内部リンクとは?SEOに与える効果や最適化のポイントを解説!

  
内部リンクとは?SEOに与える効果や最適化のポイントを解説!

内部リンクは、適切に設置することでSEO効果が期待でき、Webサイトの検索順位を高めるのに役立ちます。

『内部リンクって何?』
『内部リンクはSEOでどのような効果がある?』
『内部リンクの張り方のコツは?』

今回の記事では、上記の悩みに応えて、内部リンクの基礎知識やSEO効果、最適化するコツなどについて紹介します。

本記事を読めば、内部リンクについて理解を深め、適切な張り方を理解できるようになります。

内部リンクをうまく活用し、狙っているキーワードでの順位向上を目指しましょう。

※2026年2月6日:記事の情報を更新しました

内部リンクとは

内部リンクとは、Webサイト内(ドメイン内)のページをつなぐリンクのことです。

Webサイト内の記事やページにおいて、より詳しい情報や関連情報を案内するために設置されるリンクを指します。

以下は、当サイト「ビズサイ」で使用している内部リンクの一例です。

当サイト「ビズサイ」で使用している内部リンク

内部リンクを設けることで、ユーザーを別ページに誘導できます。

内部リンクと外部リンクとの違い

内部リンクと外部リンクは、リンク先のページに違いがあります。

内部リンクは自サイト内のリンクを指すのに対し、外部リンクは他サイトから自サイト(または自サイトから他サイト)へのリンクを指します。

内部リンクは情報を掘り下げたり、自社内のサービスやコンテンツを紹介したりするために使われることが多いのが特徴です。

外部リンクは、記事内の主張の根拠として別会社の調査データのページを紹介したり、関連する情報を補足したりする場合に利用されます。

内部リンクがSEOに与える効果・影響

内部リンクがSEOに与える効果や影響は次のとおりです。

  • クローラーがWebサイトを巡回しやすくなる
  • ユーザーの利便性が高まる
  • 滞在時間の改善につながる

内部リンクだけで上位表示ができるわけではないものの、検索順位を高めるのにつながります。

それぞれ詳しく解説します。

クローラーがWebサイトを巡回しやすくなる

内部リンクは、クローラーの巡回を手助けできます。

クローラーとは、Webサイトの情報を取集する自動プログラム(ロボット)のことです。

クローラーはWebサイトのリンクをたどって情報収集をして、検索エンジンのデータベースに登録(インデックス)され、順位が決まります。

内部リンクがない新規ページは、クローラーに発見されにくいです。

一方、既存ページから内部リンクを設置すれば、クローラーに発見されやすくなるため、スピーディーなインデックスが期待できます。

ユーザーの利便性が高まる

内部リンクをうまく活用できれば、ユーザーの利便性を高めることも可能です。

例として、記事コンテンツで専門用語の「SEO」が登場する場合を考えてみましょう。

記事内で詳しく説明すると本題からそれて冗長になり、すでに知っている読者にとっては不要な情報となります。

しかし、専門用語の解説記事へ内部リンクを設置すれば、知らない読者は詳細を確認でき、知っている読者は読み飛ばせるため、双方が読みやすい記事になります。

記事コンテンツ以外であっても、関連する内部リンクがWebページ上に設置されていれば、ユーザーが自身の求める情報にたどり着きやすくなるのです。

Googleは「ユーザーファースト」を重視しているため、ユーザーの利便性が高まれば検索順位の向上が期待できます。

滞在時間の改善につながる

内部リンクは、ユーザーの滞在時間の改善にもつながります。

内部リンクを設置して適切に誘導することで、ユーザーが別ページにも回遊しやすくなり、結果として滞在時間の改善が見込めます。

なお、滞在時間はGoogleのランキング要因ではありません。

ただし、ユーザーが長く閲覧するWebサイトは満足度が高いと考えられているため、SEOで間接的に影響する可能性はあります。

滞在時間とSEOの関係性や改善方法などは、以下の記事で解説しています。

内部リンクを最適化するポイント

内部リンクを設定するさいは、次のポイントを押さえるとより効果を発揮しやすくなります。

  • わかりやすいテキストを設定する
  • 関連性が高い内部リンクを張る
  • 重要なWebページに内部リンクを集める
  • 内部リンクを張りすぎない
  • バナーリンクはalt属性を設定する
  • nofollowの設定は不要
  • リンク切れは放置しない

