無在庫販売とは?やり方と手順・売れるコツまで徹底解説

      
無在庫販売とは?やり方と手順・売れるコツまで徹底解説

『無在庫販売とは?』
『資金なしで効率良く稼げるビジネスって本当?』
『今すぐ無在庫販売のやり方が知りたい!』

無在庫販売は、まとまった資金がなくても物販ビジネスが始められます。

しかし、無在庫販売で稼ぐのはそう簡単ではありません。

無在庫販売で稼ぐにはきちんとしたやり方、ノウハウに基づいて実践する必要があります。

今回は話題の無在庫販売について基本知識のおさらいと共に、今すぐ役立つ無在庫販売のやり方・手順を徹底解説致します。

コラム記事の最後は、本当は教えたくない「無在庫販売で売れるコツ」も伝授しますので、是非最後までご覧くださいませ。

目次

無在庫販売とは?

無在庫販売の流れの図

無在庫販売とは、在庫を持たずに商品の注文を受けてから仕入れ先に発注する販売方法のことです。

無在庫販売は主に次の3つの方法に分かれます。

  • 自社出荷
  • ドロップシッピング
  • 受注生産

自社出荷

自社出荷とは、顧客からの注文後に仕入れ先から商品を入手し、自社で顧客への出荷作業を行う無在庫販売の最もスタンダードな方法です。

自社出荷は販売者が自ら商品を確認し、梱包、発送を行うことから、無在庫販売の中でも信頼度が高い方法となり、梱包の工夫やギフト、購入のお礼の手紙など様々なリピート施策を行えることがメリットです。

自社出荷方式による無在庫販売の代表的なサービスが「BUYMA(バイマ)」です。

BUYMAは無在庫販売が公に認められている媒体ですが、後述するドロップシッピング(仕入れ先→顧客直送方式)は禁止されており、出品者自身が必ず出荷することが義務付けられています。

ドロップシッピング

ドロップシッピングとは、注文が入ったら仕入れ先であるメーカーや問屋から、商品を顧客へ直送してもらう方法のことです。

ドロップシッピングは商品が売れてからメーカーや問屋に発注するところまでは自社出荷と同じですが、販売者が出荷作業を行う手間が削減できます。

ただし、販売者が商品の現物を確認せず売買取引を行うことになるため、顧客からの信頼が得にくい方法であることは否定できません。

ドロップシッピングはBUYMAだけでなく、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ECモールではほぼ全面禁止とされており、ドロップシッピングで無在庫販売を実践する場合は販売媒体を慎重に選ぶ必要があるでしょう。

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ドロップシッピングの仕組みについて詳細は、以下のコラム記事で解説しています。

ドロップシッピングとは?仕組み・メリット・デメリット・始め方まで丸ごと解説

受注生産

受注生産とは、タイムセールなどで一般ユーザーから大量に注文を集めてからメーカーに商品の生産を依頼し、生産が完了したら各顧客へ納品する方法です。

受注生産はうまくいけばノーリスクで売上額が伸びやすい販売方式ですが、納期遅れや不良品続出などのトラブルが起これば一挙に顧客からの信用が失われるリスクもないとは言い切れません。

受注生産による無在庫販売を実践する場合は、納期、品質保持を厳守できる信頼のおけるメーカーを確保できていることが絶対条件となります。

無在庫販売のメリット

無在庫販売を行うメリットは次のようになります。

  • 小資本でビジネスが行える
  • 商品点数を簡単に増やせる
  • 在庫の保管場所・商品管理が不要

小資本でビジネスが行える

無在庫販売の最大のメリットは、仕入れ資金や運転資金を削減できるため、小資本で物販ビジネスを開始できることです。

在庫を持つ有在庫販売の場合は、仕入れ資金が必ず必要になるため、在庫金額と売上が比例することになり、大量の在庫を保有できる企業や個人が有利となる図式を崩すことができません。

