会社ホームページの作成方法・費用相場・9つの掲載項目を徹底解説

会社にホームページを作るべきか迷っていても、費用・手間・本業の忙しさを考えると後回しになりがちです。
『会社にホームページは本当に必要なの?』
『会社のホームページには何を載せればよい?』
『作成方法や費用相場はどのくらい?』
今回は、会社のホームページが必要な理由と不要なケース・掲載すべき内容・作成方法・費用相場をまとめました。
本記事を読めば、自社に必要な規模や依頼先の判断材料が整理でき、無駄な費用を避けやすくなります。
まずはホームページを作る目的と必要性を確認し、自社に合う作成方法を選ぶところから始めましょう。
※2026年8月18日:記事の情報を更新しました
会社にホームページが必要な理由
ユーザー・取引先・求職者など、会社に関心をもつさまざまな相手に対して、必要な情報を自社の言葉で発信できる点に、ホームページの価値があります。
-
- 会社の信頼性を高められる
- 商品・サービスの情報を正確に伝えられる
- 検索から新規ユーザーに見つけてもらえる
- お問い合わせ・資料請求の窓口を作れる
- 採用活動で会社の魅力を伝えられる
SNSや口コミだけでは伝えきれない情報を整理し、会社の公式ホームページで自社の魅力を発信しましょう。
会社の信頼性を高められる
会社のホームページは、ユーザーや取引先が自社の実在性を確認するための基本情報になります。
公式ホームページでは、所在地・代表者・事業内容・連絡先などを自社の文脈でまとめて確認してもらえます。
一方、公式ホームページが見つからない場合は、SNS投稿や第三者の記事など断片的な情報だけで判断せざるを得ません。
こうした傾向は、特にBtoB取引や高額サービスで強くなります。
検討期間が長く、契約前に会社概要や実績を確認する場面が多いためです。
ホームページに情報を整理しておけば、初めて接点をもつ相手に対して、会社として継続的に事業を行っていると伝えられます。
商品・サービスの情報を正確に伝えられる
ホームページがあると、商品・サービスの内容を会社の言葉で正確に説明し、誤解を減らせます。
SNSやポータルサイトは新しい投稿がすぐに流れてしまうため、サービスの全体像や過去の情報を後から確認しにくいのがデメリットです。
ホームページであれば、提供範囲・料金の考え方・対応エリア・導入の流れ・よくある質問を整理して掲載できます。
ユーザーはお問い合わせ前に必要な情報を確認できるため、認識違いによる無駄なやり取りを減らせることが可能です。
ユーザー側だけでなく、対応する会社側にとってもメリットがあり、既存資料や営業トークだけに頼る場合と比べて、担当者ごとの説明の差も小さくできます。
検索から新規ユーザーに見つけてもらえる
ホームページは、Googleなどの検索経由で会社を知らないユーザーとの最初の接点を作れます。
特に会社名を知っている人だけでなく、地域名やサービス名で検索する人にも情報を届けられる点は、SNSや紹介だけでは得にくい大きな利点です。
ただし、公開しただけで検索結果に表示されやすくなるわけではなく、会社概要・サービスページ・事例ページ・コラムなどでユーザーの知りたい内容を発信していることが前提です。
お問い合わせ・資料請求の窓口を作れる
ホームページでは、自社のお問い合わせや資料請求の窓口を24時間365日稼働させられます。
電話だけで受けつける場合、営業時間外などでユーザーを取りこぼす可能性があるのが大きな難点です。
しかし、フォームやメールリンクを用意すれば、ユーザーは都合の良い時間に相談内容を送信できます。
時間帯の制約がなくなることに加え、お問い合わせ前に入力項目を設計しておけば、内容・予算感・希望時期・所在地などを事前に把握できるのも、フォームならではのメリットです。
会社のホームページは、ユーザーを次の行動へつなげる受け皿として、営業機会の損失を減らせるのが魅力です。
採用活動で会社の魅力を伝えられる
会社のホームページは、求職者に会社の雰囲気や働き方を伝え、応募前の不安を減らす場としても役立ちます。
求人媒体だけでは、事業内容・職場環境・社員の声・代表メッセージを十分に掲載できない場合もあるからです。
採用ページを用意すれば、募集要項だけでなく、仕事の流れ・評価制度・教育体制を求職者に伝えられます。
求職者は応募前に会社名で検索するケースが多いため、公式ホームページに情報があることで、応募の判断を後押しできます。
会社にホームページが不要なケース
