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メールフォームの作り方完全ガイド【無料作成ツールも10個紹介】

  
メールフォームの作り方完全ガイド【無料作成ツールも10個紹介】

ホームページに欠かせない「メールフォーム」の作り方について紹介しています。

メールフォームは「お問い合わせ獲得」「コミュニケーション」などさまざまな用途で使用されます。

いざ自社ホームページにメールフォームを設置する上では、

『メールフォームの用途や構成がよく分からない』
『メールフォームの作り方が知りたい』
『メールフォームを作成する無料ツールが知りたい』

上記のような課題が生じるかと思います。

本コラム記事では、企業担当者様へ向けてメールフォームの「基礎知識」「作り方」「おすすめ無料ツール10選」を紹介しています。

メールフォームとは

メールフォームはホームページ上に設置するフォームで、テキスト入力をすると内容がサーバーを経由してホームページ運用者に届けられます。

設置も簡単な上に、さまざまな用途で使用できるため、ホームページ作成には欠かせないフォームです。

メールフォームの用途

メールフォームの用途は様々です。

いくつか例を紹介します。

  • お問い合わせ獲得
  • 資料請求
  • 見積もり依頼
  • 商品・サービスの問い合わせ
  • 会員登録
  • アンケート

上記のように、さまざまな用途があります。

メールフォームの構成

続いて、メールフォームの構成について紹介します。

主にメールフォームは「入力フォーム」「確認画面」「サンクスページ」の3つのWebページで構成されています。

それぞれの特徴と役割について見ていきましょう。

入力フォーム

入力フォーム

入力フォームはユーザーがフォームに対して入力する画面です。

メールフォームの中でも重要な要素となります。

ユーザーが入力しやすいように「ユーザーインターフェイス」を意識して作成します。

確認画面

確認画面

確認画面はユーザーが入力した内容を確認する画面です。

メールフォームによっては確認画面がない場合もあります。

サンクスページ

サンクスページ

サンクスページとは、メールフォーム入力後に表示されるWebページです。

ユーザーに対して安心感を与える目的もありますが、コンバージョン計測のためにもサンクスページは必ず必要となります。

たとえば「ホームページで何件お問い合わせがあったか」を計測するときは、サンクスページに計測タグを設置して、Googleアナリティクスなどで計測します。

メールフォームを設置するメリット

続いて、メールフォームを設置するメリットについて紹介します。

メリットは下記4つです。

  • 商談や契約につながる
  • 業務改善につながる
  • メールマーケティングリストが作成できる
  • スパムメール対策になる

商談や契約につながる

メールフォームを設置すると商談や契約につながる可能性があります。

メールフォームは、ユーザーとの繋がりを作る重要なツールとなるため、多くの企業が活用しています。

ホームページ内で「商品」「サービス」を紹介しながら「メールフォーム」に誘導できれば多くの利益を生むことも可能です。

業務改善につながる

メールフォームを設置すると業務改善につながります。

たとえば、お客様からのお問い合わせを電話ではなく、メールフォームから受付すれば、業務中の電話が減り、効率的に業務を実施できます。

また、お問い合わせマニュアルを事前に用意しておけば、お問い合わせを外注に依頼することも可能です。

メールマーケティングリストが作成できる

メールフォームを設置するとメールマーケティングリストが作成できます。

見込み客のリストを獲得できれば、自社の利益にもつながります。

お問い合わせ履歴からリストを作成し、定期的にメールマガジンを配信するといった施策を実施すれば、見込み客のみにアプローチすることが可能です。

スパムメール対策になる

メールフォームを設置するとスパムメール対策になります。

ホームページに自社メールアドレスを公開すると、スパムメールの標的になるリスクがあります。

しかし、メールフォームであれば、一度サーバーを経由するため標的になりにくいメリットがあります。

メールフォームの作り方

続いて、メールフォームの作り方について紹介します。

メールフォームの作り方には、下記3つの方法があります。

  1. HTML・CSSで作成
  2. ホームページ作成ソフト内の機能を活用する
  3. メールフォーム作成ツールを活用

HTML・CSSで作成

1つ目のメールフォームの作り方は、HTML・CSSでメールフォームを自作する方法です。

