LP(ランディングページ)作成ツール12選【海外ツールを快適に利用する方法も紹介】

LP(ランディングページ)を自社で作成する場合には、ツールが便利です。
しかし、LPの作成ツールには多くの種類があり「機能」「料金」「操作性」もそれぞれことなります。
そんな、LP作成ツールを導入する上で、
『LPの作成ができるツールの特徴を知りたい』
『自社にあった作成ツールがわからない』
『海外の作成ツールを導入しても問題ない?』
上記のような課題が生じるかと思います。
今回のコラム記事では、企業の担当者様に向けて、LP作成ツールの「メリット・デメリット」「選び方」「おすすめ12選」「海外のLP作成ツールを快適に利用する方法」を紹介しています。
※今回のコラム記事で掲載している情報は、記事公開時点(2022年3月5日)のものです
※最新情報は、各公式ホームページをご覧ください
LP(ランディングページ)作成ツールとは
LP作成ツールとは、スキル不要でLPをかんたんに作成するツールです。
LP作成ツール内には、複数のテンプレートが用意されており、自社のテーマにあったものを選定して「テキスト」や「画像」を追加するだけで、LPの作成ができます。
LP(ランディングページ)作成ツールのメリット
LP作成ツールのメリットを3つ紹介します。
下記メリットを理解した上で、LP作成ツールの導入を検討してみましょう。
- 専門知識が必要ない
- すぐに開設できる
- 費用が安い
専門知識が必要ない
専門知識を必要としないのが、LP作成ツールを利用するメリットの1つです。
通常、LP作成では「HTML」「CSS」といったマークアップ言語の知識がないと、開設が難しいですが、LP作成ツールでは専門知識はとくに不要です。
テンプレートに沿ってテキストや画像を追加していくだけなので、LP作成が初めての方でも安心して利用できます。
すぐに開設できる
すぐに開設できるのも、LP作成ツールを利用するメリットの1つです。
LPの作成を制作会社に依頼した場合、開設まで最低でも1か月以上はかかります。
しかし、LP作成ツールであればテンプレートを選択して、コンテンツを追加するだけなので即日開設も可能です。
費用が安い
費用が安いのも、LP作成ツールのメリットの1つです。
LP作成ツールは、月額数千円ほどでLPを開設できます。
なかには、無料でLPを作成できるツールもあるため、予算が限られている企業にもLP作成ツールはおすすめです。
LP(ランディングページ)作成ツールのデメリット
続いて、LP作成ツールのデメリットを紹介します。
デメリットも理解した上で、LP作成ツールの導入を検討しましょう。
- デザインの差別化が難しい
- 運用がサービス元に依存する
デザインの差別化が難しい
LP作成ツールを活用すると、デザインの差別化が難しいデメリットがあります。
LP作成ツールは、テンプレートをもとに作成するため、デザインが他社と被りやすくなります。
デザインの差別化を図りたい場合は、デザインのカスタマイズが可能なツールの選択、または、海外の作成ツールを利用するなどの対策が必要です。
運用がサービス元に依存する
運用がサービス元に依存するのも、LP作成ツールのデメリットです。
LP作成ツールは、クラウド上で作成や運用が完結できます。
しかし、悪くいえばサービスの提供が終了した場合、LPも同時に閉鎖しなくてはいけないケースも出てきます。
LPを自社の資産として残したい場合は、ドメインやサーバーなどの手続きを自社で実施すると安心でしょう。
LP(ランディングページ)作成ツールの選び方
LP作成ツールの選び方を紹介します。
ツールの選定にお悩みの方は、下記内容を参考にしてください。
- 料金で選ぶ
- 操作性で選ぶ
- 必要な機能で選ぶ
- サポート体制で選ぶ
- 日本語表記(海外ツールのみ)
料金で選ぶ
LP作成ツールは、料金で選ぶのがおすすめです。
LP作成ツールには無料や有料など、さまざまな料金体系があります。
無料の場合、広告表示や機能などの制限がある場合が多いので、自社のLPの目的にあわせて選定するとよいでしょう。
操作性で選ぶ
LP作成ツールは、操作性で選ぶのもおすすめです。
ドラッグ&ドロップ操作のみでかんたんにLPを開設できるツールや、デザインのカスタマイズ度が高いが、特有の操作方法を覚える必要があるツールも存在します。
無料トライアルを活用して、操作性を確認してからツール選定するのもおすすめです。
必要な機能で選ぶ
LP作成ツールは、必要な機能で選ぶのもおすすめです。
LP作成ツールによっては、ユーザー行動を分析するために「Googleアナリティクス」と連携できる機能や、流入元となるWeb広告の計測タグを設置する機能があります。
自社で必要な機能を明確にした上で、ツールを選定してみましょう。
サポート体制で選ぶ
LP作成ツールは、サポート体制で選ぶのもおすすめです。
LP作成ツールによっては、操作方法のアドバイスやトラブル対応などのサポート体制を設けているケースもあります。
万が一のことを考えて、ツール導入前にサポートについても確認しておくべきでしょう。
日本語表記(海外ツールのみ)
海外ツールのみですが、日本語表記の有無で選定するのもおすすめです。
海外ツールは、デザイン性の高いテンプレートが用意されていることが多いため、検討中の方も多いかと思います。
そんなときは、ツールが日本語に対応しているか事前に確認しておきましょう。
LP(ランディングページ)作成ツールのおすすめ12選
LPの作成におすすめのツールを12選紹介します。
LP作成ツールの選定ポイントで紹介した項目も記載しているので、下記内容を参考にツール選定してみましょう。
ペライチ
出典:ペライチ
ペライチは「デザインを選ぶ」「内容を作る」「公開」の3ステップで、LPが作成できるツールです。
テンプレートは200種類以上用意されているため、幅広い業種へ対応できます。
また、ペライチでは「オンライン決済」「ネット予約管理システム」「メルマガ配信システム」などの機能も充実しています。