ホームページは多くの企業に役立ちますが、事業のあり方によっては優先して作る必要がないケースもあります。
- 既存ユーザーや紹介だけで受注が安定している
- 一般消費者向けに情報発信する必要がない
- SNSや予約サイトだけで集客が完結している
- 事業規模が小さく更新・管理の手間をかけられない
- 取引先が限定されており新規開拓を重視していない
ただし、上記に当てはまる場合でも、将来的に状況が変わる可能性はあるため、必要になったときにすぐ動けるよう情報を整理しておくと安心です。
既存ユーザーや紹介だけで受注が安定している
既存ユーザーや紹介だけで十分な売上を確保できている会社は、ホームページの優先度が下がります。
受注経路が固定されており、新規ユーザーを獲得する必要がないなら、大規模なホームページを急いで作る必要はありません。
ただし、紹介を受けた相手が会社名で検索し、契約前に公式情報を確認する場面は想定しておく必要があります。
検索時に何も情報が出てこないと、紹介者の説明のみに頼らざるを得ず、取引先に不安を与えかねません。
こうした不安を避けるためにも、会社概要・事業内容・連絡先・実績の一部を掲載した簡易なホームページを用意しておくと安心です。
既存ユーザー中心の会社は、集客目的ではなく信用補完目的で必要な範囲を判断すると過剰投資を避けられます。
一般消費者向けに情報発信する必要がない
取引先が法人や特定業界に限られ、一般消費者向けに情報発信する必要がない会社もホームページの優先度は低めです。
たとえば、部品や資材を特定のメーカーにのみ卸す卸売業や、特定企業とだけ契約する保守・メンテナンス業などが該当します。
ただし、業界内の新規取引・金融機関の確認などでは公式ホームページが参考にされるケースは多いです。
一般消費者向けの集客が不要でも、会社概要・事業内容・所在地・連絡先など最低限の情報を整え、外部確認に備える価値は十分にあります。
SNSや予約サイトだけで集客が完結している
飲食店・美容室・教室などは、SNSや予約サイトだけで集客が成り立つ場合があります。
SNSは費用を抑えて始めやすく、日々の情報や雰囲気をタイムリーに伝えやすい媒体だからです。
また、予約サイトは口コミや空き状況の確認ができるので、会社紹介のホームページが不要なケースも見られます。
そのため、当面はSNSや予約サイトを主軸にし、必要に応じて公式ホームページを補う判断も現実的です。
一方、SNSや予約サイトなどの外部サービスは表示ルール・手数料・掲載形式が変わる可能性がある点に注意が必要です。
会社のホームページがあれば、サービスの詳細・コンセプト・採用情報・キャンペーン情報を自社の管理下で掲載できるため、外部サービスに依存しすぎずにリスク分散につながります。
事業規模が小さく更新・管理の手間をかけられない
ホームページの担当者が本業と兼務している会社では、更新作業まで手が回らず、情報が古いまま放置されやすくなります。
ホームページは公開して終わりではなく、営業時間・料金・サービス内容・採用情報などの更新が必要です。
古い情報が残ったままだと、お問い合わせ内容の食い違いや信頼低下につながる可能性があるからです。
そのため、更新の手間をかけてまで多くのページをもつ必要はありませんが、用意する場合は、会社概要・事業内容・お問い合わせ先など情報を最小限に絞り、更新頻度が低くても運用できるホームページにとどめましょう。
どうしても更新に手が回らない場合は、更新代行や月額制サービスを利用する方法もあり、社内に担当者がいなくても運用負担を抑えられます。
取引先が限定されており新規開拓を重視していない
特定の親会社や固定取引先との取引だけで受注が続いている場合、既存の関係が安定している分、新たに営業先を広げる必要性は低くなります。
ただし、取引先が限定されていても、会社の基本情報を外部から確認できる状態は無駄ではありません。
採用候補者・金融機関・自治体・協業先など、既存ユーザー以外の相手が会社情報を確認する機会はあります。
また、将来的に取引先を増やす必要が出たとき、ホームページがない状態から準備を始めると時間がかかる点も考慮しましょう。
会社概要や事業内容など最低限の情報だけでも整えておくと、必要になったときにすぐ対応できます。
会社のホームページに何を載せるべきか
会社のホームページには、ユーザーが会社を理解し、お問い合わせや応募をするかどうかを判断できる情報を優先して掲載するのが基本です。