プログラミングの知識があれば簡単に作成できます。

しかし、HTML・CSSで作成できるのはメールフォームのフォーマットのみです。

メールフォームの処理については「PHP」「CGI」いずれかを活用する必要があります。

【処理方法①】PHPでメールフォーム処理

PHPは、Web開発用のプログラミング言語です。

PHPは、ユーザーがメールフォームに入力した内容を受け取る処理のために必要となります。

HTMLに埋め込んで使用するので、表示速度が速いメリットがあります。

【処理方法②】CGIでメールフォーム処理

CGIとは、メールフォームを動かすための仕組みのことです。

PHPとは違い、CGIは「Perl」「C」「C++」などのプログラミング言語に対応しているため、PHPよりも自由度が高いメールフォームが作成できます。

しかし、PHPよりも表示速度が遅いといったデメリットもあります。

ホームページ作成ソフト内の機能を活用する

2つ目のメールフォームの作り方は、ホームページ作成ソフト内の機能を活用してメールフォームを作成する方法です。

「クラウドサービス」「WordPress」を例にメールフォームの作り方を紹介します。

WixやJimdoなどのクラウドサービスの場合

Wix(ウィックス)やJimdo(ジンドゥー)などのクラウドサービスを利用してホームページを開設している場合は、サービス内でお問い合わせフォームを作成することが可能です。

プログラミングのスキルがなくても、テンプレートを選ぶだけで、簡単にメールフォームを作成できます。

ただし、ホームページ作成サービスによっては「自動返信機能」「お問い合わせ集計機能」などが搭載されていないケースがあります。

関連記事

WixまたはJimdoでお問い合わせフォームを作成・設置する方法については、以下のコラム記事で詳しく解説中です。

Wixのお問い合わせフォーム作成ガイド【お問い合わせ数を増やすコツも紹介】
Jimdoのお問い合わせフォーム設置方法【問い合わせが増えるカスタマイズも紹介】

プラグインで作成(WordPressの場合)

WordPressの場合は「プラグイン」をインストールするだけで、簡単にメールフォームを設置することができます。

こちらもプログラミングの知識がなくても簡単に設置可能です。

メールフォーム作成ツールを活用する

3つ目のメールフォームの作り方は、メールフォーム作成ツールを活用する方法です。

ツールで作成したメールフォームは「デザイン性」「機能性」が優れているため、今回紹介する方法の中で一番おすすめとなります。

また、ツールで作成したメールフォームは、外部で作成したホームページに設置することもできるので、非常にメリットが多い方法となります。

メールフォームを手軽に作成できるおすすめ無料ツール10選

メールフォームを手軽に作成できるおすすめ無料ツール10選を紹介します。

下記ツールからメールフォームを無料で簡単に作成してみましょう。

※各ツールのプラン料金は執筆時点(2021年8月12日)の情報です

1.Googleフォーム

Googleフォーム

出典:Googleフォーム

Googleフォームは、Googleが提供するメールフォーム作成ツールです。

「お問い合わせ」「アンケート」などのテンプレートが複数用意されているので、簡単にメールフォームを作成できます。

回答に関してはGoogleフォーム上で、集計してグラフ化することができ、その他Googleツールへの共有も可能です。

Googleフォームは完全無料で利用することができます。

関連記事

Googleフォームについては、以下のコラム記事で詳しく解説中です。

Googleフォームの使い方完全ガイド【マーケティングツールとしての使い方も紹介】

2. formrun

formrun

出典:formrun

formrun(フォームラン)は、メールフォームが30秒で作成できるツールです。

テンプレートを選んで、項目をクリックするだけで簡単にメールフォームが作成できます。

機能面も充実しており「メールフォーム設置」「お問い合わせ設置」「メール対応」も formrun上で一括管理できます。

また、回答データは「Googleスプレッドシート」「Salesforce」に出力することも可能です。

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プラン詳細月額料金
FREEフォーム作成1個まで無料
BEGINNERフォーム作成5個まで6,578円
STARTERフォーム作成50個まで14,278円
PROFESSIONALフォーム作成無制限23,380円