それぞれ詳しく解説します。

わかりやすいテキストを設定する

内部リンクを設置するときには、リンク先の内容がわかりやすいテキストにするのが重要です。

ユーザーは、自分の求めている情報がリンク先にあるかわからないとクリックしない傾向にあります。
そのため、どういった情報があるかをテキストで示して誘導させると、クリックする確率が高まります。

よくある例として、「詳しくはこちら」というテキストでリンクを張るケースがありますが、これではリンク先にどういった情報があるかわかりません。
「SEOとは?基礎知識やおすすめの対策を紹介」など具体的な情報を示すと、リンク先の内容がイメージしやすくなります。

リンクの内容を表すテキストは「アンカーテキスト」といい、クローラーがリンク先の情報を把握するのにも使われているため、SEOで良い影響が期待できます。

アンカーテキストのSEO効果や書き方などは、以下の記事で解説しています。

関連性が高い内部リンクを張る

内部リンクの選定を行うさいには、関連性が高いものを選びましょう。

関連性の低いリンクを張ると、閲覧ページとリンク先ページの内容にずれが生まれてクリックされにくいうえ、クリックされても離脱されやすいです。

ユーザーの利便性も下がるため、SEOに悪影響を与える可能性があります。 反対に、関連性が高ければ自然な流れでリンクへ誘導できるため、クリックされやすいです。

たとえば、「Web制作会社の選び方」を紹介する記事であれば、「おすすめのWebサイト制作会社10選」といった、会社選びをする段階で役立つ内部リンクを設定します。

また、記事に専門用語を使った場合、その用語を詳しく解説した記事のリンクを設置するのも有効です。

ユーザーが記事を読んでどういった情報を求めているかを把握し、自然な流れでつなげられるかを軸にして、関連性をチェックしましょう。

重要なWebページに内部リンクを集める

重要度が高いWebページは、内部リンクで集めるのがおすすめです。

検索エンジンは、内部リンクが多く張られているページを重要度が高いと判断する傾向にあります。

さらに、多くのページから内部リンクを受けると、そのページが評価され、検索順位が上がりやすくなります。

ただし、前述したように関連性の低い内部リンクはSEOに悪影響を与える可能性もあるため、リンク先は関連性の高いページに限定し、同一カテゴリー内のページを中心に選定するのが重要です。

内部リンクを張りすぎない

前の見出しでは、重要なページは内部リンクを集めると推奨しましたが、一方で1つのページに内部リンクを張りすぎないように注意しましょう。

内部リンクの数が多いと、ユーザーが文章を読みづらくなるうえ、かえって注意が分散してリンクのクリック率が下がる恐れがあります。

また、検索エンジンは自然な形でリンクが張られたページを評価する傾向にあるため、内部リンクが本当に必要かを検討したうえで設置しましょう。

適切な内部リンクの数は、コンテンツの長さや中身によって異なります。

コンテンツ量に対するリンク数のバランスやユーザーの利便性を考えつつ、厳選して設置するのがおすすめです。

バナーリンクはalt属性を設定する

バナーリンクを使って内部リンクを設置したい場合は、バナー画像にalt属性を設定しましょう。

alt属性とは、画像に何が写っているかを説明するためのテキスト情報です。

クローラーは画像に何が写っているかを読み取れないため、alt属性でテキストを設定すると、クローラーが画像の内容を把握できるようになります。

また、通信エラーで画像が正しく読み込まれない場合、テキストでユーザーに画像の内容を伝える役割もあります。

クローラーやユーザーがリンク先の情報を把握するためにも、alt属性を設定しましょう。

alt属性のSEO効果や書き方などは、以下の記事で解説しています。

nofollowの設定は不要

内部リンクを設定する場合、nofollowの設定は基本的に不要です。

nofollowとは、クローラーにリンク先を追跡しないように指示するためのHTML属性です。
主にリンク評価を渡さない場合や、自サイトと関連づけさせたくない場合などで使われます。