- 会社概要
- 事業内容・提供サービス
- 商品・サービスの強み
- 実績・導入事例・お客様の声
- 料金・依頼の流れ
- よくある質問
- お知らせ・ブログ・コラム
- 採用情報
- お問い合わせフォーム・連絡先
すべてを最初から作る必要はなく、会社の目的に合わせて優先順位を決めると制作範囲を整理しやすくなります。
会社概要
会社概要は、ユーザーが会社の実在性と基本情報を確認し、お問い合わせ前の不安を減らす役割のあるページです。
会社概要に掲載する一般的な項目を、以下の表にまとめました。
| 項目 | 掲載内容 |
|---|---|
| 会社名 | 正式な商号 |
| 所在地 | 郵便番号・住所・建物名 |
| 代表者名 | 役職名・氏名 |
| 設立年月日 | 会社の設立日 |
| 事業内容 | 提供している事業の分野・サービス名 |
| 資本金 | 現在の資本金額(例:●●●円) |
| 電話番号 | 代表電話またはお問い合わせ先 |
| 法人番号 | 13桁の法人番号 |
| 営業時間 | 電話・来社の受付時間 |
| アクセス | 最寄り駅・地図・駐車場 |
| 許認可 | 許認可名・登録番号 |
なお、代表者の写真を掲載する場合は、本人の同意・掲載期間・使用範囲を事前に確認しておくとトラブルを避けやすいです。
事業内容・提供サービス
事業内容・提供サービスのページでは、会社が誰に何を提供しているのかを明確にしましょう。
サービス名だけを並べても初めて見る人には違いが伝わりにくく、お問い合わせにつながりづらくなります。
対象となるユーザー・解決できる課題・対応範囲・提供の流れ・納品物などを具体化し、内容を伝わりやすくしてください。
複数の事業がある場合は、ページや見出しを分けるとユーザーが自分に関係する情報を探しやすくなります。
ページ構成だけでなく、言葉選びにも配慮が必要です。
専門用語が多い業種では、ユーザーが普段使う言葉や検索しそうな名称も併記すると、内容の理解や検索流入につながります。
商品・サービスの強み
商品・サービスの強みは、競合との違いや選ばれる理由を伝え、価格以外の判断材料にするために掲載します。
「丁寧」「高品質」「低価格」などの表現はよく使われるため、なぜそういえるのかを具体化する必要があります。
たとえば、担当体制・制作工程・対応スピード・実績数・アフターサポート・専門資格などを訴求すると効果的です。
強みは「手間が減る」「質が上がる」など、ユーザーにとっての利点に変換して伝えると、導入後の変化を具体的に想像してもらいやすくなります。
実績・導入事例・お客様の声
実績・導入事例・お客様の声はサービスの信頼性を補強し、初めて相談するユーザーの安心材料になる情報です。
実際に、どんなユーザーの、どのような課題に対し、何を提供して、どうなったのかを記載しましょう。
掲載できる場合は、業種・課題・対応内容・成果・お客様の声をセットでまとめると具体性が高まります。
なお、実績を紹介する際に社名や写真を出せない場合は、業種や地域をぼかした匿名事例として掲載するのを検討してください。
もし、ユーザー名・ロゴ・担当者写真・成果数値を掲載する場合は、事前に許可を得るのが重要です。
料金・依頼の流れ
料金はお問い合わせ前の不安を減らし、依頼の流れはお問い合わせ後の進行を具体的に想像してもらうために役立ちます。
料金を明示できる会社は、プランごとの基本料金・追加費用・支払いタイミングをわかりやすく掲載しましょう。
個別見積もりが必要な場合でも、費用が変わる条件や見積もりに必要な情報を示すと、お問い合わせしやすくなります。
依頼の流れは会社によって異なりますが、一例としてお問い合わせ・ヒアリング・提案・契約・制作・確認・納品・運用開始といった流れが挙げられます。
自社の依頼先が想定する手順を確認したうえで掲載してください。
必要であれば、各工程でユーザーが準備するものを明記すると、初めて依頼する人でも進め方をイメージできます。
よくある質問
よくある質問は、お問い合わせ前の疑問を解消し、営業や事務の対応工数を減らすための役割を果たします。
納期・料金・対応エリア・支払い方法・キャンセル条件・アフターサポートなど、ユーザーの疑問に先回りして回答しましょう。
同じ質問が何度もくる場合は、その内容をよくある質問に追加していくとよいでしょう。
また、導入のハードルが高いサービスでは「できること」だけでなく、「対応できないこと」も明記するとトラブル予防になります。
