LP(ランディングページ)のテンプレート20選【HTML・WordPress・ツール別に紹介】

LP(ランディングページ)のテンプレートを活用すると、スキル不要でランディングページが作成できます。
しかし、ランディングページのテンプレートには多くの種類があるため、作成時に下記のような課題が生じるかと思います。
『ランディングページのテンプレートのメリット・デメリットが知りたい』
『ランディングページのテンプレートの種類について知りたい』
『ランディングページのテンプレートの選び方がわからない』
今回のコラム記事では、上記のような課題を抱える担当者様へ向けて、ランディングページの「HTMLテンプレート」「WordPressのテンプレート」「LP作成ツールのテンプレート」「テンプレート選定方法」について紹介しています。
※今回のコラム記事で掲載している情報は、記事公開時点(2022年3月11日)のものです
※最新情報は、各公式ホームページをご覧ください
LP(ランディングページ)のテンプレートとは
ランディングページのテンプレートとは、ランディングページ制作に必要な作業を短縮できるフォーマットです。
必要なコンテンツがあらかじめ用意されているので、目的に合わせて「テキスト」「画像」をカスタマイズするだけでランディングページを作成できます。
LP(ランディングページ)のテンプレートの種類
ランディングページのテンプレートは、主に3つに分類できます。
- HTMLテンプレート
- WordPressのテーマ
- LP作成ツール
それぞれのテンプレートの特徴を理解した上で、自社にあったものを選定してみましょう。
HTMLテンプレート
HTMLテンプレートは、ランディングページ作成に必要なHTMLやCSSのファイルがセットになっているテンプレートです。
あらかじめ、ランディングページのレイアウトはできていますが、カスタマイズするにあたり、HTMLやCSSのスキルが必要になります。
また、ランディングページのテンプレートのなかでも、カスタマイズ性に優れているのがHTMLテンプレートの特徴といえるでしょう。
WordPressのテーマ
WordPressのテーマとは、Webサイト全体のテンプレートです。
テーマは複数のファイルの集合体になっており、ランディングページのテーマを導入すると、複雑な作業をせずにデザインを変更できます。
WordPressでは機能を拡張する「プラグイン」も豊富なので、カスタマイズ性にも優れています。
LP作成ツール
LP作成ツールとは、ドラッグ&ドロップの操作のみでランディングページを作成できるツールです。
LP作成ツール内にランディングページのテンプレートが用意されており、ツールでかんたんにランディングページを作成できます。
「HTMLテンプレート」「WordPressのテーマ」と比べても、LP作成ツールはかんたんにランディングページが作成できますが、デザインなどの制限が多くなると覚えておきましょう。
LP(ランディングページ)のテンプレートを利用するメリット
ランディングページのテンプレートを利用するメリットを紹介します。
下記メリットを理解した上で、テンプレートの利用を検討してみましょう。
- コストがかからない
- 修正がかんたん
- 知識が不要
コストがかからない
ランディングページのテンプレートを利用すると、コストがかかりません。
ランディングページ作成を制作会社に依頼すると数十万円の費用がかかりますが、テンプレートは数千円~数万円の買い切りがほとんどです。
そのため、スキルさえあれば、低コストでランディングページを作成できます。
修正がかんたん
ランディングページのテンプレートは、修正がかんたんなのもメリットです。
コンテンツの更新や修正作業が発生しても、自社でかんたんに修正できます。
また、ランディングページではユーザーのアクションを促すために、定期的にテストや改善をしていかなければなりません。
改善作業時にもコンテンツが容易に修正できるので、パフォーマンスが向上しやすいメリットもあります。
知識が不要
知識が不要なのも、ランディングページのテンプレートのメリットです。
とくに「LP作成ツール」を活用したテンプレートであれば、HTMLやCSSのようなマークアップ言語を使用しなくてもおしゃれなランディングページが作成できます。
また、配布されているテンプレートは、どのデバイスから閲覧してもレイアウトを最適化する「レスポンシブデザイン」に対応しているものが多いです。
レスポンシブデザイン対応のテンプレートを利用することで、ユーザービリティの確保も可能です。