無在庫販売は仕入れ資金、運転資金をほぼ使わない前提となる販売方式のため、リサーチ力次第で無限大にビジネスを膨らませていくことができます。

商品点数を簡単に増やせる

無在庫販売は商品点数を簡単に増やすことができます。

物販ビジネスは「商品点数の多さ」が売上と比例する側面がありますが、資金を使って在庫を積むことが前提の有在庫販売では商品点数を簡単に増やすことは困難です。

一方、無在庫販売は画像や商品資料さえあれば商品点数を簡単に増やせるため、資金を使わず商品点数、色、サイズなどのバリエーションをどんどん拡大させていくことができます。

在庫の保管場所・商品管理が不要

無在庫販売は在庫の保管場所、商品管理も不要です。

在庫を保管するための倉庫費用の負担もなく、商品知識に長けたメーカーや問屋がメンテナンスを行ってくれるため、販売者は販売することだけに集中できます。

万が一保管状態の良くない商品があったとしても、メーカーや問屋に返品交渉をするだけで解決できますので、仕入れ資金のロスもほとんどありません。

無在庫販売のデメリット

無在庫販売にはメリットがある一方で、次のようなデメリットもあります。

  • 競合・価格競争に勝ちづらい
  • 利益率が低い
  • 信頼性が低い

競合・価格競争に勝ちづらい

無在庫販売の最大のデメリットは競合・価格競争に勝ちづらいことです。

無在庫販売では「まとめ買い」による価格交渉が不可能なため、安く仕入れる工夫に限界があります。

とくに、ネット販売ではソート機能1つで簡単に他社と価格を比較されてしまうため「まとめ買い」で安く仕入れている有在庫販売の事業者に太刀打ちできません。

無在庫販売をネットで行う場合は、価格競争に巻き込まれにくい商品を選んで出品する必要があります。

利益率が低い

無在庫販売は有在庫販売と比べ、どうしても利益率が低くなってしまいます。

前述のように、無在庫販売は「まとめ買い」による価格交渉が不可能であることと、そもそも無在庫販売に対応しているメーカーや問屋からの仕入れ価格が高めに設定されているからです。

無在庫販売は仕入れ資金、運転資金を使わない代わりに「労力」を使うビジネスモデルのため、薄利多売になることは致し方がないと割り切る覚悟も必要かもしれません。

信頼性が低い

無在庫販売は、一般ユーザーからの信頼性が低い販売方式であることは事実です。

無在庫販売は販売者が手元に在庫を持っていない状態で販売活動を行っていることが明白なため、代金を支払ったものの商品をきちんと送ってくるのかを懸念するユーザーも少なくありません。

また、近年では無在庫販売のビジネスモデルを利用した逮捕事例も相次いでおり、無在庫販売自体に「違法行為」「あやしい」などの世間的に悪いイメージを持たれていることも影響しています。

関連記事

無在庫販売自体に違法性はありませんが、違法に抵触するケースが存在します。
くわしくは以下のコラム記事をご覧ください。

無在庫販売は違法?逮捕された事例と共に無在庫販売禁止・許可しているWebサイトをご紹介

有在庫販売のメリット・デメリット

無在庫販売の反対で在庫を持って販売活動を行うのが「有在庫販売」です。

ここからは、有在庫販売のメリットやデメリットをご紹介していきます。

無在庫販売や有在庫販売の仕組みやメリット・デメリットをよく理解してから、自社にあった販売方法を選択しましょう。

有在庫販売のメリット

商品の即納が可能

とくにネット販売では『今すぐ欲しい!』ニーズをもつ潜在顧客が大半を占めるため、商品の即納が可能な有在庫販売なら注文キャンセル率も低く、販売機会損失を最小限に抑えることができます。

売上を伸ばしやすい

有在庫販売は無在庫販売と比べ、物販初心者でも売上を伸ばしやすい販売方法です。

前述のように有在庫販売は即納を希望する顧客ニーズに対応でき、手元に商品があることで顧客から不信感をもたれる率が低いため、売買成立におけるマイナス要素をおおかたクリアすることができます。