※税込表示

3.Tayori

Tayori

出典:Tayori

Tayori(タヨリ)は、これまでに4万アカウント以上の導入実績があるメールフォーム作成ツールです。

「フォーム」「FAQ」「アンケート」「チャット」4つの基本機能を搭載しており、さまざまな用途に使用できるメールフォームが作成できます。

たとえば、ユーザーからのお問い合わせ内容を一か所に管理して、それぞれの要件をチームでタスク分担することも可能です。

使用用途が幅広いメールフォームを作成したい企業には、ピッタリのツールといえます。

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プラン詳細月額料金
フリープランスタータープランプロフェッショナルプラン
利用人数1人まで利用人数3人まで利用人数10人まで
無料3,740円8,140円

※税込表示

4.フォームズ

フォームズ

出典:フォームズ

フォームズは、無料で簡単にメールフォームが作成できるツールです。

これまでに100万件以上のメールフォームがフォームズで作成されています。

「お問い合せフォーム」「申し込みフォーム」「アンケートフォーム」などを簡単に作成できるだけではなく、PayPal決済を利用した支払いシステムを導入することも可能です。

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プラン詳細料金(期間が3か月の場合)
フリープラン広告表示あり無料
パーソナル100フォームまで作成可能1,900円
ビジネス1,000件までのデータ保存可能3,300円
プロフェッショナル複数人で利用可能8,500円

※税込表示

関連記事

フォームズについては、以下のコラム記事で詳しく解説中です。

フォームズの使い方ガイド【フォーム設置と注文フォームの作成方法を紹介】

5.Formmailer

Formmailer

出典:Formmailer

Formmailer(フォームメーラー)は、40万アカウント以上の実績があるメールフォーム作成ツールです。

ドラッグ&ドロップの直感操作で、利用シーンに合わせたメールフォームが簡単に作成できます。

Formmailerは、デザイン性に優れており、写真やテキストの差し替え機能や「地図」「動画」などをメールフォームに設置できます。

独自ドメイン設定も可能なので、LP自体をFormmailerで作成することも可能です。

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プラン詳細月額料金
無料プランフォーム作成5個まで無料
Proフォーム作成10個まで1,375円
Businessフォーム作成100個まで2,063円
(12か月払いの場合)

※税込表示

6.オレンジフォーム

オレンジメール

出典:オレンジフォーム

オレンジフォームは、1分で簡単にメールフォームが作成できるツールです。

「ChatWorkへの自動通知」「スプレットシートへの自動投稿」「メルマガとの自動連携」など、さまざまな機能を搭載しています。

また、オレンジフォームでは、デザインカスタマイズ度が高いため、デザインを自由に変更することが可能です。

そのため、自社ホームページに埋め込みをしても違和感のないメールフォームが作成できます。

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プラン詳細月額料金
パーソナル版フォーム作成無制限無料
ビジネス版他ツール連携機能搭載1,200円

※税込表示

7.FormOK

FormOK

出典:FormOK

FormOK(フリーOK)は、約10分でメールフォームが簡単に作成できるツールです。

FormOKの最大の特徴は「ギガファイルアップローダー」により、大容量の添付ファイルや動画をメールフォームに設置できる点です。

平均的な家庭用回線から動画ファイル(1GB)をアップロードしても約73秒でアップロードが完了します。

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プラン詳細月額料金
フリーストレージ100MB無料
ライトストレージ10GB3,850円
スタンダートストレージ30GB7,920円

