総合的、かつ実践的なスキルをもつ指標となる国家資格です。

「ウェブデザイン技能検定」は、Web業界で唯一の国家資格として業界でも非常に注目度が高く、取得することでWeb業界、ECサイト業界の転職に非常に有利になると言われています。

レベルは1~3級と3段階あり、民間資格と違い2級以上の申し込みは短大、高専、大学卒などの受験資格が定められています。

出題形式はマークシートと課題選択方式による学科60分と実技120分の試験に分かれており、合格基準は70点以上。

履歴書に書けるレベルは最低でも2級以上といわれており、実技試験ではHTMLやCSSで実際にコーディングを行うことになるため、実践的なWebデザインに関する実務レベルを問う内容となっています。

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは検索エンジン世界シェアNO.1のGoogle公式認定資格です。

GoogleアナリティクスはPV数、セッション数、ページ遷移率などのデータによりサイトを客観的に分析、集計することができます。

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、Googleアナリティクスを深く理解し、機能を最大限に活用できる知識を推し量るためのものです。

試験に合格すると、Googleアカウントに資格情報が紐づけられ、Googleアナリティクスについて業務レベルの知識を保有している者であることを第三者に証明することができるため、Web系の企業やECサイト運営企業の転職やキャリアアップにも非常に有利となります。

出題形式は90分のインターネットを使った選択方式で、合格基準は正答率80点以上。

受験料は無料で前回の試験から24時間以上経過すれば何度でもチャンレンジできるため、むしろECサイト運営者を目指す全ての方が取得しておいて良い資格といえるでしょう。

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ECサイトの運営に役立つ資格について詳しくは、以下のコラム記事で解説中です。

ECサイト運営に資格は必要?取得で業界への転職・就職に有利になる資格10選

人気職種・アパレルECサイトの運営担当者を目指すには?

若年層が目指したい就職先として、アパレル業界はトップクラスの人気を誇っています。

ECサイトにおいても例外ではなく、アパレルEC業界への就職転職は自身で将来ネットショップの開業に繋がるなど近未来のキャリア形成が描きやすいこともあり、ファッション好きな若者を中心に根強い人気があるためです。

ここでは、人気職種・アパレルECサイトの運営担当者を目指す方が知っておくべき市場動向や、求められるスキルについてお話致します。

アパレル業界はEC中心市場へシフト中

若者の就職・転職先として人気のあるアパレル業界ですが、業界全体の市場は何年も前から過剰供給の状態にあり、バブル経済以降の国内市場は右肩下がりになっているのが事実です。

アパレル推移

出典:繊維産業の課題と経済産業省の取組

ところがアパレルEC市場においては、業界全体の市場とは逆行する動きとなっており、アパレル企業のEC化率はむしろ上昇傾向にあるのです。

衣類EC

出典:繊維産業の課題と経済産業省の取組

アパレル業界のEC化率が上昇している背景には、日本のファッション需要がかつてのような高額商品でなく、ユニクロ、H&Mのような低価格帯商品がメインの市場に入れ替わってきたことが挙げられます。

日常着を中心とする低価格帯商品は必ずしも試着を前提としないため、ECサイトで販売する条件に適しているからです。

実際にユニクロを運営するファーストリテイリング社は、コロナ禍のECサイトの強化対策により、店舗とECサイトの境目をなくす「オムニチャンネル」施策により過去最高収益を叩き出しています。

アパレル業界はユニクロのように、今後ますますECと実店舗との境目のない「レス化」が課題となるため、ECサイト運営に長けた人材を積極的に採用していくことが予想されます。

アパレルEC担当者になるために望ましい職務経験

業界を問わず、EC担当者を目指す上で求められるスキルは、先ほどまででお話した通りです。

アパレルEC担当者を目指す上でもっておくと望ましい職務経験は、以下のようなものが挙げられます。

  • 実店舗での勤務経験
  • 画像撮影・加工
  • スタイリング
  • SNS運用知識

ECサイトは顔が見えないデジタルプラットフォームですが、実質的にやることは実店舗と変らないため、ECサイト担当者であっても接客対応スキル、ファッション知識が求められます。

次にECサイトの売上は画像が80%と言われますが、センスが問われるアパレルECサイトでは90%といってよいため、画像撮影、加工スキルに長けた人は歓迎要件に匹敵します。

画像撮影時のスタイリングも重要となるため、ファッションスタイリング検定などの取得でスタイリングの勉強や経験をもっておくのもプラスとなります。

また、近年のアパレル業界ではInstagramやTikTokなどのSNSを活用したプロモーションが重視されているため、SNS運用知識のある人材も重宝されるでしょう。

まとめ

今回はECサイト運営に求められるスキル、将来性・未経験者が取得すると有利な資格についてお話させて頂きました。

まとめますと、ECサイト運営に求められるスキルは、ざっくり以下5つの要素が挙げられます。

  • 基礎的なWeb・ITスキル
  • リサーチ・マーケティングスキル
  • 接客・コミュニケーションスキル
  • 集客・広告運用スキル
  • 最後は意欲と根性

未経験者がECサイト運営担当者を目指す上で取得しておくと有利な資格は次の4つです。

  • ネットショップ実務士
  • ネットマーケティング検定
  • 通販エキスパート検定
  • Googleアナリティクス個人認定資格

一方、ECサイトの人気職種であるアパレルEC業界への就職・転職を目指す上でもっておくと望ましい職務経験は以下のようなものが挙げられます。

  • 実店舗での勤務経験
  • 画像撮影・加工
  • スタイリング
  • SNS運用知識

このように、ECサイト運営担当者に求められるスキルは多岐にわたりますが、インターネット関連の職種だからと難しく考える必要はありません。

EC市場では人手が足らないことも事実ですので、ECサイト運営担当者になれることを信じ、まずは自身ができそうなことから1つ1つ着実にスキルを身に付けていきましょう。

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