安く仕入れることができる

有在庫販売は無在庫販売よりも商品を安く仕入れることができます。

在庫を保有することが前提の有在庫販売は「まとめ買い」による価格交渉もしやすく、無在庫販売に比べて高い利益率を確保することができます。

有在庫販売のデメリット

仕入れ資金・不良在庫のリスク

有在庫販売における最大のデメリットは、仕入れ資金が必ず必要になることです。

仕入れた商品が不良在庫になってしまう可能性もゼロではなく、在庫の回転率が悪化することで資金繰りが詰まってしまうリスクもあります。

商品保管場所の確保が必須

有在庫販売は商品保管場所の確保が必須となります。

自宅に商品の保管スペースを確保できるなら問題はありませんが、そうでない場合は在庫を保管するための倉庫代を毎月の運営経費に含めておかなければなりません。

商品管理・出荷作業の手間がかかる

有在庫販売は仕入れた商品の管理、出荷作業の手間が発生します。

保管環境によっては商品が湿る、カビ臭くなるなど、仕入れた時と状態が変わってしまう可能性も全くないとは言い切れません。

有在庫販売は出荷作業が必須のため、手間と梱包資材の購入費などのランニングコストも運営上の必要要件として含めておく必要があります。

無在庫販売を実践する8つの手順

無在庫販売は、次の8つの手順で実践することができます。

  1. 販売ジャンルを決める
  2. ショップのコンセプト決め
  3. 商品の価格相場をリサーチ
  4. 無在庫販売対応の仕入れ先を探す
  5. ショップページの開設
  6. 商品画像準備・出品
  7. 受注後に仕入れ先へ商品を発注・決済
  8. 商品発送手配・送り状番号送付

【手順①】販売ジャンルを決める

まず、無在庫販売を始める際に行うべきことは、販売ジャンルの決定です。

販売するジャンルは必ずしも利益率だけに捉われず、できれば自身が精通しているジャンルを選ぶことが推奨されます。

無在庫販売では、即納や価格など有在庫の販売者に太刀打ちできないため、一般ユーザーから『この販売者から買いたい』と思わせる要素が必要だからです。

このジャンルの知識なら他者に負けないという「優位性」を前提に販売ジャンルを選定してみましょう。

【手順②】ショップのコンセプト決め

販売ジャンルが決定したら、ショップのコンセプトを決めていきます。

ショップのコンセプトとは、ショップを通してお客様にどんな価値を伝えたいのか、お客様に何を感じてほしいのかを届けるためのメッセージです。

ショップのコンセプトを明確にすることで、購入者となるターゲットが明確になります。

関連記事

ショップのコンセプトを決める理由や具体的にコンセプトを決める方法について詳しくは、以下のコラム記事で解説しています。

ネットショップはコンセプトで決まる!必要な理由・立て方を商品ジャンルごとに解説

【手順③】商品の価格相場をリサーチ

販売ジャンルやショップのコンセプトが決定したら、該当の商品が実店舗やネット上でいくらぐらい売られているか価格相場のリサーチです。

無在庫販売では1にも2にも「リサーチ力」がビジネスの明暗を分けます。

ネット媒体のランキングなどを参考にして売れ筋商品の価格相場をリサーチし、エクセルやGoogleスプレッドシートなどでまとめるといいでしょう。

【手順④】無在庫販売対応の仕入れ先を探す

いよいよ無在庫販売で最も重要なステップである「仕入れ先探し」です。

無在庫販売の仕入れ先は卸サイトなどに会員登録を行い、販売価格相場と照らし合わせて仕入れ価格との差額で利益を得ることができるかを算出しましょう。

無在庫販売の仕入れ先を探す上での注意点は、無在庫販売に対応していない仕入れ先を無理に使おうとしないことです。

無在庫販売は仕入れ先の協力が不可欠となるため、あくまで無在庫販売に対応している仕入れ先を中心に調査を行いましょう。

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無在庫販売におすすめの仕入れ先を知りたい方は、以下のコラム記事をご覧ください。

無在庫販売の仕入れ先(国内・海外)12選|選び方・注意点も含めてEC店長が厳選

【手順⑤】ショップページの開設

ネットショップで無在庫販売を行う場合は、ショップページの開設をしておきましょう。

ネットショップの出店形態は大きく分けて、モール型と自社サイト型の2種類あります。

モール型(ECモール)は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、1つのプラットフォームに複数の店舗が集まったオンライン上のショッピングモールのようなものです。