ホームページ公開後もお問い合わせ内容に合わせて更新し、実態に合った回答を保ちましょう。
お知らせ・ブログ・コラム
お知らせ・ブログ・コラムは、会社の活動や専門性を伝え、検索流入や信頼形成にもつながる情報発信の場です。
お知らせでは、休業日・営業時間変更・キャンペーン・新サービス・重要な変更点を掲載しましょう。
ブログやコラムでは、ユーザーの疑問に答えたり課題を解決したりできる記事を発信するのが大切です。
検索流入を狙う場合は、会社が伝えたい情報ではなく、ユーザーが調べている悩みを起点にテーマを決めるのがポイントです。
継続が難しい場合は、「お知らせのみの更新」「月1回の更新」「制作会社への運用相談」などの方法があります。
採用情報
採用情報は、求職者が応募前に知りたい条件や会社の雰囲気を整理するページです。
募集職種・仕事内容・応募条件・給与・勤務時間・休日・福利厚生・選考フローを掲載するのが一般的です。
さらに、会社の雰囲気・働く人の考え方・教育制度・キャリアパスを示すと応募後のミスマッチを減らせます。
社員紹介を載せる場合は、顔写真や氏名の公開に抵抗がある社員もいるため、同意を得たうえで掲載しましょう。
同意が得られず顔写真を使えない場合は、後ろ姿・作業風景・イラスト・匿名インタビューなどで職場の雰囲気を表現できます。
お問い合わせフォーム・連絡先
お問い合わせフォームや連絡先は、ユーザーの関心を相談へつなげて、ホームページの成果に直結させる重要な要素です。
電話番号・メールアドレス・フォーム・受付時間・返信目安をわかりやすい位置に掲載してください。
フォーム項目は必要最小限にすると、入力途中の離脱を減らし、お問い合わせの心理的な負担を下げられます。
一方、お問い合わせ内容の把握に必要な項目まで削ると、返信時に追加確認が増えるため、事前に十分な検討が求められます。
また、お問い合わせフォームで個人情報を取得する場合は、送信前に利用目的やお問い合わせ後の連絡方法を確認できるようにしてください。
お問い合わせの導線は各ページの末尾やヘッダーにも配置し、興味が高まったタイミングでアクションが取れるようにしましょう。
会社のホームページの作成方法
会社のホームページの作成方法は、大きく自社作成と外部依頼に分かれ、費用と手間のかかり方が異なります。
- WordPress・ホームページ作成ソフトで自社作成
- ホームページ制作会社・フリーランスに依頼
費用や手間だけで選ぶと、公開後の更新・集客・デザイン品質で困る場合があるため、社内リソースと目的を基準に選ぶのが大切です。
WordPress・ホームページ作成ソフトで自社作成
自社作成は、費用や更新のしやすさ、進め方の自由度を重視する会社に向いています。
WordPressやホームページ作成ソフトで自社作成するメリットは、以下のとおりです。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 制作費を抑えられる | 制作会社への外注費を減らせる |
| 自社で更新できる | 営業時間・料金・サービス内容をすぐに修正できる |
| 自社のペースで進められる | 公開時期や作業時間を社内の都合に合わせられる |
| 小さく始められる | 必要最低限のページから公開し、後から追加できる |
| 運用ノウハウが残る | 作成・更新の知識を社内に蓄積できる |
一方、自社作成で注意しておきたいデメリットは、以下のとおりです。
| デメリット | 内容 |
|---|---|
| 作成に時間がかかる | 操作方法やホームページ制作の知識を学びながら進める必要がある |
| 品質に差が出やすい | デザイン・文章・スマホ表示の完成度が担当者に左右される |
| 集客設計が難しい | SEOやお問い合わせ導線まで自社で考えなければならない |
| 管理の手間がかかる | 更新・バックアップ・セキュリティ対策の継続が求められる |
| 不具合に対応しにくい | 表示崩れやフォームの不具合を自社で調査・修正する必要がある |
自社作成は更新の自由度が高い一方、その分の運用負担も自社で背負うことになります。
そのため、必要最低限のページから始め、運用できる範囲を超えない構成にするのが重要です。
ホームページ制作会社・フリーランスに依頼
ホームページ制作会社やフリーランスへの依頼は、自社で制作するよりも品質やスピード、専門的な設計を重視し、社内負担を減らしたい会社に向いています。