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料金(月額) | スタートプラン:無料 ライトプラン:1,078円 レギュラープラン:2,178円 ビジネスプラン:3,278円 |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(メールサポートは無料) |
日本語表記 | 〇 |
※税込表示
Wix
出典:Wix
Wix(ウィックス)は、直感的な操作で思いのままにLPを作成できるツールです。
テンプレートは500種類を超えており、他社と被りにくいデザイン設計が可能です。
また、Wixはカスタマイズ性に優れているので、白紙の状態からLPを作成することもできます。
自社のスキルによって、さまざまな使用方法を選択できます。
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料金 | 無料プラン:無料 ベーシックプラン:990円(月額) アドバンスプラン:1,650円(月額) VIPプラン:2,924円(月額) |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(サポートセンターあり) |
日本語表記 | 〇 |
※税込表示
STUDIO
出典:STUDIO
STUDIO(スタジオ)は、コーディング不要でデザイン性の高いLPを作成できるツールです。
独自の「ボックスレイアウト」などの操作方法に慣れれば、コードを書いたようなLPデザインが設計できます。
STUDIOの操作方法に関しては、マニュアルや動画講座なども用意されているので、デザインに特化したLPを作成したい方におすすめです。
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料金(月額) | FREE:無料 BASIC:1,280円 PRO:3,280円 |
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操作性 | △ |
サポート体制 | 〇(公式サポートページあり) |
日本語表記 | 〇 |
MOSH
出典:MOSH
MOSH(モッシュ)は、スマートフォンからかんたんにLPが作成できるツールです。
「予約受付」「決済」「顧客管理」などの機能を搭載しており、オンラインレッスン開設に関して、さまざまな取り組みや支援をしています。
個人でオンラインレッスンの受講者獲得を目的とした方には、MOSHは最適なツールです。
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料金 | 無料(決済ごとにの8%の手数料が発生) |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(カスタマーサポートあり) |
日本語表記 | 〇 |
Strikingly
出典:Strikingly
Strikingly(ストライキングリー)は、スキル不要でLPをかんたんに開設できるツールです。
ビジネス系を中心としたおしゃれなテンプレートが数多く用意されています。
また、Strikinglyのアプリも提供されているので、スマートフォン上でLPの修正も可能です。
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料金(月額) | LIMITED版:$12 PRO版:$20 VIP:$59 |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(24時間サポート) |
日本語表記 | △(サポートのみ英語) |
SIRIUS
出典:SIRIUS
SIRIUSはアフィリエイターの間で絶大な人気を誇るLP作成ツールです。
SIRIUSを活用すると、ユーザーの欲求へ直撃するようなLPが作成できます。
LPを作成すると、自動でスマートフォン向けのホームページが構築されるのも特徴です。
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料金 | 通常版:18,800円(買い切り) 上位版:24,800円(買い切り) |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(購入者限定のサポートフォーラムあり) |
日本語表記 | 〇 |
※税込表示
Make LP
出典:Make LP
Make LP(メイクエルピー)は、テンプレートを選択するだけで、かんたんにLPが作成できるツールです。
作成したLPをHTMLとして書き出せるのが最大の特徴となっています。
また、Make LPはGoogleアナリティクスタグの埋め込みにも対応しています。
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料金(月額) | 2,970円 |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | △(フォームでの個別返信の確約がない) |
日本語表記 | 〇 |
※税込表示
フォームメーラー
出典:フォームメーラー
フォームメーラーは、お問い合わせフォームを作成できるツールですが、LP作成にも対応しています。
そのため、お問い合わせフォームと一体型のLPをかんたんに開設できます。
フォームへの申し込み数の集計も、フォームメーラー上で分析可能です。
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料金 | Free:無料 Pro:1,375円(月額) Business:6,875円(3か月)~ |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(メールのみの受付) |
日本語表記 | 〇 |
※税込表示
Instapage
出典:Instapage
Instapage(インスタページ)は、ハイクオリティのLPを作成できるツールです。
ヒートマップやABテスト機能など、コンバージョン率を高めるための機能が数多く搭載されています。
また、テンプレートの自由度も高く「HTML」「CSS」「JavaScript」を活用して、自社でコーディングすることも可能です。