自社サイト型は、ネット上に独自の店舗をもつネットショップです。

ひと昔前までは、自社でネットショップを開設するにはゼロからシステムを構築する「フルスクラッチ型」が主流でした。

現在の自社サイト型では、月額数千円からネットショップ開設ができる「ASPカート型」や、ネット上に公開されているソースコードを使ってネットショップを開設・カスタマイズできる「オープンソース型」、ネットショップに必要な機能がそろっている「パッケージ型」など様々あります。

利用するネットショップのサービスによっては、無在庫販売を禁止している場合があるので、各公式ホームページにある規約などを確認しておきましょう。

【手順⑥】商品画像準備・出品

商品画像を準備して出品作業に取りかかります。

商品画像はメーカーや問屋が無償で提供してくれることもありますが、業者によって有償で買い取らなければならない場合もあります。

だからといって、メーカーや問屋のWebサイトから無断で画像をコピーして使うことは法律違反ですので、くれぐれも仕入れ先に許可を得た上で画像を使用するようにしましょう。

関連記事

商品画像における著作権について詳しく知りたい方は、以下のコラム記事をご覧ください。

ネットショップの商品画像は著作権に要注意!OK・NGの使い方・媒体別ルールを一挙公開

【手順⑦】受注後に仕入れ先へ商品を発注・決済

顧客から注文が来たら仕入れ先に商品の在庫確認を行い、代金を決済して発注しましょう。

決済方法は銀行振込かクレジットカードが主流ですが、仕入れサイトを使う場合は予めクレジットカードを登録しておくと、毎回振込をする手間や手数料を削減することができます。

また、近頃では企業向けの「後払いサービス」も登場していますので、運転資金を削減したい事業者の方は、ぜひ活用を検討してみてください。

【手順⑧】商品発送手配・送り状番号送付

仕入れ先から商品の発送準備完了の連絡が来たら、顧客への発送手配を行います。

ドロップシッピングの場合は、この段階で仕入れ先に顧客が希望する届け先の住所、氏名、電話番号などの情報を送付し、万全に発送指示を行わなければなりません。

発送が完了したら運送会社の送り状番号を顧客に連絡し、無在庫販売の売買取引は終了です。

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自社で商品を発送する場合は、以下のコラム記事を参考に正しい梱包を行いましょう。

ネットショップの正しい梱包方法とは?資材の種類・選び方・注意点まで徹底解説

商品の配送方法について詳しくは、以下のコラム記事が参考になるはずです。

ネットショップの配送方法とおすすめ業者16選|種類・流れ・選び方

無在庫販売で売上アップを狙うやり方・コツ

無在庫販売で売上アップを狙うやり方、コツは以下の6点を抑えることです。

  • 無在庫販売に適切な媒体を選ぶ
  • 販売者情報をアピール
  • オリジナルの商品画像で出品する
  • SEO対策を強化
  • リピーター施策を強化
  • 一部を有在庫にする

無在庫販売に適切な媒体を選ぶ

無在庫販売で売上アップを狙う上で外してはならないのは、無在庫販売に適切な媒体を選ぶことです。

繰り返しとなりますが、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ECモールでは、原則的に無在庫販売を禁止しています。

無在庫販売を禁止されている媒体で無理に無在庫販売をやろうとすると、運営元からアカウント停止や退店などの措置を取られることになりかねません。

大手ECモールの圧倒的な集客力は魅力的な市場ですが、ビジネスは安定的に継続できなければ意味がありませんので、無在庫販売ビジネスを健全に運営するには無在庫販売を公に認めている媒体を選ぶようにしましょう。

販売者情報をアピール

無在庫販売では、販売者の情報を詳細にアピールすることが肝心です。

ユーザーに不信感をもたれやすい無在庫販売では『どんな人が販売しているのか?』といった販売者情報をできるだけ詳細に開示することで、ユーザーが商品を購入する前の不安を少しでも緩和できる要素につながるからです。