以下はnofollowの記述例です。

<a href="https://example.com" rel="nofollow">アンカーテキスト</a>

nofollowを設定すると、リンク元からリンク先へのSEO評価の受け渡しがされなくなるため、内部リンクには使わないよう注意しましょう。

通常のリンク作成では、自動的にnofollowは設定されません。

ただし、WordPressを使っている場合、テーマやプラグインが原因で内部リンクにnofollowを設定するケースがあります。
内部リンクにnofollowが設定されていないか、ブラウザの検証ツールでHTMLを確認しましょう。

nofollowのSEO効果や正しい使い方などは、以下の記事で解説しています。

内部リンクを設置する場所

Webサイトで内部リンクを設置する代表的な場所は、次のとおりです。

  • 記事コンテンツ
  • コンテンツ下部
  • パンくずリスト
  • グローバルナビゲーション
  • HTMLサイトマップ
  • サイドバー
  • フッター

それぞれ詳しく解説します。

記事コンテンツ

記事コンテンツでは、コンテンツの内容をさらに掘り下げて紹介しているWebページを内部リンクとして設置します。

たとえば、「Webマーケティング」について紹介する記事の中で「SEO」という言葉が出てきた場合、「SEOとは」の記事の内部リンクを設置します。
これにより、SEOを知らない方でも元記事(Webマーケティング)の内容を理解しやすくなるでしょう。

また、記事同士のリンクをつなげばWebサイト全体で情報を網羅でき、ユーザーが求めている情報にたどり着きやすくなります。

Webサイトの作成ツールによっては、HTMLの知識がなくてもクリックだけで内部リンクの設置が可能です。

作成ツールの中で利用者の多いWordPressであれば、テーマやプラグインで比較的簡単にリンクを設定できます。

WordPressでリンクを設定する方法は、以下の記事で解説しています。

コンテンツ下部

記事コンテンツの下部には、関連記事の内部リンクを設置するケースがあります。

関連記事とは、閲覧している記事と関係性のあるコンテンツです。

関連記事

たとえば、当サイトでは記事と同じカテゴリーやタグに属しているWebページを関連記事として表示させています。

コンテンツ下部に関連記事を設けることで、Webページの下まで読んでくれたユーザーに別ページへの誘導が可能です。

閲覧している記事と関連性の高い内部リンクを設置できれば、クリックされる可能性が高まるため、回遊率や滞在時間の向上が期待できます。

Webサイトの作成ツールによっては、コンテンツ下部の関連記事を自動で設置できる機能が搭載されています。

WordPressの場合はテーマに標準搭載されている場合があり、プラグインを使って関連記事を自動表示させることも可能です。

パンくずリスト

パンくずリストとは、Webページの階層構造を示すリストのことで、ページの上部または下部に配置されます。

次の画像は、本記事のパンくずリストです。

本記事のパンくずリスト

閲覧しているWebページがどの階層やカテゴリーにあるかを示すことで、ユーザーがWebサイト内のどこにいるかを把握できます。

また、パンくずリストはクローラーの巡回効率が高まり、SEO評価の向上につながるのもメリットです。

Webサイトの作成ツールによっては、パンくずリストを自動作成する機能を搭載しています。

パンくずリストが自動作成されなくてWordPressを使っている場合は、「Breadcrumb NavXT」などのプラグインを利用して作成しましょう。

パンくずリストのSEO効果や書き方は、以下の記事で解説しています。

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーションとは、Webサイトの上部に表示されるメニューです。