両者の特徴は依頼先によって異なるため、以下で違いを見ていきましょう。
| 比較項目 | ホームページ制作会社 | フリーランス |
|---|---|---|
| 費用 | 比較的高い | 比較的安い |
| 制作体制 | 複数人で分担する場合が多い | 1人で担当する場合が多い |
| 対応範囲 | 幅広い業務に対応しやすい | 得意分野に限られる場合がある |
| 柔軟性 | 契約範囲内での対応が中心になりやすい | 細かな相談や変更に対応しやすい |
| 大規模案件 | 複数人で対応しやすい | 対応できる作業量に限りがある |
| 不在時の対応 | 社内で引き継ぎやすい | 作業が止まりやすい |
自社で原稿や写真を用意できない場合も、外注ならヒアリング・原稿作成・写真撮影まで相談できます。
なお、依頼する場合は見積もり金額だけでなく、対応範囲・納品後の管理方法・契約期間・解約条件を比較しましょう。
会社のホームページ作成の費用相場
会社のホームページの費用は、自社で作るか外部に依頼するかによって大きく変わります。
- 自社で作る(作成ソフト・CMS)
- 外部に依頼する(ホームページ制作会社・フリーランス)
初期費用だけでなく、サーバー代・ドメイン代・保守費・更新費・追加ページ費用まで含めて比較しましょう。
自社で作る(作成ソフト・CMS)
自社でホームページを作る場合、外注費は抑えられますが、ツール費用や運用時間が発生します。
クラウドのホームページ作成ソフトはサーバーが含まれているケースが多いですが、CMS(WordPressなど)では別途費用がかかります。
ただし、作成ソフトの場合も、独自ドメイン・広告非表示・お問い合わせフォーム・容量・サポートなどが有料になるサービスは多いです。
なお、SSL/TLSやバックアップは無料プランに標準搭載されているサービスも多いです。
一方で、SSL/TLSは証明書の種類やサポート体制、バックアップは保存期間や復元のしやすさなど、機能面・サポート面で違いがあるため、必要に応じて有料プランも検討しましょう。
WordPressを使う場合は、サーバー代・ドメイン代・有料テーマ・プラグイン費用などが主なコストです。
ホームページを自社制作する場合の大まかな費用相場について、以下の表を参考にしてください。
| 費用項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| ホームページ作成ソフト | 無料~12万円/年 |
| レンタルサーバー | 6,000円~5万円/年 |
| 独自ドメイン | 1,500円~6,000円/年 |
| WordPressテーマ | 無料~2万円/買い切り |
| プラグイン | 無料~数万円/年 |
| 画像・素材 | 無料~数万円/年 |
| SSL/TLS | 無料~数万円/年 |
| バックアップ | 無料~数万円/年 |
| 保守・更新 | 自社担当者の作業時間 |
費用を抑える目的でホームページの自社作成を選ぶ場合は、担当者が継続して管理できるかどうかを確認しましょう。
外部に依頼する(ホームページ制作会社・フリーランス)
外部に依頼するときの費用は、ページ数やデザイン・機能だけでなく、原稿作成や写真撮影を依頼するかどうか、公開後の保守範囲によっても変わります。
会社のホームページを依頼する場合の費用相場について、制作会社・フリーランスを問わず大まかな目安を以下の表に整理しました。
| ページ数の目安 | 費用相場 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 10ページ未満 | 30万円~80万円 | 会社概要・事業紹介・お問い合わせフォーム |
| 10ページ~30ページ | 80万円~300万円 | 上記に加え、採用情報・実績紹介・サービス詳細ページ |
| 30ページ以上 | 300万円以上 | 上記に加え、事業別ページ・多言語ページ |
ページ数が増えるほど、オリジナルデザインや独自機能の開発が必要になる傾向があります。
なお、公開後の保守管理・サーバー管理・更新代行・分析レポートが月額費用として発生するケースもあります。
外注先を比較するときは初期費用だけでなく、含まれているサービスや保守運用費などをあらかじめ確認しましょう。
ホームページ作成費用を抑えるためのポイント
ホームページの作成費用をできるだけ抑えるには、以下の表のポイントを参考に取り組んでください。