できれば店舗責任者の顔写真の投稿や、ブログ、Instagramなどを使って販売者のヒストリー、他者の販売者とことなる点を積極的にアピールしていきましょう。

オリジナルの商品画像で出品する

オリジナルの商品画像で出品してみることも、無在庫販売で売上を伸ばしやすい要素となります。

一般的にネットショップを使った無在庫販売では、仕入れ先から提供される画像をそのまま使って出品しているケースが多くを占めているため、他社と差別化を図ることが難しいからです。

在庫を積まない代わりに商品画像だけでも良質なオリジナル画像を使って出品すれば、商品は全く違った印象となり、ネット上で出回っている商品であっても一挙に購買率を上げることができます。

関連記事

画像を加工してオリジナルの商品画像を作成する方法については、以下のコラム記事が参考になるはずです。

売れる商品画像の加工方法|ネットショップ運営に欠かせない画像編集の基礎知識を解説

SEO対策を強化

SEO対策の強化も無在庫販売で稼ぐ上で欠かせない対策の1つです。

価格で差別化が図りにくい無在庫販売では、SEO対策を強化しなければ一般ユーザーから店舗ページにたどり着いてもらえる確率が低いからです。

SEO対策は販売する媒体に合わせた対策が必要になりますが、おおよそ以下のようなキーワードを商品名に盛り込んでみてください。

  • ニッチなキーワードも盛り込む
  • トレンド、季節柄を意識したキーワード
  • サジェストキーワードを盛り込む
  • 商品説明文にもキーワードを盛り込む

上記のキーワード対策は全媒体におおよそ共通していますので、商品登録作業の際は必ず意識付けていきましょう。

関連記事

ネットショップのSEO対策については、以下のコラム記事をご覧ください。

ECサイトのSEO対策を強化して競合他社に勝つための5つのポイント【初心者必見】

リピーター施策を強化

無在庫販売では、リピーター対策が物販ビジネスの明暗を分けるといっても過言ではありません。

無在庫販売では『すぐに欲しい!』というニーズに対応できないため、店舗ならではのサービス、付加価値を与えることで馴染みの固定客を付けていくことがより重要になります。

一度購買してくれた顧客へのフォローメール、お役立ち情報を含めたメルマガ配信、会員限定セール、SNSを使った交流など、さまざまな施策を駆使してリピート客を囲い込みましょう。

一部を有在庫にする

『有在庫にするなら無在庫販売にならないのでは?』と思う方もいらっしゃるでしょう。

確かに、一部であっても有在庫を含めてしまうと無在庫販売にはなりませんが、例えば全体の一部、絶対売れると分かっている商品のみを有在庫にしてみるだけでも効率的に売上を伸ばしやすくなります。

売れ筋商品を即納にすることで店舗の中を回遊してくれる顧客の流入率も増えるため、結果として店舗の活性化も期待できるからです。

また、一部有在庫にすることはオープン直後でレビューがほとんどない店舗にも向いている施策となります。

オープン直後は一般ユーザーに警戒心を持たれるケースも多いため、購買への不安を取り除く意味でも実践するメリットは十分にあるといえるでしょう。

BASEでの無在庫販売のやり方(推奨)

BASE(ベイス)は、無在庫販売を公に推奨しているASPカート型のネットショップです。

BASEでは無在庫販売向きの「オリジナル商品販売、製作支援ツール」が充実しており、近年では以下のようなBASEとオンデマンドで連携するサービスがどんどん増え始めています。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

サイト名 製造可能な商品
オリジナルプリント.jp アパレル、タオル、モバイルグッズ、
文房具、インテリアグッズ、マグカップ、
雑貨、バック類など約1,500種類
monomy(モノミー) アクセサリー、製造支援ツール
pixivFACTORY
(ピクシブファクトリー)
アクリルキーホルダー、マスキングテープ、
クリアファイル、スマホケース、缶バッジ、
Tシャツ、トートバッグ、インテリア
文房具など50種類以上
Canvath
(キャンバス)
スマホケース、Tシャツ、トートバッグ
クッション、AirPodsケース、キーケース
など
Up-T(アップティー) Tシャツ
スマホケース作成 ※BASE内アプリ スマホケース
Tシャツ作成 ※BASE内アプリ Tシャツ