※税込表示

8.123 Form Builder

123 Form Builder

出典:123 Form Builder

123 Form Builder(123フォーム・ビルダー)は、3万5千以上の企業で採用されている海外製のメールフォーム作成ツールです。

123 Form Builderを使用すると、テンプレートを選択するだけで、簡単にメールフォームを作成することができます。

全てのデータは一か所でまとめられ、各データをチームで振り分けるなどのタスク管理機能も搭載しています。

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プラン詳細月額料金
Basicフォーム作成1つまで無料
Individualフォーム作成5つまで$19.99
Teamフォーム作成15個まで$49.99

※税込表示

9.FreeContactForm

FreeContactForm

出典:FreeContactForm

FreeContactForm(フリーコンタクトフォーム)は、シンプルなメールフォームが作成できる海外製のツールです。

FreeContactFormは「Free」「Pro」「Create」と3つのコースが分けられているのが特徴です。

Freeでは、FreeContactFormが作成したメールフォームを無料でダウンロードすることが可能です。

Proでは「添付ファイルオプション」「多言語切り替え」などの高機能を搭載したメールフォームが$38で買い切りダウンロードできます。

Createも$38買い切りですが、事前に要望を伝えることで、カスタマイズしたメールフォームをダウンロードできます。

10.JotForm

JotForm

出典:JotForm

JotForm(ジョットフォーム)は、プロフェッショナルなメールフォームが作成できる海外製のオンラインツールです。

世界中の企業で利用されており、ユーザー数は600万人を超えています。

「お問い合わせフォーム」「注文フォーム」「予約フォーム」などさまざまな用途に活用でき、テンプレートは1万以上から選択することが可能です。

また、オンラインメールフォーム作成ツールとなるので、URLを共有すればチームで作業することができます。

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プラン詳細月額料金
スターター フォーム作成5つまで無料
ブロンズフォーム作成25個まで$24
シルバーフォーム作成100個まで$29
ゴールドフォーム作成無制限$79

※税込表示

無料で利用できるメールフォームテンプレートサイト5選

続いて、無料で利用できるメールフォームのテンプレートサイト5選を紹介します。

ある程度、プログラミング知識がある方は、メールフォームのテンプレート活用もおすすめです。

テンプレートサイトからダウンロードしたデータをそのまま自社ホームページに設置するだけで、メールフォームが作成できるので、こちらの方法も実践してみましょう。

MailForm01

MailForm01

出典:MailForm01

MailForm01は、ホームページ上に組み込める様々なプログラムを無料で配布しているテンプレートサイトです。

「メールフォーム」「アンケート」などのテンプレートが配布されています。

使用するファイルが2つだけなので、とにかく簡単に設置が可能です。

利用方法としては、MailForm01からダウンロードしたファイルに「通知先となるメールアドレス」と「ホームページのURL」を記載しサーバーにアップロードするだけとなっています。

メールフォームのデザインを変更する場合は「CSS」の編集が必要です。

MailForm01はクレジット表記の必要もなく、完全無料で利用できます。

Responsive Mailform

MailForm01

出典:Responsive Mailform

Responsive Mailform(レスポンシブ・メールフォーム)は、簡単に設置できてメールフォームがダウンロードできるテンプレートサイトです。

Responsive Mailformのメールフォームは「PHP」「JavaScript」で作成されているためHTMLに組み込むことも可能ですし、WordPress内にも設置できます。

また、メールフォームには「自動返信機能」「郵便番号からの住所自動入力」「ふりがな機能」などが搭載されており、すべて無料のクレジット表記なしで利用可能です。

TransmitMail

TransmitMail

出典:TransmitMail

TransmitMail(トランスミットメール)は、Githubで公開されているメールフォームのテンプレートサイトです。

世界中のエンジニアが作成した、PHP5.6以上で動作するシンプルなメールフォームが無料で公開されています。

各メールフォームテンプレートの「改善」「再配布」も可能で、自社ホームページに設置するときは、クレジット表記も必要ありません。

MicroEngine Mailform

MicroEngine Mailform

出典:MicroEngine

Mailform MicroEngine Mailform(マイクロエンジン・メールフォーム)は、多くの機能を搭載したPHPメールフォームのテンプレートサイトです。