| ポイント | 費用を抑えられる理由 |
|---|---|
| 目的を設定し、必要なページを絞る | ページ数や制作工数を減らせる |
| 原稿や写真を自社で用意する | 取材・撮影・原稿作成費を削減できる |
| テンプレートを活用する | オリジナルデザインの工数を減らせる |
| 必要な機能だけを導入する | 不要な開発費や追加費用を防げる |
| 複数社から見積もりをとる | 費用や対応範囲を同じ条件で比較できる |
| 運用費まで確認する | サーバー・保守・更新などの追加費用を把握できる |
まず、作る前に目的・掲載内容・優先順位をしっかりと整理するのが重要です。
たとえば、会社の信用補完・お問い合わせ獲得・採用強化・資料請求・予約獲得など、目的によって必要なページは変わります。
次に、最初からすべてのページを作ろうとせず、公開時に必要な情報とあとから追加できる情報を分けましょう。
会社概要・サービス内容・実績・お問い合わせ先などの必須情報を優先すれば、制作範囲を小さくできます。
併せて、原稿や写真を自社で用意する、既存テンプレートを活用する、必要な機能だけに絞るといった工夫も、外注費や開発費を抑えるうえで効果的です。
最後に、見積もりを取るときは、ページ数・機能・原稿作成・写真撮影・公開後の更新・保守管理を同じ条件で比較し、サーバー代や保守費などの運用費まで含めて確認するのが大切です。
ホームページ制作会社に相談すべきタイミングとは
ホームページ制作会社に相談すべきタイミングは、社内で対応しきれない、または理想の速度・品質で仕上げたいと感じたときです。
- 社内に人材・リソースがない
- 短期間で高品質なホームページがほしい
- SEO対策・集客設計を任せたい
制作会社へ早めに相談すると、必要なページや予算の優先順位を整理できるだけでなく、希望の品質・納期で仕上げやすくなり、集客設計も専門的な視点で任せられます。
社内に人材・リソースがない
社内に担当者がいない会社は、ホームページ制作会社への相談を早めに検討したほうが安全です。
ホームページ作成には、企画・構成・原稿・写真・デザイン・実装・公開設定・保守管理など多くの作業があります。
担当者が兼任で進める場合、日常業務に追われて公開が遅れ、計画どおりに進まないケースも見られます。
また、公開後もサービス変更・採用情報・営業時間・実績の更新が必要で、継続的な管理が欠かせないのも問題です。
そこで、公開後の修正や更新代行に対応している制作会社を選べば、社内リソースを本業に集中しやすくなります。
短期間で高品質なホームページがほしい
短期間でデザインや機能を整えたい場合は、ホームページ制作会社へ相談し、工程管理も任せる方法が向いています。
自社作成は費用を抑えやすい一方、多くの場合は担当者が学習しながら進めるため時間がかかりやすいのが難点です。
また、デザイン・スマホ表示・お問い合わせフォーム・表示速度・セキュリティなどを一つずつ確認する必要があります。
しかし、専門家であるホームページ制作会社なら目的や業種に合わせて構成を提案し、必要な機能を整理しながら進行できます。
ただし、短納期で依頼する場合でも、原稿や写真の準備・確認に時間がかかると、公開日は後ろ倒しになります。
ホームページ制作会社に相談する前に、掲載したい情報と希望公開時期を整理しておき、スムーズな進行を実現しましょう。
SEO対策・集客設計を任せたい
SEOとは、特定のキーワードで検索されたときに、自社のホームページが上位に表示されやすくなるよう工夫する取り組みです。
検索エンジンからの集客を重視する場合は、SEO対策や導線設計まで相談できるホームページ制作会社が適しています。
会社概要だけのホームページでは、検索流入を十分に増やせない可能性が高いため、目的別のページ設計が必要です。
たとえば、サービスページ・地域ページ・事例ページ・コラムなどが挙げられます。
また、検索流入を増やすだけでなく、検索流入からお問い合わせや資料請求へつながる導線も欠かせません。
SEOや集客設計を任せたい場合は、制作会社の実績・運用サポート・分析方法・改善提案の有無を確認しましょう。
会社のホームページのデザイン・参考事例を見るときのポイント
会社のホームページの事例は、デザインの見た目だけをまねると自社に合わない構成になりかねないため、確認するポイントを押さえたうえで参考にすることが大切です。
- 同業種の会社のホームページを参考にする