LP(ランディングページ)のテンプレートを利用するデメリット
ランディングページのテンプレートを利用するデメリットについても紹介します。
デメリットも理解した上で、テンプレートの採用を検討しましょう。
- 他社とデザインが被る
- 機能面に制限がある
- ライティングスキルが必須
他社とデザインが被る
ランディングページのテンプレートを利用すると、他社とデザインが被りやすいデメリットがあります。
テンプレートは数多くの企業に配布されているので、デザインでの差別化が難しくなります。
そのため、デザインで差別化を図りたい企業には、ランディングページのテンプレートは向いていません。
機能面に制限がある
ランディングページのテンプレートによっては、機能面に制限があります。
無料のHTMLテンプレートによっては、クレジット表記ありの制限があります。
LP作成ツールであれば、容量の制限などが設けられている場合もあります。
追加で費用を支払うと、制限を解除できるケースが多いと覚えておきましょう。
ライティングスキルが必須
ランディングページのテンプレートを活用する場合、ライティングスキルが必須です。
ライティングスキルとは、ランディングページ内の「キャッチコピー」や「テキスト」を記述するテクニックです。
ランディングページのテンプレートは、あくまでレイアウトが作成されているだけなので、コンテンツに記載するテキストはすべて自社で対応しなければなりません。
そのため、ユーザーの注目を集めるようなライティングスキルを身に付ける必要があると覚えておきましょう。
LP(ランディングページ)のテンプレートの選び方
ランディングページのテンプレートの選び方を紹介します。
下記内容を参考に、自社にあったテンプレートを選定してみましょう。
- コストで選ぶ
- デザイン性で選ぶ
- 操作性で選ぶ
コスト
ランディングページのテンプレート選定方法1つ目は、コストで選ぶ点です。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
テンプレート | コスト | 詳細 |
---|---|---|
HTMLテンプレート | ◎ | 無料での配布が多い |
WordPressテーマ | 〇 | 無料のテーマも豊富 |
LP作成ツール | △ | 無料だと制限があるため、月額費用を支払う必要あり |
コストで選定するのであれば、HTMLテンプレートが優れています。
ただし、HTMLテンプレートはHTMLやCSSのスキルが必要になります。
自社での対応が難しい場合は、WordPressテーマやLP作成ツールを選定する必要があるでしょう。
デザイン性
ランディングページのテンプレート選定方法2つ目は、デザイン性です。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
テンプレート | デザイン性 | 詳細 |
---|---|---|
HTMLテンプレート | ◎ | デザインカスタマイズの自由度が高い |
WordPressテーマ | ◎ | テーマが豊富なため、自社にあったデザインが見つかりやすい |
LP作成ツール | △ | ツールによってはテンプレート数が少ない |
デザインをカスタマイズできるスキルがあれば、HTMLテンプレートを選択するといいでしょう。
一方、デザインをカスタマイズできるスキルがなければ、WordPressテーマを活用してみましょう。
操作性
ランディングページのテンプレート選定方法3つ目は、操作性です。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
テンプレート | 操作性 | 詳細 |
---|---|---|
HTMLテンプレート | △ | ・カスタマイズ度はあるが操作性の難易度は高い ・サーバーやドメインも必要 |
WordPressテーマ | 〇 | ・WordPress独自の操作方法に慣れる必要あり ・サーバーやドメインも必要 |
LP作成ツール | ◎ | ・クラウド上ですべての操作が完結 |
操作性で選定するのであれば、LP作成ツールがおすすめです。
LP作成ツールの場合、サーバーやドメインも自社で用意する必要がないため、ランディングページ初心者の方でも問題なく作成できるでしょう。
LP(ランディングページ)におすすめのテンプレート10選【HTML・CSS】
ランディングページにおすすめのHTMLテンプレートを紹介します。
HTMLテンプレートの利用を検討している方は、下記内容を参考にしてください。
LPクリエイト