加工方法・加工位置の選択

出典:オリジナルプリント.jp

無在庫販売向きの「オリジナル商品販売、製作支援ツール」は、主にTシャツやスマホケースなどが多く見受けられ、仕上がったデザイン画像で連携したBASEのシステムから簡単に出品することができます。

BASE受発注履歴詳細

出典:オリジナルプリント.jp

顧客から商品の注文が来たら支援ツールの運営元が1点からの発送に対応してくれるため、出品者は全くのノーリスクでオリジナル商品の無在庫販売に集中することができます。

メルカリでの無在庫販売のやり方(非推奨)

メルカリでは、無在庫販売(手元に商品がない状態での出品)が出品規約で禁止されていますが、依然としてメルカリで無在庫販売を続けている出品者は一向に減る気配がありません。

しかし、近頃では無在庫販売を意味する「お取り寄せ」といった文言を使った出品を行っただけでアカウント停止処分などの厳格な処分を受ける出品者も続出しています。

現在のところ、メルカリではアクセサリーや家具などのオリジナル製作商品の受注生産(無在庫販売)で出品を行っているIDについては、特にアカウント停止の対象になっている気配がありません。

ただし、オリジナル制作の無在庫販売は、商品を製作するための材料が手元にあることが前提となります。

オンラインの無在庫製作ツールなどを使った販売はグレーゾーンですので、くれぐれもアカウント停止にならないよう慎重に取り組むようにしましょう。

Amazonでの無在庫販売のやり方(非推奨)

「無在庫販売のやり方」をネットで検索していると、Amazonを使った方法による情報が最も多く見受けられます。

結論からいえばAmazonでの無在庫販売はおすすめできません。

なぜなら、Amazonもメルカリと同じく無在庫販売を厳格に禁止しているからです。

確かにAmazonの出品規約(ドロップシッピングポリシー)によると、無在庫販売については納品書さえ出品者名の名前が入っていれば「NG」とされている文言の記載はありません。

しかし、近頃のAmazonではある日突然アカウント停止になるケースが頻発しており、多くのセラーはアカウント停止となった明確な理由を運営元より開示されていません。

とくに新規出品者があからさまな無在庫販売を行っている場合には、アカウント停止処分を受けるケースが多いため、今から新規IDを作成しAmazonの無在庫販売についての成功法を研究することは決して効率的とはいえません。

また、そもそもAmazonは世界最大級に価格競争が激しいことで知られている媒体のため、無在庫販売の出品者が収益を上げるのは困難です。

どうしてもAmazonで無在庫販売に取り組むのなら、最低限運用実績の長いアカウントを用意し、Amazon内でブルーオーシャンになっている市場を攻めるしかありません。

Amazonの無在庫販売で成功しやすい商品群

Amazonで無在庫販売に取り汲むなら、以下5つの要素をクリアした商品群を出品すると成功率が高くなります。

  • FBA出品者のいない商品
  • 専門分野に特化した商品
  • オリジナル商品
  • あまり売れていない商品
  • ASINコードが繋がっていない商品

FBA出品者のいない商品

FBA出品者のいない商品とは、有在庫販売のライバルがいない、少ない商品のことです。

AmazonのFBAは、商品の販売から出荷・配送、返品・カスタマー対応まで一連の業務をAmazonに委託するサービスです。

Amazonでは、FBAを使った出品者が優遇措置を受けることになるため、FBAの出品者が取り扱っている時点で無在庫の出品者が対抗できる余地はありません。

しかし、ジャンルによってはFBA出品者がいない商品も存在するため、こまめにリサーチを行ってみましょう。

専門分野に特化した商品

専門分野に特化した商品は、Amazonの中で競合の少ない商品群となります。

例えば、特定の職業の人が作業を行うときに必ず必要で、一般の人はそのアイテムの存在自体を知らないような商品です。

専門分野の人だけ商品の存在自体がわかりづらく、日本では入手しにくくかつ海外なら簡単に入手できる商品を探し、販売者ならではの知識を生かした説明文を付けて出品してみましょう。