- デザインよりも情報のわかりやすさを見る
- お問い合わせまでの導線を確認する
気になる事例が見つかったら、自社のユーザーが迷わず理解して行動できているかという視点で内容を整理し、自社のホームページ作りにいかしましょう。
同業種の会社のホームページを参考にする
同業種の会社のホームページを見ると、自社に必要なページや情報量を把握しやすくなります。
「建設業なら施工実績や対応エリア」「士業なら専門分野や相談の流れ」「飲食業ならメニューやアクセス情報」などが一例です。
また、同業種の複数の事例を参照すると、実績の見せ方や料金の記載有無など、多くの会社が共通して掲載している項目と、写真の使い方やキャッチコピーなど、他社との差別化に使われている項目が見えてきます。
ただし、他社の構成・文章・写真をそのまま流用するのは避け、自社のオリジナリティを出すのが大切です。
情報のわかりやすさを確認する
見た目が整ったホームページでも、会社が何をしているのか、どんなサービスがあるのかが伝わらなければ、ユーザーの理解にはつながりません。
わかりやすいホームページかどうかを判断するためのポイントは、以下のとおりです。
| 確認するポイント | 判断基準 |
|---|---|
| 会社やサービスの内容 | 最初の画面でどんな会社か理解できる |
| メニュー構成 | 必要なページへ迷わず移動できる |
| 情報の探しやすさ | 料金・実績・会社概要・お問い合わせ先をすぐ見つけられる |
| 見出しと文章 | 見出しだけでも内容を把握でき、文章が長すぎない |
| 文字の見やすさ | 文字サイズ・行間・配色を見やすく整えられている |
| スマホ表示 | 文字や画像が崩れず、ボタンを押しやすい |
| お問い合わせ導線 | 電話番号やお問い合わせボタンを見つけやすい |
| 表示速度 | ページを短時間で表示できる |
なお、デザインはブランドイメージを伝える手段ですが、ユーザーの理解を妨げる装飾は避けましょう。
会社のホームページでは、情報の探しやすさが、ユーザーの理解のしやすさにつながります。
お問い合わせまでの導線を確認する
参考事例を見るときは、お問い合わせまでの導線が自然に設計されているかを確認しましょう。
ユーザーは、会社概要・サービス内容・実績・料金・よくある質問など、必要な情報を確認したうえでお問い合わせを検討する場合が多いからです。
お問い合わせまでの導線を確認するポイントを、以下の表に整理しました。
| 確認するポイント | 判断基準 |
|---|---|
| お問い合わせボタンの位置 | ヘッダーや各ページの末尾など、見つけやすい場所から確認できる |
| ボタンの文言 | 「お問い合わせ」「無料相談」「見積もり依頼」など、行動内容を明確にできる |
| 情報を読む順番 | サービス内容・実績・料金・よくある質問など、お問い合わせ前に確認したい情報がスムーズに読める順序で配置されている |
| お問い合わせ方法 | 電話・メール・フォームなど、利用しやすい方法を選べる |
| フォームの入力項目 | 項目数が多すぎず、必要な情報に絞り込める |
| スマホ表示 | お問い合わせボタンが押しやすく、フォームを入力できる |
| お問い合わせ前の情報 | 料金の目安・対応範囲・依頼の流れ・返信目安を確認できる |
参考事例を確認してお問い合わせ導線までの構造を理解し、自社のホームページの設計にいかしましょう。
まとめ
会社のホームページは、信頼性の向上・サービス情報の整理・検索流入・お問い合わせ窓口・採用活動に役立ちます。
一方、既存ユーザー中心の会社や、SNS・予約サイトだけで集客が完結している会社など、事業の状況によっては大規模なホームページを急ぐ必要がない場合もあります。
重要なのはホームページを作るかどうかではなく、自社の目的に合う規模と作成方法を選ぶことです。
まずは、会社概要・事業内容・強み・実績・料金・依頼の流れ・お問い合わせ先など、ユーザーが判断に必要な情報を整理しましょう。
「社内にWeb人材がいない」「短期間で高品質なホームページが必要」「SEO対策や集客設計まで任せたい」などの場合は、制作会社への相談も検討してください。
まずは無料でご相談ください。
お問い合わせ・ご相談や、公開後の修正依頼などに関しては、いずれかの方法にてお問い合わせください。
※年末年始・土日祝は定休日となります
※受付時間 9:00~17:30