出典:LPクリエイト
LPクリエイトは、初心者でもかんたんにカスタマイズできるHTMLテンプレートを無料で提供しています。
シンプルなデザインが特徴で、著作権表示も不要なので、カスタマイズ前提でHTMLテンプレートを探している方におすすめです。
テンプレどん
出典:テンプレどん
「テンプレどん」では、シンプルなランディングページのテンプレートを無料で提供しています。
ファイルが軽量なため、そのままの利用もできてカスタマイズも自由です。
また、レイアウトをカスタマイズするためのCSSがマニュアルとして用意されているのも特徴です。
「テンプレどん」のテンプレートは商用利用も可能で、著作権表記もフリーとなっています。
Colorlib
出典:Colorlib
Colorlibでは、200種類以上のHTMLテンプレートを無料でダウンロードできます。
業種やデザインのイメージが細かく分類されているので、すぐにランディングページとして利用できます。
また、ダウンロードしたHTMLテンプレートは商用利用できますが、フッター部分にあるクレジット表記は削除できません。
削除する場合は、別途ライセンスを購入する必要があります。
Cruip
出典:Cruip
Cruipは、HTMLの有料テンプレートを買い切りで配布するWebサイトです。
海外サイトのため、利用するハードルは上がりますが、他社とデザインが被りやすいデメリットをカバーできるでしょう。
Wires.jp
出典:Wires.jp
Wires.jpは、Adobe XDと組み合わせて利用できるワイヤーフレームUIキットです。
ランディングページでよく使われるパーツを選択するだけで、プロのようなデザインに仕上げることができます。
また、Wires.jpは無料で利用でき、日本語にも対応しているので操作性も抜群です。
Bootstrap
出典:Bootstrap
Bootstrap(ブートストラップ)は、ランディングページやアプリケーションを開発するためのHTML/CSS/JavaScriptのフレームワークです。
フレームワークではランディングページに必要な機能が搭載されているため、コーディング作業を短縮できるメリットがあります。
BootstrapのテンプレートはさまざまなWebサイトで配布されていますが、Start Bootstrapであれば無料テンプレートが豊富です。
FinestDevs
出典:FinestDevs
FinestDevsは、ランディングページのテンプレートを配布する海外のWebサイトです。
FinestDevsでは無料のHTMLテンプレートが配布されており、それ以外は有料ランセンスを購入するとHTMLやCSSファイルを取得できます。
uiCookies
出典:uiCookies
Landingは、Bootstrapを利用したランディングページのテンプレートを無料配布しているWebサイトです。
SEOの最適化や応答性が高い、モバイルフレンドリーなランディングページを作成できます。
ダウンロードしたテンプレートは商用利用可能です。
SNIPPET
出典:SNIPPET
SNIPPETは、福岡でフリーランスのWebデザイナーとして活躍する方のブログです。
コンテンツ内でランディングページのテンプレート「SIMPLE LP TEMPLATE」が無料で配布されています。
実際のコード解説がくわしく書かれているため、ランディングページ作成の勉強にもなります。
プロがつくった無料のランディングページ用テンプレート
「プロがつくった無料のランディングページ用テンプレート」は、ランディングページ用の高品質なHTMLテンプレートを配布しているWebサイトです。
無料でダウンロードでき、カスタマイズも自由となっています。
また、カスタマイズしやすいように専用のCSSファイルがついています。
LP(ランディングページ)におすすめのテンプレート5選【WordPress】
ランディングページにおすすめのWordPressテーマを紹介します。
WordPressの活用を検討している方は、下記内容を参考にしてください。
Colorful
出典:Colorful
Colorfulは、ランディングページ専用のWordPressテーマです。
「早さ」「直感操作」「カスタマイズ性」を兼ね備えており、最短3分でプロ級のランディングページが作成できます。
レイアウトも自由に変更できるので、どんな業種にも対応可能です。
料金 | 8,760円(税込) |
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OOPS!
出典:OOPS!