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料金(月額) | $299 |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(英語のみのサポート) |
日本語表記 | × |
HubSpot CMS Hub
HubSpot CMS Hubは、テンプレートを選択後、ドラッグ&ドロップのみの操作でかんたんにLPを作成できるHubSpot(ハブスポット)製のツールです。
グローバルマーケティングに対応したツールになっており、国際化ドメイン管理、多言語対応のSEO対策にも対応しています。
そのため、海外向けのLP作成を検討している企業にHubSpot CMS Hubはおすすめのツールです。
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料金(月額) | Starter:2,700円 Professional:43,200円 Enterprise:144,000円 |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(日本語での話・チャット・メールのサポート) |
日本語表記 | △(基本日本語に対応しているが一部モジュールは英語のみ) |
CVX
出典:CVX
CVXは、LPの「作成」「分析」「改善運用」をスピーディに内製化できるツールです。
200種類以上のテンプレートを標準搭載しており、かんたんにLPを作成できます。
また、CVXでは「ABテスト」「ページ分析」など、LPO(ランディングページ最適化)に必要な機能も搭載しています。
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料金 | 要問合せ |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(LP公開後のサポートもあり) |
日本語表記 | 〇 |
Unbounce
出典:Unbounce
Unbounce(アンバウンド)は、125種類以上のテンプレートを搭載しているLP作成ツールです。
テンプレートは、ユーザーのエンゲージメントとコンバージョンを向上させやすいデザインとなっています。
また、AI学習により、ユーザーを最適なLPに自動で誘導するスマートトラフィックや、ABテストなどの分析機能も充実しています。
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料金 | LAUNCH:$90 OPTIMIZE:$135 ACCELERATE:$225 |
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操作性 | 〇 |
サポート体制 | 〇(メールサポートは無料) |
日本語表記 | × |
海外のLP(ランディングページ)作成ツールを快適に利用する方法
最後に、海外のLP作成ツールを快適に利用する方法を紹介します。
海外のLP作成ツールには、おしゃれなテンプレートや優れた機能が搭載されていることが多いので、導入を検討している方も多いでしょう。
しかし、ツールによっては日本語対応していないものがあります。
そんな海外のLP作成ツールを利用するときの翻訳について紹介します。
Google Chrome
一番かんたんな方法は「Google Chrome」の翻訳機能を活用する方法です。
Google Chromeであれば、ワンクリックで海外のLP作成ツールを日本語に翻訳できます。
出典:Unbounce
Google Chromeを使って海外のLP作成ツールにアクセスして、画面右上のアドレスバーにある翻訳ボタンを選択しましょう。
翻訳したい言語が表示されるので「日本語」を選択します。
出典:Unbounce
日本語に翻訳されていれば完了です。
ただし、Google Chromeの翻訳精度はそれほど高くはないので、日本語としておかしな表現になる場合もあるので注意が必要です。
DeepL翻訳
翻訳の精度を求めるのであれば「DeepL翻訳」がおすすめです。
DeepL翻訳は、翻訳精度と文章の自然さに定評があるツールです。
DeepL翻訳では、Googleの拡張機能が用意されているので、こちらからインストールすれば、快適に海外のLP作成ツールを利用できます。
出典:Unbounce
DeepL翻訳の拡張機能をインストールしたあと、英語のテキストを選択すると、下部に「DeepL翻訳マーク」が表示されるのでクリックします。
すると、翻訳結果が表示されます。
Google Chromeの翻訳機能で満足できない方は、DeepL翻訳を試してみましょう。
まとめ
LP(ランディングページ)作成ツールを紹介しました。
LP作成ツールのメリット・デメリットは下記のとおりです。
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LP作成ツールのメリット | LP作成ツールのデメリット |
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・専門知識が必要ない ・すぐに開設できる ・費用が安い | ・デザインの差別化が難しい ・運用がサービス元に依存する |
LP作成ツールの選び方は下記のとおりです。
- 料金で選ぶ
- 操作性で選ぶ
- 必要な機能で選ぶ
- サポート体制で選ぶ
- 日本語表記の有無で選ぶ
今回のコラム記事を参考にして、LPを作成してみましょう。
また、当サイト「ビズサイ」では、ホームページ制作サービス(サブスクリプション)を提供しています。
ビズサイでは、ホームページの目的にあわせて3種類のプランを用意しており、お申込みから公開まで最短5営業日でホームページ制作ができます。
LP(ランディングページ)制作にも対応していますので、お気軽にご相談くださいませ(くわしいプラン内容はこちら)。
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