「添付ファイル対応」「郵便番号から住所自動入力」「料金計算」など多くの機能を搭載したメールフォームを無料でダウンロードすることが可能です。

「お問い合わせフォーム」「ご予約フォーム」「ご注文フォーム」など、さまざまなシーンで利用可能となっています。

しかし、無料ダウンロードの場合はメールフォームにクレジット表記する必要があるので注意が必要です。

クレジット表記を消す場合は、ライセンスの購入が必要になります。

ライセンス価格は1ドメインにつき11,000円(税込)で、一度購入すると無制限で使用できる買い切りタイプです。

JB問い合わせフォーム

JB問い合わせフォーム

出典:JB問い合わせフォーム

JB問い合わせフォームは、ホームページに簡単に設置できるメールフォームを無料で提供しているテンプレートサイトです。

メールフォームのHTMLを自身で編集すれば、項目も変更することが可能です。

受付メールによる、自動返信機能も搭載しています。

無料で利用可能ですが、メールフォームを設置するときには、クレジット表記が必要です。

クレジット表記を消す場合は、ライセンスを購入する必要があります。

ライセンス価格は1ドメインにつき8,800円(税込)で、1度購入すると無制限で使用できる買い切りタイプです。

メールフォームを作成・設置するときの注意点

最後にメールフォームを作成・設置するときの注意点を紹介します。

  • ユーザーを第一に考えたメールフォームを作成する
  • 自動送信設定を実施する
  • スパムメール対策を徹底する
  • セキュリティ対策は忘れずに行う
  • 分析やコンバージョン測定を実施する

ユーザーを第一に考えたメールフォームを作成する

メールフォームを作成するときには、ユーザーを第一に考える必要があります。

自社都合のみで作成されたメールフォームでは、パフォーマンスが大きく低下するリスクがあるためです。

たとえば、今後のマーケティング施策のために、ユーザーがどこからホームページに訪問したかを知りたかったとしましょう。

そこで、メールフォームに「どこから訪問したか」という項目を設定しました。

しかし、この項目は自社にとっては必要かもしれませんが、ユーザーにとっては必要のないことです。

流入経路に関しては「Googleアナリティクス」を活用すれば、どこからホームページに訪問したかを把握できるので、ユーザーに聞く必要はありません。

このようにユーザーを第一に考えたメールフォーム作成がお問い合わせ獲得にもつながってきます。

自動送信設定を実施する

メールフォームを作成する場合は、自動送信設定を必ず活用しましょう。

「お問い合わせ獲得」「アフター対応」など、どんな目的でも自動送信設定は必須といえます。

たとえば「商品購入後アフター対応」であれば、自動返信ですぐに『担当者からの折り返し連絡をいつまでにします』と提示してあげれば、それだけで安心感を与えることができます。