OOPS!は、成約率の高いランディングページをかんたんに作成できるWordPressのテーマです。
商品画像とテキストを時間差でフェードインするような、ビジュアル重視のデザインが特徴となっています。
また、クリック数やコンバージョン率を計測する機能も搭載しているため、ランディングページ改善にも最適なテンプレートといえるでしょう。
料金 | 19,800円(税込) |
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Danganページビルダー
Danganページビルダーでは、12種類のパーツを組み合わせるだけでランディングページを作成できます。
Danganページビルダーはテーマではなくプラグインとなるため、すでにWordPressで使用しているテーマを変更する必要がありません。
Danganページビルダーを導入するだけで、ランディングページに「ポップアップ表示」「メール配信サービス」などの機能をかんたんに追加できるのが最大の特徴です。
料金 | 12,800円(税込) |
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LIQUID LP
出典:LIQUID LP
LIQUID LPは、シンプルなランディングページ作成ができるWordPressのテーマです。
「リード」「プロダクト」「サービス」の3つのサンプルが用意されているので、目的にあったものを選定するだけで、かんたんにランディングページが作成できます。
料金 | 10,890円(税込) |
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OptimizePress
OptimizePressは、高品質な機能を搭載したWordPressのテーマです。
デザインの種類は300種類以上あり、メルマガ登録や会員サイトなどの機能も充実しています。
専用のエディタが設けられており、デザインの要素を選択するだけで、かんたんにランディングページの作成が可能です。
料金 | $199~(年間) |
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LP(ランディングページ)におすすめのテンプレート5選【LP作成ツール】
ランディングページにおすすめのLP作成ツールを紹介します。
かんたんにランディングページを作成したい方は、下記内容を参考にしてください。
ペライチ
出典:ペライチ
ペライチは、誰でもかんたんにランディングページが作成できるツールです。
テンプレートは200種類以上用意されており、そのなかで自社のイメージに近いものを選択して「画像」「テキスト」を追加するだけでランディングページの作成ができます。
料金 | スタートプラン:無料 ライトプラン:1,078円(月額) レギュラープラン:2,178円(月額) ビジネスプラン:3,278円(月額) |
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※税込表示
Jimdo
出典:Jimdo
Jimdo(ジンドゥー)は、プログラミング不要で誰でもかんたんにランディングページを作成できるツールです。
ツール内でテンプレートを選択してブロック要素ごとにコンテンツを編集するだけで、ランディングページの作成ができます。
Jimdoは操作性が優れたツールなので、ランディングページ作成がはじめての方におすすめです。
料金 | PLAYプラン:無料 STARTプラン:990円(月額) GROWプラン:1,590円(月額) |
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※税込表示
Wix
出典:Wix
Wix(ウィックス)は、かんたんなマウス操作のみでランディングページを作成できるツールです。
テンプレートは500種類を超えており、他社と被りにくいランディングページを作成できます。
また、WixはHTMLやCSSを活用したカスタマイズにも対応しているのが特徴です。
料金 | 無料プラン:無料 ベーシックプラン:990円(月額) アドバンスプラン:1,650円(月額) VIPプラン:2,924円(月額) |
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※税込表示
STUDIO
出典:STUDIO
STUDIO(スタジオ)は、コーディング不要でオシャレなランディングページが作成できるツールです。
STUDIOのインターフェースに慣れる必要はありますが、ほかのLP制作ツールでは実現が難しいコードを書いて作成したようなオリジナルのデザイン設計が実現できます。
デザインに特化したランディングページを作成したい方は、STUDIOをおすすめします。
料金 | Free:無料 Starter:1,280円(月額) CMS:2,480円(月額) Business:5,680円 (月額) |
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※税込表示
MOSH
出典:MOSH
MOSH(モッシュ)は、スマートフォンでかんたんにランディングページが作成できるツールです。
「予約受付」「決済」「顧客管理」を搭載したツールとなるため、小規模サービスを展開する方におすすめできます。
MOSHはすべての作業がスマートフォンで完結するため、パソコン操作が苦手な方はぜひ検討してみましょう。
料金 | 無料(決済額の8%を手数料として支払う) |
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まとめ
LP(ランディングページ)のテンプレート20選を紹介しました。
ランディングページのテンプレートには、下記3つの種類があります。
テンプレート | コスト | デザイン性 | 操作性 |
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HTMLテンプレート | ◎ | ◎ | △ |
WordPressテーマ | 〇 | ◎ | 〇 |
LP作成ツール | △ | △ | ◎ |
自社にあったテンプレートを選択して、ランディングページを作成してみましょう。
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