次の画像は当サイトのグローバルナビゲーションで、主要な内部リンクを設けています。

当サイトのグローバルナビゲーション

グローバルナビゲーションは、主に全ページに共通して表示されるため、ユーザーの利便性が高まり、複数ページの閲覧(回遊率の向上)が期待できます。

また、クローラーに重要なWebページであると伝えることが可能です。

WordPressなど主要なWebサイト作成ツールでは、グローバルナビゲーションの機能が搭載されているため、Webサイトの目的に応じてメニュー設定をしましょう。

グローバルナビゲーションを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

HTMLサイトマップ

HTMLサイトマップとは、Webサイトの階層構造を一覧にしたページです。

次の画像は当サイトのHTMLサイトマップで、各ページの内部リンクを設置しています。

当サイトのHTMLサイトマップ

HTMLサイトマップを見ると、どこにどういった情報がまとまっているかが一目で把握しやすいです。

ユーザーは目的のWebページを見つけやすくなり、利便性を高められるため、回遊率の向上やコンバージョンの増加などが見込めます。

ただし、HTMLサイトマップは必須のWebページではありません。

特にサイト運営の初期でページ数が少ない段階では、目的のWebページも見つけやすいため、HTMLサイトマップがなくても大きな問題はないでしょう。

HTMLサイトマップはWebページの数が増えて、Webサイト構造が複雑になってきたとき、ページを見つけやすくするサポートページとして捉えるのがおすすめです。

サイトマップのSEO効果やメリットなどは、以下の記事で解説しています。

サイドバー

サイドバーとは、Webページのメインコンテンツの横に設置されるエリアです。

複数の情報やリンクを縦に配置できるため、ユーザーの利便性を高められます。

次の画像は当サイトのサイドバーで、カテゴリーやタグなどのリンクが配置されています。

当サイトのサイドバー

サイドバーに設置される代表的な内部リンクは、次のとおりです。

  • カテゴリーページ・タグページ
  • 新着記事・人気記事・特集記事
  • バナー画像(お問い合わせページ・資料請求ページなど)

このように、幅広い内部リンクを設定できるため、回遊率を高めやすく、問い合わせなどにもつなげられるでしょう。

フッター

フッターとは、Webページの下部に表示されるエリアで、主に全ページで共通に表示されます。

次の画像は、当サイトのフッターです。

当サイトのフッター

HTMLサイトマップと同様に、Webサイトの階層構造や各ページの情報が把握できるため、目的の情報を見つけやすくなります。

サイドバーはHTMLサイトマップほど詳細ではないものの、Webページの下部に表示されるため、ユーザーが情報を探しやすく、クリックにつながりやすいです。

グローバルナビゲーションやサイドバーに掲載しきれない重要なWebページ(会社概要・プライバシーポリシー・お問い合わせなど)を補完する形で掲載しましょう。

フッターに掲載するコンテンツや参考デザインなどは、以下の記事で解説中です。

内部リンクの確認方法

Webサイトのページ数が増えると内部構造が複雑になり、どのWebページにどの内部リンクを設定したかをすべて把握するのが難しくなります。

内部リンクの把握ができない場合は、ツールを利用して確認しましょう。

内部リンクの確認におすすめのツールは、次のとおりです。

  • Googleサーチコンソール
  • Show Article Map(WordPressプラグイン)

それぞれ詳しく解説します。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、Googleが無料で提供しているWebサイト分析ツールです。

内部リンクや外部リンクの状況を確認できる機能が搭載されています。

Google Search Console 公式サイト
出典:Google Search Console 公式サイト

Googleサーチコンソールの画面左メニューにある「リンク」から、各Webページに内部リンクがつながっているか、どのページに内部リンクが集まっているかなどが詳しくわかります。

内部リンクの少ないWebページなども確認できるため、調整すべきページの特定がしやすいです。

Show Article Map(WordPressプラグイン)

WordPressでWebサイトを構築している方は、プラグインの「Show Article Map」を使うと内部リンクを確認しやすくなります。

Show Article Mapは、Webページが内部リンクでどのようにつながっているかをマップで可視化できるツールです。

Webページのカテゴリーも色で分類されるため、ページ同士の関係性や孤立しているページも一目で把握しやすくなります。

Show Article Mapのインストールは、開発者の公式サイトから可能です。

まとめ

内部リンクの基礎知識やSEO効果、最適化のポイントなどを紹介しました。

内部リンクはWebサイト内のページ同士をつなぐリンクで、より詳細な情報や関連情報を紹介したい場合などに活用されます。

内部リンクがSEOに与える効果・影響としては、次のようなものが挙げられます。

  • クローラーがWebサイトを巡回しやすくなる
  • ユーザーの利便性が高まる
  • 滞在時間の改善につながる

内部リンクを設置するさいには、次のポイントに注意しましょう。

  • わかりやすいテキストを設定する
  • 関連性が高い内部リンクを張る
  • 重要なWebページに内部リンクを集める
  • 内部リンクを張りすぎない
  • バナーリンクはalt属性を設定する
  • nofollowの設定は不要

今回の記事を参考に、内部リンクを適切な場所に設置し、ユーザーの満足度向上やSEO効果を高めましょう。

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