ユーザーに不安を与えないためにも自動送信設定を必ず活用しましょう。

スパムメール対策を徹底する

自社ホームページにメールフォームを設置するときは、スパムメール対策を必ず実施しましょう。

近年メールフォームに悪質なURLを入力して、各企業に送り付けるスパムメールが増加しています。

スパムメールは基本ロボットによる自動送信となるため、ロボットでの対応が難しいメールフォームを作成する必要があります。

たとえば、各項目に確認チェックボックスを設けるなどすれば、ロボットでの自動スパムメールの予防が可能です。

関連記事

メールフォーム(お問い合わせフォーム)のスパム対策については、以下のコラム記事で解説中です。

問い合わせフォームのスパム対策6選【利用するフォーム別に対策を紹介】

セキュリティ対策は忘れずに行う

メールフォームを作成する場合は、セキュリティ対策も必ず実施するようにしましょう。

代表的なセキュリティ対策としてあげられるのが常時SSL化です。

SSL化は、Webページを暗号化するセキュリティ対策です。

SSL化をしないと、メールフォームに入力した個人情報が第三者から閲覧・改ざんされる可能性があります。

常時SSL化をすると、URLが「http」→「https」に置き換わるので、一度自社ホームページのURLを確認しておきましょう。

関連記事

SSL化を含むホームページのセキュリティを強化する方法については、以下のコラム記事をご覧ください。

ホームページセキュリティ対策完全ガイド【チェックからサイバー被害後の対処法を紹介】

分析やコンバージョン測定を実施する

メールフォームを設置するときには、分析やコンバージョン測定を実施するようにしましょう。

分析を実施することで、メールフォームのパフォーマンスを改善することができます。

今回紹介したメールフォームツールには分析機能を搭載しているものも多いですが、中でもおすすめなのが「Googleアナリティクス」を活用した分析です。

Googleアナリティクスでは何件お問い合わせを獲得したかのコンバージョン測定だけではなく、メールフォームの「滞在時間」「離脱率」も分析できるため、より多くのヒントを得ることができます。

まとめ

メールフォームの作り方完全ガイドを紹介しました。

メールフォームは下記3つで構成されています。

  1. 入力フォーム
  2. 確認画面(メールフォームによっては無い場合もある)
  3. サンクスページ(コンバージョン計測のために必要)

メールフォームを設置するメリットは下記4つです。

  • 商談や契約につながる
  • 業務改善につながる
  • メールマーケティングリストが作成できる
  • スパムメール対策になる

メールフォームの作り方には下記3つの方法があります。

  • HTML・CSSで作成(処理方法はPHP又はCGI)
  • ホームページ作成ソフト内の機能を活用する
  • メールフォーム作成ツールを活用する

メールフォームを手軽に作成できるおすすめ無料ツール10選は下記の通りです。

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メールフォーム作成ツール無料プラン詳細
Googleフォーム無料でも制限なし
formrun(フォームラン)フォーム作成1個まで可能
Tayori(タヨリ)利用人数1人まで
フォームズメールフォームに広告表示あり
Formmailer(フォームメーラー)フォーム作成5個まで
オレンジフォームフォーム作成無制限
FormOK(フリーOK)ストレージ100MBまで
123 Form Builder(123フォーム・ビルダー)フォーム作成1つまで
FreeContactForm(フリーコンタクトフォーム)メールフォームダウンロードのみ
JotForm(ジョットフォーム)フォーム作成5つまで

無料で利用できるメールフォームのテンプレートサイト5選は下記の通りです。

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サイト名特徴クレジット表記
MailForm01設置がとにかく簡単必要なし
Responsive Mailform
(レスポンシブ・メールフォーム)
高機能なメールフォーム必要なし
TransmitMail
(トランスミットメール)
エンジニアが作成したメールフォーム必要なし
MicroEngine Mailform
(マイクロエンジン・メールフォーム)
多くの機能を搭載必要
JB問い合わせフォームシンプルなメールフォーム必要

メールフォームを作成・設置するときの注意点は下記5つです。

  • ユーザーを第一に考えたメールフォームを作成する
  • 自動送信設定を実施する
  • スパムメール対策を徹底する
  • セキュリティ対策は忘れずに行う
  • 分析やコンバージョン測定を実施する

今回のコラム記事を参考にしながら、メールフォームを作成して自社のホームページにフォームを設置しましょう。

また、当サイト「ビズサイ」ではホームページ制作サービス(サブスクリプション)を提供しています。

ビズサイでは、ホームページの目的に合わせて3種類のプランを用意しており、お申込みから公開まで最短5営業日でホームページ制作ができます(プラン内容の詳細はこちら)。

関連記事

フォームの改善やコンバージョン率を向上させるには、入力フォーム最適化(EFO)を理解しておくべきです。
以下のコラム記事では、入力フォーム最適化について詳しく解説しています。

入力フォーム最適化(EFO)の方法10選【フォームの成功事例も紹介】

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