オリジナル商品

オリジナル商品は自社で製作、企画を行った世界でただ1つの商品です。

オリジナル商品の製作ツールを使っても構いませんが、Amazonではドロップシッピングが禁止されているため、配送は自社出荷で対応するようにしましょう。

あまり売れていない商品

『あまり売れていない商品=売れない商品では?』と思う方もいらっしゃるかもしれません。

あまり売れていない商品とは、Amazonでランキング下位の商品のことですが、無在庫販売では逆に狙い目の商品となります。

Amazonでランキング上位の商品は、Amazon自体が出品している商品、資金体力のある企業のセラーアカウントで埋め尽くされており、無在庫販売の出品者が勝てる余地はありません。

ランキング下位商品であっても世界中の人が商品情報を検索できるAmazonの市場は決して小さくないため、競合に巻き込まれにくく、無在庫販売が成り立ちやすい商品群になるのです。

ASINコードが繋がっていない商品

ASINコード

出典:ASIN

ASINコードとは、Amazonグループが書籍以外の商品に付けている商品識別コード「Amazon Standard Identification Number」のことです。

ASINコードは世界中のAmazon共通の番号のため、ASINコードが入っている商品は個人や小規模事業主が無在庫販売で出品してもほぼ太刀打ちできません。

反対にASINコードがつながっていない商品が狙い目ですので、Amazonの商品詳細ページで商品識別コードをよく確認しながらリサーチを行うようにしましょう。

まとめ

今回は無在庫販売について有在庫との違いなどの基礎知識、無在庫販売のやり方・手順を踏まえ「無在庫販売で売れるコツ」についてお話させて頂きました。

まとめますと、無在庫販売とは在庫を持たずに顧客から商品の注文を受けてから、仕入れ先に発注する販売方法のことです。

無在庫販売は主に「ドロップシッピング」「自社出荷」「受注生産」の3種類に分かれています。

無在庫販売と有在庫販売の各メリット・デメリットは、それぞれ次のようになります。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

販売方法 メリット デメリット
無在庫販売 ・小資本でビジネスが行える
・商品点数を簡単に増やせる
・在庫の保管場所・商品管理が不要
・競合・価格競争に勝ちづらい
・利益率が低い
・信頼性が低い
有在庫販売 ・商品の即納が可能
・売上を伸ばしやすい
・安く仕入れることができる
・仕入れ資金・不良在庫のリスク
・商品保管場所の確保が必須
・商品管理の手間がかかる

無在庫販売は次の8つの手順で実践することができます。

  1. 販売ジャンルを決める
  2. ショップのコンセプト決め
  3. 商品の価格相場をリサーチ
  4. 無在庫販売対応の仕入れ先を探す
  5. ショップページの開設
  6. 商品画像準備・出品
  7. 受注後に仕入れ先へ商品を発注・決済
  8. 商品発送手配・送り状番号送付

無在庫販売で売上アップを狙うやり方、コツは以下の6点を抑えることです。

  • 無在庫販売に適切な媒体を選ぶ
  • 販売者情報をアピール
  • 商品画像をオリジナル撮影する
  • SEO対策を強化
  • リピーター施策を強化
  • 一部を有在庫にする

上記を踏まえ、無在庫販売を国内で人気のネットショップ媒体で実践するには、以下のやり方で実践する必要があります。

BASE(推奨)

無在庫販売は公に認められています。

オンデマンドのオリジナル商品製作支援ツールを活用しましょう。

メルカリ(非推奨)

無在庫販売は原則禁止です。

条件はありますが、一部オリジナル受注生産のみ可能です。

Amazon(非推奨)

無在庫販売はアカウント停止のリスクがあります。

実践するなら、運用年数の長いIDで競合の少ないブルーオーシャン商品のリサーチが必須です。

無在庫販売は、きちんとしたやり方、ノウハウに基づいて実践すれば小さな資本でも十分収益を上げることが可能なビジネスです。

ぜひ自社の優位性を活かして店舗のリピーター、ファンを増やし、無在庫販売ビジネスを成功させてください。

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